04/21
2024
Sun
旧暦:3月12日 友引 甲 
社会・全般
2020年10月25日(日)18:05

比嘉大吾「勝って世界のチャンスを」 計量後に会見

 26日、移籍後初試合


 【那覇支社】プロボクシングの元WBC世界フライ級王者で宮古工業高校卒の比嘉大吾選手(25)=Ambition=が25日、26日に行われるバンタム級10回戦(後楽園ホール、ノンタイトル)の計量後にオンラインで会見した。今回、対戦するのは堤聖也選手(24)=角海老宝石=。移籍後初となる試合に向け、比嘉選手は「良い練習ができ、コンディションは良い。後は試合だけ」としつつ、「パワーアップした自分が出せれば勝てると思う」と勝利への自信をのぞかせた。



 同日の計量を一発クリアし、終始リラックスした表情の比嘉選手は、「(減量の)最後らへんはちょっときつかったが、順調に落とせた感じ」と振り返りつつ、「珍しくリラックスしている。練習や周りのスタッフなど良い環境でやらせてもらっているので、モチベーションは高い」と説明した。


 その上で、「ボクシングだけに集中できる環境を整えてくれる周りのスタッフ、関係者がいる。勝ったらチャンスも出てくるので、自分は結果を出すだけ」と述べた。


 さらに、「もう一回、ボクシングをやると決めた以上は世界王者になりたい。まず、明日の試合に勝ってチャンスを貰えたらと思う」と決意を示した。


 比嘉選手は現在、バンタム級でWBC8位、WBA9位。宮古工業時代に2戦し、2度判定負けしている堤選手(日本バンタム級13位)との対戦について、比嘉選手は「気持ちが強いボクサー。昔から知っているので、情報は映像を少し見たぐらい。どんな展開になるかは分からない」と述べた。


 浦添市出身の比嘉選手は、宮古工業高校を卒業後にプロデビューし、2017年5月にWBCフライ級王者となった。18年2月の2度目の防衛戦で15戦連続KO勝ちの日本タイ記録を樹立したが、3度目の防衛戦で計量に失敗し、ライセンスの無期限停止処分を受けた。


 処分解除後、今年2月の再起戦で1年10カ月ぶりのKO勝利を飾ったが、3月に白井・具志堅スポーツとの契約を解除。6月にAmbitionとの契約を発表していた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!