1玉100円で販売へ/あたらす市場
10日「とうがんの日」で
島産トウガンを広くアピールし、地産地消などで消費拡大を図るイベントが10日にJAファーマーズマーケットあたらす市場などで開かれる。午前9時から宮古島産のトウガンを1玉100円で販売するほか、トウガン料理レシピの紹介や加工食品の販売なども予定されている。トウガンの沖縄方言「シブイ」の4と、「トウガン」の10の語呂合わせから4月10日は「とうがんの日」。県経済連が1998年に制定した。
イベントを前にJAおきなわ宮古地区本部や地区とうがん専門部会が6日、同市場で会見を開き、開催概要を説明した。
即売会では1人2玉まで購入できる。2000玉を準備する予定。JA女性部によるトウガン料理や、みゃーくの味加工推進協議会によるトウガンスイーツなどの販売も予定している。
会見で実行委員長の砂川隆JAおきなわ宮古地区本部長は「出荷される野菜の中でトウガンは重要品目の一つであり、今では全国でもトップの生産量を誇る産地。今回のキャンペーンでさらなる消費拡大を図りたい」と話した。
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、例年実施してきたイベントセレモニーは中止する。さらに、昨年に引き続き3密防止の観点から、同市場だけでなくAコープ店舗(城辺店、下地店、上野店、佐良浜店)でも販売される。