「教育・文化」 2010年10月のニュース一覧
2010年10月30日(土) 09:00 [地域・暮らし, 教育・文化]
ユークイで厄払い招福/池間島
20余年ぶりの参加も
池間島で29日、伝統行事「ユークイ(世乞い)」が執り行われた。フゥヅカサンマ(大司母)ら8人が参加。「ユーンティル(富を満ちてください)」と唱え、厄払い招福した。ユークインマ(世乞い母)3人が、20余年ぶりに参加し、盛り上げた。
2010年10月30日(土) 09:00 [地域・暮らし, 教育・文化]
平良さん(砂川中2年)全国最高賞/伝統的工芸月間作文コンクール
砂川さん(城辺中2年)が3位/平安山さん(城辺中2年)も受賞し宮古勢活躍
第27回伝統的工芸月間作文コンクールの全国賞入賞者がこのほど発表され、平良彩華さん(砂川中2年)の「未来への宝物」が、最高賞の経済産業大臣賞に輝いた。砂川佳那依さん(城辺中2年)が3位にあたる同月間推進会議議長賞に、平安山梨紗さん(同)が沖縄総合事務局長賞を受賞するなど宮古勢が活躍。3人とも宮古上布を題材に取り上げ、「未来につなぎたい」と伝統継承を訴えた。
2010年10月28日(木) 09:00 [イベント, 地域・暮らし, 教育・文化]
過去最高の33団体が出演/クイチャーフェスティバル
本番に向け説明会
11月7日午後4時からカママ嶺公園多目的広場で開催される第9回クイチャーフェスティバル2010を前に、実行委員会(下地暁委員長)は27日、市中央公民館で出演団体の説明会を開いた。団体代表らは、フェスティバル当日のスムーズな進行を確認した。
2010年10月28日(木) 09:00 [教育・文化]
初の翻刻・現代語訳を発刊/「与世山親方宮古島規模帳」
宮古の歴史研究に貴重な1冊
市教育委員会はこのほど、宮古島市史資料3「与世山親方宮古島規模帳」・付録「近世用語」(解釈・下地和宏宮古島市史編さん委員会副委員長)を発行した。同規模帳は、1767年に首里王府が宮古島の在番・蔵元(政庁)に布達した一種の法令。祭事などの制限・禁止・倹約などが244条で構成され、村々の節目祝いの「節増」、各宮・御嶽での「夜籠もり」などを禁止した。翻刻・現代語訳で一冊にまとめられたのは今回が初めて。今後、活用されることで宮古の歴史研究が進展しそうだ。
2010年10月28日(木) 09:00 [教育・文化]
兼島君・土橋君が優勝/宮工校内ロボコン
県代表の実力見せ付ける
宮古工業高校(我那覇念校長)の第20回校内アイディアロボット記念大会が27日、同校体育館で行われた。8組が発想豊かなロボットを自作し、熱戦を繰り広げた。県代表で全国大会に出場した兼島翔君・土橋達路君(2年)の「最先端レトロ」が唯一パーフェクトを達成。実力を見せ付けて優勝に輝いた。20回の節目を記念し、会場には各科の取り組みを紹介するコーナーも設置された。
2010年10月27日(水) 09:00 [地域・暮らし, 教育・文化]
下地さん(宮高2年)1位獲得/新報音楽コン高校菅打部門
吹奏楽連盟が助成金贈呈
今月23日に那覇市で開かれた第43回新報音楽コンクール本選会の管打部門高校の部で宮古高校(川満健校長)の下地栞さん(2年)が1位に輝いた。同校で26日に会見を開き喜びを語った下地さんに、宮古地区吹奏楽連盟(長濱隆会長)から大会出場旅費の助成金が贈られた。
2010年10月26日(火) 09:00 [地域・暮らし, 教育・文化]
「しばる看護」廃止へ/看護師や学生らが研修
「患者の尊厳(倫理)を考える-身体的拘束(しばること)の廃止に向けて-」と題した研修会(県立看護大と宮古病院看護部の協働プログラム)が25日、県宮古合同庁舎で開かれた。8人1組のグループワークでは、「なぜしばるのか」「しばらないためには?」などを議題に意見が沸騰。講演した特定医療法人アガペ会の田頭政三郎会長は「しばらないためには、患者の尊厳に対する現場や社会の意識向上と、医療、看護、介護技術の発展が求められる」と強調した
2010年10月26日(火) 09:00 [地域・暮らし, 教育・文化]
ユークイで五穀豊穣祝う/伊良部
神歌「ユーンティル」響く
2010年10月25日(月) 09:00 [教育・文化, 環境・エコ, 社会・全般]
「大きく育ってね」/マングローブ90本植樹
親子ら70人参加/下地与那覇湾
宮古島環境クラブ(下地邦輝会長)は24日午後、南小5年生と父母を対象にしたマングローブ植樹を下地与那覇湾で実施した。親子ら総勢70人が参加。干潟に苗木90本を丁寧に植え付け、大きく育つよう願った。
2010年10月25日(月) 09:00 [教育・文化, 社会・全般]
島の歴史や文化再認識/史跡めぐりに市民40人
市総合文化祭一環
市総合文化祭の一環、史跡めぐり(宮古郷土史研究会主管)が24日、下地地区を中心に行われた。市民ら40人が参加、巨石墓や遠見台、御獄(うたき)など、島の各地に広がる歴史や文化を再認識した。同研究会長の下地和宏さんが講師を務めた。
