子年生まれが一堂に/狩俣で新年合同同窓会
平良狩俣で子(ね)年生まれの合同同窓会が2日午後、狩俣集落センターで行われた。12歳~96歳までの約100人がスーツや着物姿などで会場に訪れ、12年ぶりの合同同窓会で旧交を温めながら子年の新年を盛大に祝い、無病息災を全員で願った。
狩俣地区では、1969(昭和44)年3月7日に初めて「酉(とり)年生れ合同祝賀会」が開催された。その酉年を起点に干支の順に行われ、今年で51回目。
舞台では、12~60歳までの子年の参加者たちがそれぞれの年代で余興を披露。地域を挙げて新しい年のスタートを祝った。
最年長参加者の1人の長浜キクさん(96)は、同窓会参加について「とってもうれしいよ。だって、自分の子供2人も一緒に3人で参加できるからね」と笑顔になった。
長女の博子さん(71)は「母には子供が9人いて、今回は子年生まれの私と四男(60歳)が参加している。母親はとても元気でこの同窓会も楽しんでいる」と話した。
趣向を凝らした余興が次々と舞台上で繰り広げられる中、各テーブルでは参加者たちが地域の近況や懐かしい話に花を咲かせ、和気あいあいと交流を深めていた。