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社会・全般
2020年7月16日(木)9:00

宮古島シティが着工/4店舗目、最大規模

ドームに隣接 再来年夏開業/サンエー


食料品、家電、ドラッグストア、雑貨、外食などが入居する予定の「サンエー宮古島シティ」(仮称)の完成予想図

食料品、家電、ドラッグストア、雑貨、外食などが入居する予定の「サンエー宮古島シティ」(仮称)の完成予想図

 サンエー(本社宜野湾市、上地哲誠社長)が平良下里(JTAドーム宮古島に隣接)に計画している大型ショッピングセンター「サンエー宮古島シティ(仮称)」の建設工事が15日から始まった。2022年夏のオープンを予定している。宮古島市では4店舗目で最大規模となる。

 施設はこれまで計画していた鉄骨地上3階建てから地上2階建てに変更。2階部分に予定していた衣料品売場は設けず、1階部分に食料品、家電、ドラッグストア、外食等の店舗などが入居する。2階部分は駐車場スペース。

 同日に行われた起工式の前に、上地社長は市役所平良庁舎で下地敏彦市長と会見を開き、店舗規模を見直した理由などについて説明した。

 会見で、上地社長は「計画を発表した15年の段階では1万5000平方メートルの店舗規模を計画していたが実際の店舗面積は5853平方メートルということになった。近年の異常な建築費の高騰や経済環境が激変したことを受けて計画の見直しをせざるを得なくなった」と説明。

 その上で「従来の計画のままで進めると経営的に厳しくなる。店舗に対する投資額と売り上げを考えるとバランスが崩れることから今の規模になった。それでも市民の生活に必要となる食料品、電気、ドラッグなどに重点を絞った。衣料品販売などについては既存店と役割分担すればバランスは取れると思う」と理解を求めた。

 駐車場スペースについては、屋上部分(約280台)を含めて全体で530台を予定している。 

 宮古島シティの着工について、下地市長は「周辺には宮古空港、JTAドームが隣接し、年明けには市の新しい総合庁舎も業務をスタートする。新庁舎を核として宮古島シティとも連携して新しい街づくりを進めていくので、住民に愛される店舗になってほしい」と期待を寄せた。

 そのほか、入居店舗について上地社長は「まだ宮古にないものを集結させたい。エディオン(家電販売)やマツモトキヨシ(ドラッグストア)についてもまだ宮古島には展開できていない。そのほかにも新しいものを用意したい。食についてもスケールアップして幅を広げていきたい」と意気込みを示した。

 「宮古島シティ」は県内では87店舗目。同社によると、規模的には読谷村の「大湾シティ」や八重瀬町の「八重瀬シティ」とほぼ同規模になるとしている。


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