宮古毎日新聞(電子板)の試読はこちらから|宮古毎日新聞社

2021年2月10日(水) 8:59

弁当求め職員どっと/売店ずらり 市民にも人気

市役所新庁舎


昼食時間帯は職員や来庁者、周辺施設の関係者らでにぎわっている弁当の販売エリア=9日、市役所

昼食時間帯は職員や来庁者、周辺施設の関係者らでにぎわっている弁当の販売エリア=9日、市役所

 市消防本部の北側に新しい市役所庁舎が1月4日に開庁して業務をスタートさせたが、周辺に飲食店が少ない環境の中で職員にとって、悩みの一つが昼食だった。しかし、開庁から1カ月が経過し、庁舎敷地内に設けられた弁当の販売エリアには昼食時間帯になると弁当などを販売する民間の売店が並び、昼食を求める職員や来庁者でにぎわっている。


 新庁舎となってから職員の昼食については、弁当持参か自宅に戻る職員以外が庁舎敷地内で販売している弁当を購入しているようだ。


 市財政課用度管財係によると、すでに業者からの申請を受けて15件を許可しており、内訳は1件がキッチンカーで14件が弁当販売となっている。


 許可の条件は、営業許可証を持っている店で、現在も4件の弁当販売が許可待ちの状況という。


 同係によると開庁後すぐに民間からの申請の相談があり、開庁翌週から販売を開始。「利用率は高いし、外部の人たちも買いに来ているのでにぎわっている」と話した。


 実際に販売している業者に話を聞くと、消防の職員や来庁者も購入するので正午前に売り切れるケースもあるという。


 売り上げの勝負は、正午からの5分間ということで、9日の正午すぎに販売エリアの様子を見ると、一気に多くの職員が弁当購入に訪れ、5分後にはあっという間に人の流れは止まった。


 弁当購入に訪れた職員からは「周囲に昼食を食べる店が少ないので、こうしていろいろな弁当が近場で選べて購入できるのは本当に助かる」との声が聞かれた。


 同係によると、現在のところ許可数の上限はないが、もし、乱立し混雑するなど周囲に迷惑を掛けるような状況になれば制限も検討するとしている。