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2020年11月11日(水) 9:00

都計審が都市計画決定/新し尿処理施設

伊良部佐和田に建設/24年度供用開始目指す


長濱副市長(右)が委員に委嘱状を手渡した=10日、市役所下地庁舎

長濱副市長(右)が委員に委嘱状を手渡した=10日、市役所下地庁舎

市都市計画審議会(下地義治会長)の2020年度第1回審議会が10日、市役所下地庁舎で開かれ、下地敏彦市長から諮問された市伊良部佐和田に建設する新し尿処理施設の都市計画決定について、審議の結果、全会一致で同意した。18日に下地市長に答申する。21年度から基本設計策定に着手し23年度完成、24年度の供用開始を目指す。


審議会冒頭、長濱政治副市長は「現在、市でのし尿処理は汚泥を希釈して下水道処理施設のパイプに投入するという方法で行っている。宮古島は観光客が100万人を超えている。将来、今の処理施設ではオーバーすることが目に見えている。これまで議論を重ね、伊良部島に建設したいと諮問した。観光客が増え、ホテル・アパートが多く建ち、移住者も多い。その需要に対してしっかり処理できる施設をつくらなければならない」と都市計画決定に理解を求めた。


建設地は白鳥崎近くの旧伊良部町のし尿処理施設があった土地。敷地は約4000平方㍍。1日の処理能力は49㌔㍑。建設費は36億円を見込んでいる。


市内から発生するし尿は原則として新施設で処理するが、下水道施設も使用できるとしている。垣花和彦生活環境部長は「新施設の完成までに、業者と話し合い、経費や使い分けなど協議していきたい」と説明した。


審議会に先立って委員に対する委嘱状交付が行われ長濱副市長が手渡した。委員の中から会長に下地氏、副会長に喜屋武照玄氏を選任した。


その他の委員は次の通り(敬称略)。


吉井良介▽伴野賢太郎▽上地廣敏▽前里光健▽多宇陽祐▽豊見山貴仁▽中尾 忠筰▽宇久田隆▽西原倫▽▽金城盛康▽宮里義久▽下地信広