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産業・経済
2020年2月5日(水)8:59

アーサ収穫が本格化

西原アーサ生産部会/今期6トンを見込む


収穫されたばかりの養殖アーサはトラックに積み込まれ宮古島漁協の施設に運ばれた=4日、平良の大浦船だまり

収穫されたばかりの養殖アーサはトラックに積み込まれ宮古島漁協の施設に運ばれた=4日、平良の大浦船だまり

 西原アーサ生産部会(仲間政宗代表、会員5人)による大浦湾での養殖アーサ(ヒトエグサ)収穫が1日から本格化し、4日までに計約800キロを水揚げした。会員で最初に収穫を始めた楚南幸博さん(68)は「アーサは上質だ。今後の冷え込み次第で豊作が期待できる」と予想した。

 昨年9~10月に養殖網に種付けし、11~12月に沖出しをし、特定区画漁業権が設定されている区域内で養殖されている。

 会員1人当たりの養殖網枚数は約200枚。1枚の長さは18メートル、幅1・8メートル。

 西原アーサ生産部会だけで今期の収穫量は6トンを見込む。上質のキロ単価は700円、それ以外は500~600円で推移している。昨年並みの取引価格とされる。

 2月末から収穫ピークに入り、4月に終了予定。

 養殖中の網にはアーサがびっしりと生育し、船上から特殊な機械を使って網を巻き上げながら収穫する。網に付着した砂などはジェットポンプの高速水で除去している。

 集荷したアーサはトラックに積み込まれ、宮古島漁業協同組合へ運ばれる。アーサは洗浄後、1月からフル稼働中の鮮度保持施設に保管され市場へ出荷される。

 楚南さんは「収穫作業は5人でやっており、今週いっぱいで1トン以上を収穫したい」と計画を打ち明けた。


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