04/19
2024
Fri
旧暦:3月10日 赤口 壬 
社会・全般
2020年3月26日(木)8:55

国保税課税限度額引き上げ/市へ答申

市国保運営協「妥当」と判断


下地市長(手前右)に諮問の答申書を手渡す下地会長=25日、市役所平良庁舎

下地市長(手前右)に諮問の答申書を手渡す下地会長=25日、市役所平良庁舎

 市国民健康保険運営協議会(下地昭雄会長)は25日、市から諮問のあった国民健康保険税の課税限度額の改定については「妥当」と下地敏彦市長に答申した。改定では基礎課税分の限度額を現行の61万円から63万円に引き上げるほか、介護納付金課税額に係る限度額は現行の16万円から17万円に引き上げる。

 国保税課税限度額で現行の対象は単身世帯で所得が724万180円以上で、基礎課税分が61万円となっていたが、引き上げ後は所得747万9701円以上で63万円となる。また、4人世帯では所得が661万1437円からが対象だったが、685万959円からとなる。

 今回の改定で、所得が高い人ほど高額となる税負担の課税限度額を引き上げることで、高所得者の負担額が増加し、中間所得層被保険者の負担に配慮した国保税の見直しが可能になる。限度額引き上げに伴い宮古島市内で対象となる世帯は174世帯から164世帯となる。

 一方、介護納付金課税額は単身世帯で所得が793万円以上であれば課税分が16万円となっていたが引き上げ後は所得843万円以上で17万円。4人世帯では所得が768万円から818万円以上となり、対象世帯は77世帯から66世帯へと減少する。

 市役所平良庁舎を訪れた下地会長が、3月23日の同協議会での審議で諮問事項については「改定は妥当と判断した」と答申。これを受け下地市長は「国保の健全運営はしっかりとやっていかなければならないが値上げは影響がある。国民健康保険制度を守るためには必要なことなので市民の皆さんにもお願いしたい」と述べた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!