産業・経済
2021年7月31日(土)8:58
「トビダイ」に歓声/大物カツオ水揚げピーク
伊良部漁協
伊良部漁業協同組合所属のカツオ一本釣り漁船に大物カツオの水揚げがピークを迎えている。29日も約12キロの大物カツオが揚がり、関係者を喜ばせた。
地元で、大物カツオは「トビダイ」(飛び抜けて大きいカツオ)と呼ばれ、1匹当たりの重さ7~8キロ以上がそう呼ばれているという。
喜翁丸の漢那竜也船長は「まだ、パヤオ(浮魚礁)周辺で結構漁獲高があるので、そこが少なくなれば漁場が広がってトビダイの水揚げもさらに増えてくると思う」と話した。
この日、揚がったトビダイを見た子供たちからは「大きいね」「刺し身にして食べたい」などの声が聞かれた。
トビダイは、南方からの黒潮に乗ってきたとされ、パヤオで釣れたカツオよりも脂が乗って、おいしいという。