「行雲流水」 2010年5月のニュース一覧

2010年5月29日(土) 16:32 [企画・連載, 行雲流水]

普天間の移設先を辺野古と明記した日米共同声明

普天間の移設先を辺野古と明記した日米共同声明が出た。〝5月決着〟の幕引きだ。だが、辺野古への回帰策は県民の猛反発を招き、ひいては日米信頼関係にヒビが入るだけでなく、普天間の使用を長引かす拙策だ。 (全文を表示…)

2010年5月26日(水) 16:30 [企画・連載, 行雲流水]

岩波新書創刊70年記念アンケート

わが国で最初に「新書」を発行した岩波書店が岩波新書創刊70年を記念して各界で活躍している方々に次のアンケートを実施した。「岩波新書のうちで、長く心に残っている本、最近読んで感銘を受けた本、他の人々に薦めたい本を、短評を添えて挙げてほしい」。その結果、218名から回答が寄せられた。 (全文を表示…)

2010年5月22日(土) 16:27 [企画・連載, 行雲流水]

米海兵隊普天間基地の移設問題

米海兵隊普天間基地の移設問題がこれほど大きくしかも連日のように県外メディアや他府県民に受け止められたことがあっただろうか。県民ならば誰もが「無かった」と即答するにちがいない。 (全文を表示…)

2010年5月19日(水) 11:13 [行雲流水]

「沖縄の古謡コンサート」(~黒潮がつなぐ島々の古謡~)

今年3月、沖縄国際アジア音楽祭の企画として「沖縄の古謡コンサート」(~黒潮がつなぐ島々の古謡~)が浦添てだこホールで開催された。このコンサートは失われつつある伝承歌=「古謡」を保存する活動の一環として開催されたもので、各地区に伝わる古謡が紹介された   ▼ このコンサートで、久松に伝わる「野崎トウガニ」を下地勇さんが歌い、新良幸人さんが石垣市白保の「東の渡」を歌った。この二人が古謡を学び、コンサートに挑むまでを追った番組がNHKで放送された。 ▼「野崎トーガニ」は久松にあるわき水「野川」を、命をつなぐ水だとたたえる歌で、ただ一人歌えるといわれる与那覇金吉さんに手ほどきを受けた。下地勇さんは、「歌詞を理解して、微妙な節ぶしを心を込めて正確に歌うことの大切さを学んだ」と言い、与那覇さんは「これで、この歌が歌える人が二人になった」と喜んでいた。 ▼一方で、300年以上、石垣市白保で口承されてきた「東の渡」を歌えるのは一人だけになっていた。幸い彼の歌は録音されていて、今では祭りになくてはならないものになっている。 ▼宮古島市総合博物館友の会主催で「宮古の歌謡について」本永清さんを講師に講演会が催された。講演では宮古に伝わる「白鳥のアーグ」と八重山の「バシユンタ」(鷲の鳥)の類似性が論考され、与那城美和子さんが魅力的な旋律を、美しい声で歌った。 ▼生活の中で生まれ、共同体の平安や豊穣を祈り、歌われてきた歌謡には故郷の香りが染み込んでいる。

2010年5月12日(水) 11:50 [行雲流水]

普天間基地問題

政府は普天間基地問題で、混迷を重ねた末に最悪のかたちで着地させようとしている。しかし、沖縄も徳之島も反対の意思は固く、政府の取り組みは事実上頓挫(とんざ)した。 ▼沖縄の米軍基地は、不当にも占領状態を長引かせて、銃とブルドーザーで脅して築かれたものであることは、復帰運動や土地闘争を闘ってきた沖縄県民が知り尽くしていることである。 ▼いま問題になっている基地問題で、普天間基地のグアムへの移設は、沖縄の基地負担軽減のためではなく、米軍の戦略転換によるものであることは、米国側の資料で明らかになっている。 ▼また辺野古における新たな基地建設については、1966年の米国政府資料「辺野古における海兵隊航空基地全体計画」がある。したがって、両者は別のことであるが、基地撤去の要求を逆手にとって、普天間移設と辺野古基地建設をパッケージさせることで、巨額の移設費用と新基地を手に入れることが米側の魂胆である。 ▼沖縄の基地はベトナム戦争やイラク戦争等に見られるように、基本的には米国の世界戦略のためのものである。しかし、十分な検証もないまま「核の傘」とか「抑止力」と言われて、日本国民は過重な負担を強いられてきた。その不合理な実態ゆえに、全国どこでも新たな米軍基地の受け入れは拒否されている。 ▼「普天間基地は無条件に閉鎖・返還すること」、「新たな基地が必要なら、米国が自ら探すこと」を対等な立場で米国に要求することが筋で、それ以外に打開の道は無い。

2010年5月10日(月) 15:54 [行雲流水]

