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政治・行政 社会・全般
2020年4月11日(土)8:58

「外出、模合など自粛を」/玉城知事

週末に向け呼び掛け


「今週末に不要不急の外出、模合などの自粛」を呼び掛けた玉城デニー知事=10日、県庁

「今週末に不要不急の外出、模合などの自粛」を呼び掛けた玉城デニー知事=10日、県庁

 【那覇支社】玉城デニー知事は10日、県庁で定例記者会見を開催し、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、「この週末、県民は不要不急の外出を自粛してほしい。特に夜間の会食、模合などは感染が広がるリスクが高いので控えてほしい。県民一人一人の自覚と行動が何よりも大切だ」と強調した。

 新型コロナウイルスをめぐっては、沖縄本島中南部で市中感染が発生しているとみられている。一日で感染が確認された人数も、今週は最大11人と増加傾向にあり、那覇市医師会も「緊急事態宣言」を出して強い危機感を表明している。

 玉城知事は、会見で「県内は感染が拡大する時期に移行していると考えている。県外からの渡航自粛のほか、県民にも不要不急の行動を避けてほしいとしていた」と述べた。

 その上で、「しかし、県内で感染者が増加している。3密(密閉、密集、密接)や模合などを控えてほしい」と呼び掛けた。

 また、「マスクの着用、うがい、手洗いの徹底、せきエチケットなどにも気を付けていただきたい」「自分もうつさない、うつらないようにし、医療機関がつぶれるようなことにならないよう、県民一人一人が取り得る行動を確実に行ってほしい」と語った。

 慰霊の日(6月23日)に行われる沖縄全戦没者追悼式については、「現下の状況を考えると、日にちに変更はないと思うが、規模を縮小することになるのではないか」と述べた。

 このほか、会見では県庁に専任職員15人からなる「新型コロナウイルス感染症対策本部総括情報部」を設置し、取り組みを強化したことも発表された。

 保健医療部の糸数公保健衛生統括監は「患者の増加で、医療提供体制の調整やPCR検査の拡充などの業務が増加している。専属のスタッフで実行するよう、体制の整備を図った」と強調した。


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