04/20
2024
Sat
旧暦:3月11日 先勝 癸 穀雨
産業・経済
2021年3月10日(水)8:58

高濃度発酵アルコール製造/佐平建設

キビの糖蜜原料 バイオエタ施設で


サトウキビ由来の発酵アルコールをPRする大嶺さん(右)ら=8日、下地上地

サトウキビ由来の発酵アルコールをPRする大嶺さん(右)ら=8日、下地上地

 島内建設大手の佐平建設(佐平八十男社長)が下地上地にあるバイオエタノール製造施設で濃度92~95%の発酵アルコールを製造し、3月から販売を始めた。同社の大嶺太亮取締役によると、90度を超える濃度のアルコールを製造しているのは県内で同社だけだという。

 原料は製糖工場から、粗糖製造の過程で出る「糖蜜」を仕入れている。大嶺さんは「宮古島産のサトウキビから生まれた糖蜜を原料として、宮古島の工場で発酵・蒸留して製造している。すべて宮古島産だ」とアピールしている。また「植物由来の発酵アルコールで、環境にも優しく安心して安全に使える」と強調した。

 用途は手指の除菌、洗浄、テーブルや家電、ドアノブ、手すりなどの除菌に使える。

 同社は、市の指定管理を受けている日本アルコール産業から施設を借り受け、昨年から工場を稼働させ、肥料などの製造を目指してきた。

 発酵アルコールの問い合わせは同社工場(電話79・7888)まで。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!