「4/28」は沖縄にとって「屈辱の日」

「4/28」は沖縄にとって「屈辱の日」という歴史がある。1952年日本の独立と引換えに奄美・沖縄は米軍の占領統治が継続された。サンフランシスコ講和条約と日米安全保障条約が発効した日だ。    ▼1年後の53年奄美群島は返還され、27度線がその境界となる。沖縄は土地の強制接収等に抗う島ぐるみ闘争を体験。米軍基地の沖縄を「不沈空母」と言い当てた首相もいた。復帰運動、反基地闘争そして72年の日本復帰 ▼復帰38年米軍基地は動かない。世界一危険とされる普天間飛行場。返還の条件に新たな基地建設が日米合意される。同飛行場は「国外、最低でも県外移設」を公言した民主党代表が政権の座に就いた。県民は一縷(る)の望みを新政権に託す ▼揺れ動く普天間飛行場。沖縄の民意は県内移設にNОだ。4日渦中の鳩山首相が来県。抗議のシュプレヒコールが続く。首相は先の発言に触れて「党としての発言ではなく、私自身の党代表としての発言だ」と修正 ▼「海浜隊の存在を学べば学ぶにつけ、米軍全体の中で抑止力に思い至った」と放言。それで「沖縄の皆さまに負担をお願いしなければならない」と。「対米追従」から「緊密で対等な日米関係」を目指す首相の発言だ ▼沖縄は400年前の薩摩侵攻、130年前の琉球処分、今次大戦の本土の防波堤、日本独立の犠牲、復帰後も基地の押しつけ等々の歴史を負い続けている。他府県の思いは「普天間」で如実に示された。再び「屈辱の日」にならないことを祈る。

2010年5月8日(土) 16:00 [行雲流水]

「鳴りとぅゆんみゃ~く方言大会」

宮古島市文化協会は来る29日「鳴りとぅゆんみゃ~く方言大会」を催す。酒座でのオトーリ口上はともかくも公の会場で方言の弁論大会ができるはずはない。第一誰も聞きに来ないよと出鼻をくじかれて始まった同大会   ▼以来今大会で早17回目を迎えている。「収容1000人近い島最大の劇場のチケットが、30分で売り切れるなんて尋常じゃない。あの難解な宮古口での素人の弁論大会がなぜ?百聞は一見にしかず。僕は島に向かった」 ▼かくて作家・編集者の三枝克之氏はJTA機内誌『コーラルウェイ』掲載の取材のためカメラマンを伴い来島した。「炎天下、会場のマティダ市民劇場には開場1時間前からすでに長蛇の列ができていた。(弁論大会は)正式には鳴りとぅゆんみゃ~く方言大会」 ▼「鳴りとぅゆんとは鳴り響く、みゃ~くは宮古だがこの~にも宮古口独特の抑揚が表現されている」「じつはこの島の言葉そのものがとても貴重な文化遺産だ」 ▼「言語学的には琉球の言葉は日本の古語の名残を多くとどめているとされるが宮古方言はそのさらに古層を抱いた言葉なのだ」(同氏)。こうして三枝氏は出場者一人一人の弁論内容はもとより人柄や生い立ちもていねいに取材 ▼「なぜ宮古の人々は素人でもあんなに話芸が上手なのだろう?…このオトーリこそがこの島の話芸をはぐくむ土壌だったのか」と結んだ。大戦の本土の防波堤、日本独立の犠牲、復帰後も基地の押しつけ等々の歴史を負い続けている。他府県の思いは「普天間」で如実に示された。再び「屈辱の日」にならないことを祈る。

2010年5月5日(水) 16:03 [未分類, 行雲流水]

今日は5月5日、「子どもの日」

今日は5月5日、「子どもの日」。すべての子どもたちが親や社会の人々に見守られて健やかに成長してほしい。そのためにも、子どもたちにはできるだけ子どもらしい生活もさせたい。「遊びをせんとや生まれけむ、戯れせんとや生まれけむ、遊ぶ子どもの声聞けば、わが身さえこそゆるがるれ」(梁塵秘抄(りょうじんひしょう)。   ▼1日は「メーデー」。労働者の祭典である。1886年、アメリカの労働組合が8時間労働制を要求してデモンストレーションを行ったことが起源。働く者の労働条件は改善されてきたが、120年後の今日、市場原理主義の横行で、労働者にとっては冬の時代。しかし、どんな時代でも、労働者こそが価値の創造者であることの誇りを堅持したい ▼3日は「憲法記念日」。第1回沖縄平和賞を受賞したペシャワール会はアフガニスタンで20年以上医療活動をしているが、1000以上の井戸も掘り、水路を開いてきた。その中村哲代表は「オバマの戦争はインチキで、8割以上の人が自給自足の農村生活をしているところに爆弾の雨を降らしている」と告発する ▼また日本の自衛隊派遣については「戦争協力が『国際貢献』とは言語道断である」と述べている。真の平和希求が求められる ▼4日は「みどりの日」。「自然に親しむとともに、その恩恵に感謝し豊かな心をはぐくむこと」に意を注ぐ日である。地球の砂漠化が進んでいる。遊歩道も良いが、むやみに樹木を伐採すべきではない ▼そろそろ、セミの鳴き声が聞こえてくる。
  • 宮古島の人口

    令和元年7月1日現在

    宮古島市 54,698 人
    27,554 人
    27,144 人
    世帯数 27,615 軒
    多良間村 1,141 人
    608 人
    533 人
    世帯数 521 軒
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