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2020年7月7日(火) 8:59

路上寝の増加を懸念/宮古島署

リストバンドで適正飲酒訴え


件数ボードで路上寝取り扱い件数を周知している=6日、宮古島警察署

件数ボードで路上寝取り扱い件数を周知している=6日、宮古島警察署

 宮古島警察署(田場義浩署長)は7月に入り路上寝の対応件数が増加していることを受け、全署員が適正飲酒を呼び掛ける黄色のリストバンドを着用し「適正飲酒」を強く訴えている。夏本番を迎え、今後も路上寝がさらに発生することを懸念。「交通事故に巻き込まれる可能性があるほか、寝ている間にスマートフォンや財布などを取られたりなくしたりすることも考えられる」と注意を促している。


 2020年上半期(1月1日~6月30日)の路上寝の対応件数は235件。月別で見ると▽1月45件(前年26件)▽2月34件(同44件)▽3月46件(同45件)▽4月19件▽5月26件(同73件)▽6月65件(同100件)-で、前年と比べ35件減少している。


 4月からは新型コロナウイルス感染拡大防止対策として国や県の非常事態宣言などを受け、市内の飲食店などが営業を自粛。市による集会や宴会、大人数が集まるイベントの延期や中止、酒席でのオトーリを自粛する要請などがあり、減少につながったと考えられるが、5月下旬に非常事態宣言が解除され、市内の飲食店でも営業を再開するなど飲酒する機会が増えたことで路上寝も増加したと思われる。


 路上寝は道路交通法違反になるだけでなく仮睡者狙いの窃盗や交通事故に遭う危険性がある。実際に2015年には路上で眠っていた男性が車にひかれて骨盤骨折などの重傷を負う事故があり、昨年も路上寝に起因する人身事故が1件発生している。


 路上寝の背景には多量飲酒も多いことから同署や宮古島市など関係機関6団体が「美(か)ぎ酒(さき)飲み運動」を展開し「適正飲酒」を呼び掛けている。6日、同署で行われた署長点検には署員たちが「美ぎ酒飲み運動」を呼び掛ける黄色いリストバンドを着用して参加。また、署内に路上寝の発生件数を知らせるボードを設置し、機会あるごとに適正飲酒を呼び掛けていく方針だ。


 同署では路上寝を見掛けた場合には「無用なトラブルを避けるためにも自分たちで起こすようなことはせずに通報してほしい。通報後には交通事故に遭わないよう警察官が来るまで見守ってほしい」と協力を求めた。

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