地域保育への貢献評価／市長に喜びを報告

厚生労働大臣表彰を下地市長（右から２人目）に報告した長田園長（同３人目）＝14日、市役所平良庁舎

　ふたば保育園の長田克子園長がこのほど、長年にわたる地域保育の充実や子供たちの健全育成への貢献が認められ、社会福祉功労者に対する厚生労働大臣表彰（社会福祉事業従事者等）を受けた。14日には市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ねて喜びの報告を行った。

　長田さんは「この受賞は地域の保護者や行政の支援のおかげであり、本当に感謝している。これまでの活動で行政からも多くの支援を受けて厳しい状況を乗り越えることができた。これからも頑張るので、これまで同様の支援と指導をお願いしたい」と感謝した。

　報告を受けた下地市長は「長い年月を市の子供たちのために頑張ってきたことが本当に素晴らしい。その豊富な経験談をぜひ後輩たちに伝える機会を設けてほしい。さらに活躍することを期待している」と話した。

　長田さんの従事年数は35年７カ月。その間に、保育活動専門委員として全国社会福祉協議会、全国保育協議会、全国保育士会より認定を受けて、保育現場や地域におけるリーダーとして活躍してきた。

　さらに、日本保育協会県支部理事を務め、後輩の育成に当たるとともに、児童の健全育成、組織の発展に尽力したことが認められた。

　報告には、市法人保育園連盟の金谷福代会長と同保育園の長田大樹副園長も同席し、その功績をたたえた。