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2021年3月25日(木) 8:58

聖火リレーきょうスタート/東京五輪

宮古5月2日、ランナー14人


 新型コロナウイルス感染症の全国的拡大で延期となった東京五輪の聖火リレーがきょう25日、福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」(楢葉町、広野町)でスタートを切る。約1万人のランナーが121日間にわたって47都道府県、859市町村を巡り、5月2日午後には宮古島で聖火ランナーが市内のコースを力走する。聖火は開会式が行われる東京・国立競技場に7月23日に到着する。


 市での聖火リレーは公設市場付近をスタートして下里通りを進み、平良第一小学校、県宮古合同庁舎を通り、市消防本部東側の信号を左折して市役所にゴールする。


 市によると市内を走る聖火ランナーは14人。このうち、市の代表ランナーには亀濱敏夫さん(95)、加藤伸一さん(61)、前泊照美さん(62)の3人が選ばれている。


 市在住の亀濱さんは、県内を走行するランナー(43個人、1団体)の中では最年長。全日本マスターズ陸上競技選手権では過去に「M90クラス(90~94歳)」の100㍍、200㍍、400㍍の3種目で連続優勝している。


 前例のないコロナ下の聖火リレーだが「これまでも健康維持のために毎日走っていたので、特別なことではない。体調はまずまず。(聖火リレーは)競走ではないので、本番では練習通りに無心で走りたい」と話している。


 前回1964年の東京オリンピックでは離島は聖火リレーコースに含まれていなかったが、今回は宮古島市、石垣市、座間味村を聖火リレートーチを持ったランナーが駆け巡る。


 ランナーが持つトーチのデザインは、日本人になじみの深い桜をモチーフにしている。東日本大震災被災地の仮設住宅の材料に用いられたアルミニウムの廃材を使用しており、「希望の道を、つなごう」を聖火リレーのコンセプトに福島県から出発する。