キビ要件審査始まる/JA対策室
対象農家は5000件
JAおきなわ宮古地区営農振興センターさとうきび対策室は2日から、サトウキビ交付金に係る要件審査を開始した。対象は約5000件の生産農家。同対策室では調査漏れがないよう注意を呼び掛けている。対策室で「コロナ対策を十分に取ってほしい。必ずマスクを着用して来場してほしい」と呼び掛けている。
平良、城辺、下地、上野の4地区はJAおきなわ宮古地区本部2階大ホールで実施する。伊良部地区は12日以降にJAおきなわ伊良部会議室、前里多目的施設で開かれる。
3日は平良の宮原や腰原などの各原料区の生産者を対象に実施した。午前9時の開始に合わせて生産者が次々と訪れ、必要な手続きを済ませた。
サトウキビ(分蜜糖)の生産者は、糖価調整制度によって1トン当たり1万6860円(2021-22年産の基準糖度帯)の交付金を受け取ることができる。甘味資源作物交付金交付要綱で規定する生産者要件に該当することが条件。
生産者は、受け取ったはがきと印鑑を持参し、指定の期日と時間内に、調査に応じなければならない。
指定期日の調査が難しい場合は、事前にJAの対策室まで連絡を求めている。問い合わせは同対策室(電話72・1341)まで。