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2020年2月6日(木) 9:00

クルーズ船欠航相次ぐ

新型肺炎で計9回に/管内経済への影響じわり


クルーズ船の欠航が相次いでいる。写真は2018年4月に平良港漲水地区のバースに接岸したスーパースタージェミナイ号

クルーズ船の欠航が相次いでいる。写真は2018年4月に平良港漲水地区のバースに接岸したスーパースタージェミナイ号

 新型コロナウイルスの感染拡大が、管内経済にも影響を及ぼし始めている。中国福建省から平良港に入るクルーズ船の欠航が相次いでおり、5日現在の欠航は計9回に達した。いずれもスーパースタージェミナイ号の欠航で、2月の入港はゼロになった。欠航船の乗客は免税店ツアーの参加者とみられており、消費影響額は限定的だ。ただ、3月以降も欠航が続けば、経済的損失の拡大は免れない。


 市港湾課によると、新型肺炎関連の「中国政府の意向による」欠航は、5日現在で1月は29日、2月は2日、5日、8日、11日、14日、20日、23日、26日の計9回となった。


 今月4回の寄港を予定している台湾基隆市からのスーパースターアクエリアス号は、今のところ運航するものとみられている。


 欠航が続くスーパースタージェミナイ号の平均乗客乗員は約2200人。2月に来島する予定だった乗客は、主に市内の免税店で買い物をするとみられていたため、交通事業所や免税店が経済的な損失を受けることになる。県の関連指標に基づいてはじく影響額(消費額)は単純計算で4億2500万円に上っている。


 一方で、観光地や飲食店などを巡ることがないことから、消費活動に係る影響は限定的とみられる。


 ただ、3月も20回以上のクルーズ船寄港が予定されている。この中にはスーパースタージェミナイ号と同様に中国から寄港する船が複数含まれており、新型コロナウイルスが終息しなければ欠航が続く公算は大きい。外国人観光客らによる消費活動喪失に伴う影響の広がりが懸念される。


 クルーズ船の寄港回数は観光入域客数の増減に直結する。事態の好転がなければ、19年度の観光客数は前年度を下回る見通しだ。


 新型コロナウイルスの感染拡大をめぐっては島内の関係団体も警戒を強めている。先月末には平良港保安委員会や臨時クルーズミーティングが開かれ、感染予防や消費影響額などについて情報を共有した。

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