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2020年9月29日(火) 8:59

撮影スポットを手作り/下地島空港ターミナル

「さしばの翼」壁画完成


参加者らは「さしばの翼」壁画の完成を祝って記念撮影した=28日、みやこ下地島空港ターミナル

参加者らは「さしばの翼」壁画の完成を祝って記念撮影した=28日、みやこ下地島空港ターミナル

 下地島エアポートマネジメント(伴野賢太郎代表)は28日、みやこ下地島空港ターミナルで、さしばの翼フォトスポット(壁画)制作を行った。伊良部島小学校・中学校(愛称・結の橋学園)の児童10人と生徒1人の計11人が、下地島・伊良部島と上空に舞う「さしばの翼」壁画を完成させた。壁画がくっきり浮かび上がると、子どもたちは「きれいない絵だ」と歓声を上げていた。


 今回の壁画制作は、みやこ下地島空港ターミナル施設への来訪者サービスの一環。地域に愛される渡り鳥「サシバ」をモチーフに壁画を制作し、観光客に「サシバ」についての認知向上を図り、また親しんでもらうことを目的に企画された。


 さしばの翼壁画制作には、5年生の児童10人と中学3年の生徒1人が参加した。匠アトリエ代表で現代美術家の北田匠さんが指導し、共同制作で完成させた。


 下地島と伊良部島の色合いは夕焼けのグラデーションをイメージした。サシバの翼の間は撮影の対象となる人が立って記念撮影できるように空間をもたらした。一般駐車場からチェックイン棟に向かう通路の建物壁に縦・横とも3㍍の大きさで描いた。


 伴野代表は「壁画のサシバのように伊良部の子どもたちが、大きく羽ばたいてほしい」と願った。


 参加した5年の比嘉佑愛さんと渡久山琴海さんは「壁画を見ていて、気持ちが良くなった。きれいに描かれ楽しかった」と笑顔で話した。


 中学3年の高志保優悟さんは「貴重な体験で、いい思い出になった」と感想を話した。


 同校の宮城克典校長は「教育目標の一つに『ふるさとに誇りを持ち、世界に羽ばたく伊良部の子』がある。このような思いで壁画を鑑賞した」と強調した。