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教育・文化
2021年1月7日(木)8:59

第4回宮古島文学賞 候補8作品を発表/市文化協会

最終選考候補作品を発表する饒平名市文化協会長(左から2人目)、大城文学賞運営委員長(同3人目)、松谷初美市文化協会事務局長(左)、新田由佳事務局(右)=6日、市未来創造センター

最終選考候補作品を発表する饒平名市文化協会長(左から2人目)、大城文学賞運営委員長(同3人目)、松谷初美市文化協会事務局長(左)、新田由佳事務局(右)=6日、市未来創造センター

 市文化協会(饒平名和枝会長)は6日、第4回「宮古島文学賞」の候補8作品を発表した。最終選考会は2月4日午後5時から、宮古島市内で行われる。饒平名会長は「改めて文学の可能性、文学の力は無限大であることを感じさせてくれた。多くの作品が島の魅力、島の持つエネルギーを発掘してくれたように感じている」と述べた。

 テーマは「島」で、今回は県内外から132作品の応募があった。第1次選考会(昨年12月7日)で20作品が選ばれ、第2次選考会(5日)で8作品に絞り込まれた。

 最終選考会の委員は、作家の椎名誠さん(委員長)、児童文学作家のもりおみずきさん、詩人で作家の大城貞俊さんの3人で、一席、二席、佳作の入賞作品を決定する。

 最終選考候補作品の発表は市未来創造センターで行われ、饒平名会長は、2次選考会の委員からは情景描写や心理描写、ストーリー性など、表現力に優れた力強い作品が寄せられているとの感想があったことを報告した上で「市民の皆さんには作品を通して得られる感動、作品の持つパワーを感じ取ってもらえれば」と話した。

 大城裕子文学賞運営委員長は選ばれた8作品について、「魂を揺さぶられるような作品」「一人の老人によって語られるある特殊な能力を持った人々が暮らす島の物語」「少年2人が遭遇したある夏の事件を基に描かれた青春小説」「島の秘祭の動画がSNSで拡散し、その秘祭の是非を問う物語」などと紹介。「島を共通項にしつつも個性的な作品が残った。全体的に筆力が高く人物描写に優れた作品、豊かな表現力が光る作品、技巧的で無駄のない文章でつづられた作品など徐々にレベルが上がってきているように思う」と話した。

 入賞作品の発表は2月5日、授賞式・祝賀会は3月6日にそれぞれ市内で行われ、一席には副賞50万円、二席には10万円がそれぞれ与えられる。

 最終選考候補作品は次の通り。(五十音順)
 「家出は舟で」
 「神歌由来」
 「島の音」
 「朝光の畑」
 「嘆きの森」
 「不死王の島」
 「猫投祭(まゆーなぎー)」
 「レモン色の月」


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