04/19
2024
Fri
旧暦:3月11日 先勝 癸 穀雨

Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/cnet01/www/miyakomainichi/wp-content/themes/miyako-mainichi2021/single.php on line 90
社会・全般
2020年1月11日(土)8:54

【行雲流水】(塩の日)

 きょう、1月11日は「塩の日」でもある。歴史入門書によると、由来は戦国武将。駿河国の今川氏との同盟を破棄した武田信玄に、怒った今川側が相模国の北条氏政と妨害して、甲斐の国に塩が入らなくなった。領民は塩を取ることができず、困り果てていた


▼そこで見かねた越後国の上杉謙信が塩を送り、武田信玄の領地松本藩に到着したのが、この日だという。「敵に塩を送る」という語意が誕生した、記念の日である。敵対関係にある相手でも、相手が苦しい時には助けるという意味で使われる

▼宮古での製塩の歴史は、1737年に白川氏恵通が狩俣村で農務の暇に塩づくりを指導したのが、始まりとされる。その後、明治期から大戦までの間に、伊良部島で製塩業が営まれる

▼また、下地では1946年に、与那覇集落が製塩組合を組織し、戦争中に日本軍が使用していた製塩施設を譲り受けて、数年間、共同製塩を営んだが、台風被害などで施設が壊れ停滞した

▼1951年に、組合員の友利完誠さんの個人経営で復興。一時は塩田を増やしたが、薪不足などで2年後には閉鎖したという(下地町誌)

▼近年、狩俣西の浜で地元企業が製塩業を興し、「雪塩」の名前で販売、人気を誇っているのは周知のとおりである。(久)


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!