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【特集】新年号
2020年1月1日(水)8:44

バイクで夢に疾走/宮工・宮高 自転車競技部

冬トレで脚力強化、トップレーサーへ


トレーニングに励む宮工・宮高の自転車競技部のメンバー。左から、齋藤亘志さん(宮工2年)、南風原凜之介さん(宮工2年)、大島匠泰さん(宮高1年)

トレーニングに励む宮工・宮高の自転車競技部のメンバー。左から、齋藤亘志さん(宮工2年)、南風原凜之介さん(宮工2年)、大島匠泰さん(宮高1年)

 宮古工業高校(金城透校長)と宮古高校(津野良信校長)の自転車競技部は合同で練習を行っている。部員は宮工2人、宮高1人と少数だが3人全員が九州大会を経験しており、宮工の南風原凜之介さん(2年)は3月に熊本県と福岡県で開催される全国高校選抜自転車競技大会に出場する。

 南風原さんは昨年10月の県高校新人体育大会自転車競技で個人総合2位という成績を収め、全国大会への出場権を獲得した。

 宮工の齋藤亘志さん(2年)も同大会において同校が学校対抗総合で3位に入賞し、九州大会へ出場したが、レベルの違いを痛感したという。

 宮高の大島匠泰さん(1年)は高校から自転車競技を始めたが、先輩たちに引っ張られ、高校総体の九州大会に出場した。

 3人はシーズンオフの冬場、3本ローラーという器具を使って脚力を鍛えたり、1日に自転車で40~50㌔走って持久力アップに取り組んだり、それぞれが課題克服に向けてトレーニングに励んでいる。

 宮工の本村貴弥監督は「自転車競技部は九州や全国大会出場など実績を挙げ、学校中が期待している。さらに良い成績を残せるように頑張ってほしい」と期待を込めた。

 宮高の宮川知彦監督は「南風原は九州大会で決勝に残り、宮古勢として最高の成績を挙げた。他の部員も能力の伸びに手応えを感じている」と話し「自転車などの道具はそろっているので中学生とかが興味を持ってくれれば」と競技人口の拡大を望んだ。

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