04/24
2024
Wed
旧暦:3月16日 赤口 戊 
政治・行政
2015年3月27日(金)9:00

緊急時受け入れを要請/市地域自立支援協

医療要す児童を宮古病院で


宮古病院の安谷屋院長(右)に医療ケアが必要な児童の緊急受け入れを要請する松川会長ら=26日、市役所平良庁舎

宮古病院の安谷屋院長(右)に医療ケアが必要な児童の緊急受け入れを要請する松川会長ら=26日、市役所平良庁舎

 宮古島市地域自立支援協議会(松川英文会長)は26日午前、県立宮古病院の安谷屋正明院長に対し、医療ケアが必要な児童の緊急時の受け入れを要請した。安谷屋院長は要請の趣旨に理解を示した上で「今すぐできるという話ではないが、人的な問題、病床数をどうするかといったことも含めてその中で検討していきたいと考えている」と述べた。

 現在、宮古島市で酸素の吸引や吸入、導尿、インスリン注射、血糖測定などの医療的ケアが必要な児童は21人おり、その家族が主な介護者となっている。

 ただ、急な体調不良等によって児童の介護が困難になるケースがある。この場合は家族の中で調整をしたり、沖縄本島の施設で対応したりしているが、精神的にも経済的にも大きな負担を強いられている。

 このような実態は、地域自立支援協議会が実施したアンケートでも判明。緊急時に預けられる人や場所がないといった答えが大半を占めたという。

 要請は市役所平良庁舎で行われ、協議会の松川会長が「安心して子育てができるように、貴院にて家族の緊急時の本人受け入れを実施していただきたい」とする要望書を提出した。

 これに安谷屋院長は「4月から家庭医療センターを立ち上げる。これとの関連も含めて対応を検討していきたい」などと答えた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!