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2021年3月7日(日) 20:21

県内18人コロナ感染 宮古は8日連続で新規ゼロ

 【那覇支社】県は7日、県関係で新たに18人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。また、これまで県内で変異株の発症例は見つかっていないことも明らかにした。宮古地区での新規陽性者は8日連続で確認されず、療養状況も宮古病院に入院中の新型コロナウイルス感染症患者が1人(中等症)のままという。




 オンラインで会見した県保健医療部の糸数公保健衛生統括監は、県内の感染状況について、直近1週間の新たな感染者数が131人となり、1日平均では20人弱となっていると指摘して「(県独自の)緊急事態宣言解除後、少しずつ1日当たりの感染者数が増加している」との認識を示した。



 その上で、「3月の後半に国の緊急事態宣言(1都3県で継続中)が解除されると、人が多く入って来て(感染が)増加する危険があるので、今は抑え込んでおきたい。一番感染経路で多い飲食関係への注意と、少し増えてきている施設内などで広がらないよう(感染防止対策を)地道に続けていく時期だ」述べ、引き続き感染対策の徹底を呼び掛けた。



 県内での変異株については、「保健所からの依頼で、随時検査を行っているが、現時点では見つかっていない」と説明した。



「交流が活発化すれば感染リスク上昇」


 同日の感染者を居住地別で見ると、那覇市が5人で最も多く、次いで沖縄市の4人、豊見城市と中部保健所管内が各3人など。年齢別では、70代が5人と最多で、80代と30代が各3人、60代と50代、20代が各2人などとなっている。



 また、新規感染者18人のうち感染経路が県内確定例の接触者と分かっているのは13人。内訳は、医療機関と高齢者施設を含む施設内感染が8人、家族内が3人、飲食・会食と友人・知人が各1人という。



 先島地区では、宮古では2月27日、八重山では2月23日を最後に感染確認が発表されていない。ただ、県は「人の交流が活発化すれば(宮古地区でも)感染のリスクが上がってくることは、ぜひ理解してほしい」としている。



「10万人当たり感染者数、沖縄は全国4位」


 直近1週間の新規感染者数(人口10万人当たり)は、沖縄県が8.77人で、国の緊急事態宣言が延長された1都3県のうち神奈川県(8.55人)を抜いて全国4位。最多は千葉県の13.74人で、次いで東京都13.39人、3位は埼玉県9.33人などの順となった。



 新型コロナ以外の一般病床の利用率は、宮古地区78.3%、八重山地区74.8%、沖縄本島地区91.4%で、県全体では90.0%という。県が定める7項目の警戒レベル判断指標は、新型コロナ対応の病床占有率(県全体で55.3%)、療養者数(276人)、直近1週間の新規感染者数(131人)の3指標が、2番目に高い「感染流行期」となっている。