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2020年10月21日(水) 8:59

学校新聞が通巻100号/平良中新聞部発行「S・Y・S」

コロナ禍、明るい話題届ける


「S(さすが)Y(やっぱり)S(それでこそ)新聞」の100号を発行した部員たち=20日、平良中学校

「S(さすが)Y(やっぱり)S(それでこそ)新聞」の100号を発行した部員たち=20日、平良中学校

 紙面の質は全国大会でも高く評価されている平良中学校新聞部(川満健成部長)。今年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で入学式が遅れたこともあり、同部が発行する「S・Y・S新聞」は6月からスタート。毎月2回発行して、今年の「新聞週間」がスタートする前日の10月14日には節目となる通巻100号を発行した。若い世代の新聞離れが叫ばれる中、部員たちはコロナに負けず、明るい話題を学校全体に届けようと日々の活動を展開している。


 同部は2015年に創部され、積極的な活動を展開。全国小・中学校・PTA新聞コンクールでは、これまでに佳作4回、努力賞を1回獲得している。


 今年は、新型コロナが学校生活にも大きな影響を及ぼし、紙面でも運動会が中止になったことや、島外に行く予定だった修学旅行が島内になったことなどが報じられた。


 しかし、その内容は悲観的なものではなく、生徒たちの前向きなコメントを紹介しているほか、島内で行われる修学旅行については3年生が楽しみにしている活動についてのアンケート調査結果を紹介するなど、常に明るい話題として掲載してきた。


 「S・Y・S新聞」は生徒全員に配布されるほか、平良第一小学校などにも届けられ、中学に進学する6年生に平良中をより身近に感じさせることにも効果を発揮しているという。


 顧問の伊波裕子教諭は「以前は部員を確保するのが大変だったがここ数年は小学校時代に新聞を読んだ子どもたちが自ら入部してくれて頑張ってくれている」と笑顔で話した。


 今後の新聞づくりについて、川満部長は「新型コロナで慌ただしい世の中だが、学校内のちょっとした出来事や楽しいことをこれからも伝えていきたい」と話した。


 そのほかの部員からも「楽しくなる記事を書きたい」「生徒に関心を持ってもらうために時事問題も記事にしていきたい」などの声が聞かれた。 


 100号の紙面では、今年の新聞週間のことにも触れられている。その中の記事では「同週間中は進んで新聞を読み、新しい発見をしましょう」と呼び掛けている。 


 同部の部員は次の通り。(敬称略)
 部長=川満健成(3年)▽副部長=仲間心桜(2年)▽部員=富山はるり(3年)、中尾心美(同)宮國藍(2年)長濱智佳(1年)翁長采音(同)