宮古毎日新聞(電子板)の試読はこちらから|宮古毎日新聞社

2020年10月11日(日) 8:59

ごみ減量に理解深める/クリーンセンター見学会

3棟の機能、役割学ぶ


ごみ処理の様子を映し出したモニターを見ながら説明を聞く市民ら=10日、市クリーンセンター

ごみ処理の様子を映し出したモニターを見ながら説明を聞く市民ら=10日、市クリーンセンター

 第1回施設見学会が10日、市クリーンセンターであり、親子連れら市民20人がセンター内を見学しながら、処理の大変さに驚き、ごみ減量に理解を深めた。市クリーンセンターは2016年に焼却棟、18年にリサイクル棟、今年4月にプラザ棟が完成した。


 プラザ棟はリサイクルに関する啓発の拠点として、ごみの減量と資源化、再利用の推進を図る施設。再生品や不要品の展示、リサイクルに関する研修や情報発信を目的としている。完成後、新型コロナウイルスの影響で市民を対象にした見学会を開くことができず、この日が初めての開催となった。


 見学会には応募した20人が参加した。参加者はプラザ棟で市環境衛生課の職員からセンターの概要の説明を聞いた後、リサイクル棟、焼却棟で担当者の説明を受け、分別作業を実際に見学した。その後、下地川満にある一般廃棄物の最終処分場まで移動、戻ってからはプラザ棟で職員からごみ減量のため推進する3R(リデュース・リユース・リサイクル)などの説明を受けた。


 リサイクル棟では不燃・粗大ごみ、缶、瓶類をリサイクル(再生)しやすいように分別処理した上で、梱包(こんぽう)し、リサイクル業者に搬出している。市民らは最初にリサイクル棟をコントロールする中央操作室に入り、担当者が機械に取り付けられたセンサーや計器、監視カメラを見ながら、ごみ処理の状態や機械の状態をチェックしている様子を見学した。


 分別作業を行っているヤードでは実際に手作業を見学した。担当者は「ペットボトル、瓶、缶には種類が違うものや汚れが残っているものが混ざっていることがあるので、機械では選別できないため手分別という方法でやらざるを得ない」と話し、家庭からのごみ出しにも協力を求めた。特に乾電池ではない加工された2次電池と呼ばれる電池を混ぜないよう強く求めた。市民らは説明に大きくうなずきなら、ごみ処理作業の大変さを学んでいた。