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2020年5月29日(金) 8:59

全動植物8867種収録/宮古島市史を発刊

祭祀編、自然編別冊/市教育委員会


宮古島市史の発刊をアピールする(左から)久貝委員長、下地委員長、宮國教育長=28日、市役所城辺庁舎

宮古島市史の発刊をアピールする(左から)久貝委員長、下地委員長、宮國教育長=28日、市役所城辺庁舎

 市教育委員会(宮國博教育長)は28日、市役所城辺庁舎で記者会見し、『宮古島市史第二巻祭祀(さいし)編(中)悉皆(しっかい)調査<平良地区>』と『宮古島市史第三巻自然編第Ⅰ部みやこの自然 別冊』を発刊したと発表した。別冊は「ビジュアル みやこの自然」と「宮古諸島生物目録」からなり、初めて全動植物8867種が明らかにされ詳細な分類で収録されている。「宇宙からみた宮古諸島」のカラー写真なども収めた「ビジュアル みやこの自然」は県内市町村史では初の試みという。今後各分野の研究成果が高く評価されそうだ。


 宮國教育長は「祭祀編は、宮古島の祭祀を残していく上で重要な資料となる。自然編別冊は、昨年刊行された本編を補完するもの。これらの資料で国内、世界へグローバルに宮古島の豊かな自然を発信していくことができる」と活用の大切さを述べた。


 市史編さん委員会の下地和宏委員長は「祭祀編には340余りの祭祀が網羅されている。特に池間島や島尻地域では住んでいる人たちの調査が生かされ意義がある」と語り、地域の協力に感謝の意を表した。


 自然編小委員会の久貝勝盛委員長は「宮古諸島で見られる全ての生物を細かくリストアップした。動植物8867種が載っている。小さな宮古諸島にこれだけの生き物が生きていることに、皆さんは感動すると思う」とアピールした。


 祭祀編には池間島、大神島、島尻、狩俣などのほかに、大浦、西原、荷川取、西仲宗根、東仲宗根、西里、下里、久松、鏡原、高野の年間祭祀が紹介されている。付録に村落祭祀関係史料を掲載。B5版、全662ページ、税込み5000円。400部発刊。


 自然編別冊は、宮古諸島の地形・地質等や気象関係資料の図、生物写真などで構成。宮古諸島に生息する動植物を対象とし、その和名、学名、分布の状況等を各分類群の配列基準に従って作成されている。A4版、全356ページ、税込み2000円。400部発刊。


 両書とも29日から平良のTSUTAYA沖縄宮古島店、Booksきょうはん宮古南店で販売される。


 問い合わせは、市教育委員会生涯学習振興課(電話77・4947)まで。 

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