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産業・経済
2017年1月21日(土)9:05

153万人の過去最多/宮古空港16年旅客搭乗者数

前年比20万人の大幅増/本土直行便就航が要因

 宮古空港の定期便、臨時便、チャーター便を合わせた2016年の年間旅客搭乗数は153万281人で、過去最多だった15年の133万2856人を19万7425人も上回り大幅に記録を更新した。全日空(ANA)が同年3月から羽田直行便を新規就航させたことや、前年は期間限定運航だった関西直行便を通年就航にしたことなどが増加の主な要因と考えられる。

 旅客搭乗者数を月別で見ると、最も多かったのは8月で16万2825人。次いで7月の14万3164人、10月の14万553人。少なかったのはANA東京、関西直行便就航開始前に当たる1月の10万5231人と2月の10万6119人。

 路線別に見ると那覇-宮古線は116万5836人、羽田-宮古線は18万3878人、関西-宮古線は6万7641人、宮古-石垣線は7万5198人、宮古-多良間線は3万7191人だった。

 チャーター便で搭乗者数が多かったのは、アシアナ航空が1、2月と9月に就航させた仁川(韓国)-宮古便の2282人、フジドリームエアラインズ(FDA)が1月から5月と10、12月に就航させた小牧-宮古便の2204人や、2、3、11、12月就航の久米島-宮古便の2048人など。FDAはそのほか青森や山形、静岡、広島、高松、鹿児島など東北や中部、中四国、九州など各地の地方空港からもチャーター便を就航させた。

 年間旅客搭乗者数が大幅に増加した主な要因としては、ANAが16年3月から羽田-宮古、関西-宮古の直行便を1日1往復2便就航させたほか、9月と10月8、10日には羽田-宮古線を1日2往復4便に増便したこと、日本トランスオーシャン航空(JTA)が同年2月から那覇-宮古線使用機材の一部に従来機より座席数の多い新機種を導入したことなどが考えられる。


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