04/20
2024
Sat
旧暦:3月11日 先勝 癸 穀雨
スポーツ
2021年9月26日(日)9:00

ボウリング場が閉館へ/今年末、52年の歴史に幕


52年の歴史に幕を下ろす宮古ボウリングセンター=25日、平良下里

52年の歴史に幕を下ろす宮古ボウリングセンター=25日、平良下里

 宮古ボウリングセンター(平良あつ子社長)が12月31日で閉館することが分かった。オープンから52年間が経過し、建物の老朽化が大きな理由。閉館後、土地や建物は売却され、事業は引き継がれない見込み。昭和、平成、令和の3時代で、半世紀以上も市民に愛された娯楽施設が、その歴史に幕を下ろす。(11面に関連)

 平良社長は「52年間ありがとうございました。長く続けられたのは、多くの皆さんに支えられたおかげであり、感謝している。閉館することは寂しいことだが、ご理解いただきたい」と述べた。

 市内唯一のボウリング場として、1969年11月に開館した。その後、スコアの電子化やレーンの改修などを行いながら営業を続けてきた。娯楽が少ない宮古島では、家族や仲間内で気軽に楽しめるスポーツとして人気を集めた。

 閉館を決めたのは1年以上前になる。東日本大震災以降は景気が傾き、来場者が減少。法律上の問題から建て替えもできないため、2~3年前から閉館の時期を話し合っていたという。

 同センターを定期的に利用する会員は約80人。月曜、木曜の2リーグで競技力向上や生涯スポーツとして親しまれている。会員らにはすでに閉館時期を告知してある。

 現在は緊急事態宣言中のため、営業日と時間を制限している。営業は月曜と木曜、土日祝日。時間は午前10時から午後8時まで。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!