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2021年5月14日(金) 14:42

【時事】前市長「選挙資金」と説明=陸自駐屯地汚職―沖縄県警

 陸上自衛隊駐屯地の沖縄県宮古島市への配備をめぐる汚職事件で、収賄容疑で逮捕された前市長の下地敏彦容疑者(75)が逮捕前、県警の任意の事情聴取に「もらった金は市長選の資金のためだった」という趣旨の説明をしていたことが13日、関係者への取材で分かった。


 県警は13日、下地容疑者と贈賄容疑で逮捕したゴルフ場経営会社役員、下地藤康容疑者(64)を那覇地検に送検。宮古島市内の敏彦容疑者の自宅や市役所を家宅捜索した。


 敏彦容疑者は、陸自駐屯地配備計画の受け入れ表明により、候補地のゴルフ場を経営していた藤康容疑者に便宜を図った見返りとして、2018年に現金約650万円を受け取った疑いで逮捕された。


 敏彦容疑者は今年1月の市長選で4選を目指したが、落選。関係者によると、その後の事情聴取に現金の授受を認め、選挙資金にする予定だったと話したという。