2020年1月22日(水) 9:00

宮古管内飲食店1482件/保健所18年度

10年前に比べ2割増/営業許可件数
一般食堂は700件超え


観光需要を背景に飲食店の出店が増えている(資料写真)

観光需要を背景に飲食店の出店が増えている(資料写真)

 旺盛な観光需要で活況を呈す宮古管内において、食品衛生関係の営業許可を取る施設が増えている。宮古保健所がまとめた2018年度末の許可件数は2621件で、このうち飲食店は1482件。主流の一般食堂は718件で、10年前の08年度と比べて約2割伸びた。観光客100万人の食を満たす飲食業界の躍進が続く。


 保健所がまとめた年度推移によると、10年前に当たる08年度の飲食店営業許可施設は1177件。翌年は1254件、11年度は1307件、15年度には1454件に増えている。18年度は1482件まで伸び、増減を表す推移表はほぼ右肩上がりを描いている。


 飲食店の分類別許可件数を見ると、08年度は573件だった一般食堂が18年度には718件に増加。前年度と比べると25件増えている。酒類を提供する居酒屋など「その他」は08年度比131件増の673件。前年度比では14件増えた。


 増加の要因とみられるのが旺盛な観光需要だ。県食品衛生協会宮古支部の砂川靖夫支部長は「観光が一番の要因だろう。この5年で観光客が倍以上に増えたことが大きい」と語り、観光振興が飲食業界にもたらす相乗効果を挙げた。


 人の出入りの多さに比例して広がるビジネスチャンスを捉え、多くの事業家が島内外から飲食業に参入しているといい、観光客の多様なニーズに対応する食文化も根付きつつある。


 こういった飲食業界の活況で勢いづく管内の景気動向だが、課題もある。砂川支部長は「食中毒など確率的に高まるリスクへの備えが欠かせない」と話す。ノロウイルスなど一度感染が確認されると風評が広がり、地域経済に与えるダメージが小さくないためだ。砂川支部長は「既存の店舗も、新しく出店する方も、衛生管理を徹底していただきたい」と話し、食中毒を起こさない環境づくりの重要性を強調した。

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