2010年10月24日(日) 09:00 [イベント, 地域・暮らし, 教育・文化]
市民の力作を堪能/市民総合文化祭
一般の部が開幕
第5回宮古島市民総合文化祭・秋季(主催・宮古島市、市教育委員会、市文化協会)一般の部が23日、市中央公民館で開幕した。午前9時から開会式が開かれ、長濱政治副市長、川上哲也教育長らがテープカットを行い幕開けを祝った。会場には市民の約300点の力作が展示され、来場者は一つ一つの作品に見入り、芸術の秋を満喫していた。展示部門はきょう24日まで。
2010年10月24日(日) 09:00 [地域・暮らし, 教育・文化]
表現できるもの見つけて
加藤さん南小で講演/元パラリンピック金メダリスト
南小学校PTA文化広報部主催の教育講演会が22日、同校体育館で開かれた。長野県出身で、現在は宮古在住の元パラリンピック金メダリスト・加藤正さんが講師を務め、「挑戦」をテーマに、これまでの自身の活動を紹介するとともに、「自分を表現できるものを見つけること」の大切さなどを語った。
2010年10月23日(土) 09:00 [地域・暮らし, 教育・文化]
重り付け不便さ体感/鏡原小学校
バリアフリーに理解深める
沖縄総合事務局主催のバリアフリー教室が22日、鏡原小学校や宮古空港で行われた。同校6年生28人が空港ターミナルで体に重りを付けて歩行したり、車いすを体験したりしながら、バリアフリーおよび高齢者や障害者にも優しい社会の形成に向けて認識を深めた。
高齢社会の到来や障害を持つ人の社会参加を促進するため、建築物や道路、公共交通などでは「バリアフリー新法」に基づくバリアフリーの取り組みが全国で進んでいる。
2010年10月23日(土) 09:00 [地域・暮らし, 教育・文化]
遊びで人間性はぐくむ/西城中でモデル授業
西城中学校の3年A組で22日、豊かな人間関係やチームワーク、協力心、自主性などを遊びではぐくむ学活のモデル授業(主催・沖教祖宮古支部)があった。講師は、学校カウンセラーの喜瀬乗進さん。喜瀬さんは授業で実践したチームによる遊びが、生徒を成長させ非行防止に結び付くと強調した。
2010年10月23日(土) 09:00 [イベント, 教育・文化]
砂川かおりさんら最優秀賞/第10回伊良部トーガニまつり
哀調の叙情詩熱唱
伊良部に古くから歌い継がれている民謡の歌唱力を競い合う「第10回伊良部トーガニまつり」(主催・同実行委員会)が22日夜、市伊良部公民館で行われた。歌い手14人が、哀愁のこもった恋の叙情歌「伊良部トーガニ」などを情感たっぷりに切々と歌い上げた。審査の結果、伊良部トーガニ部門で最優秀賞に砂川かおりさん(32)=平良=、島タウガニ部門で最優秀賞に前里千代さん(81)=伊良部=がそれぞれ輝いた。トーガニ部門の特別賞には、小学生の花城夕梨々さん(10)=下地=が選ばれた。
2010年10月22日(金) 09:00 [教育・文化]
「中学校の統合が先決」/市学校規模適正化検討委座談会
委員から活発な意見
市学校規模適正化検討委員会(委員長・川上哲也教育長)の第4回会合が21日、市中央公民館で行われる予定だったが委員の参加人数が定数に達せず会合は来月中旬に持ち越しとなった。しかし、集まったメンバーで座談会が行われ、議題として示される予定だった中学校の統合について意見を交換。委員からは「まずは中学校の統合を先に行った方が良い」との意見が相次ぎ、小学校については存続を求める声が多かった。同議題については次回の会合で再度協議される。
2010年10月21日(木) 09:00 [地域・暮らし, 教育・文化]
「キュリー夫妻」を堪能/西城中
優れた舞台芸術体験事業
文化庁主催の「子どものための優れた舞台芸術体験事業」による芸術鑑賞会が20日、西城中学校体育館で行われた。生徒や地域住民らはフランス喜劇「キュリー×キュリー」を堪能し、会場は笑いと感動に包まれた。きょう21日には西辺中学校で開催される。
2010年10月20日(水) 09:00 [地域・暮らし, 教育・文化]
トライ終え綱引きで交流/光の村学園と特別支援学校
卒業旅行で滞在中の光の村養護学校土佐自然学園・同学校秩父自然学園高等部の生徒16人と宮古特別支援学校高等部の生徒37人の交流会が19日、同校体育館であった。生徒たちは綱引きなどを通して楽しいひとときを過ごした。
2010年10月20日(水) 09:00 [地域・暮らし, 教育・文化]
「一番になる夢持って」/北小で教育講演会
五輪金メダリスト 森末慎二さんが講話
オリンピック体操の金メダリストでタレントの森末慎二さんを講師に招いての教育講演会が18日、北小学校体育館で開かれた。森末さんは自身がオリンピックに出場しメダルを獲得するまでの体験を紹介し、子どもたちに「一番になる夢を持って、自分がやることを好きになって頑張って」と呼び掛けた。
2010年10月19日(火) 09:00 [地域・暮らし, 教育・文化]
パーントゥ3匹現る/国指定文化財
泥を塗り厄払い
国指定重要無形民俗文化財の奇祭「パーントゥ」が18日、島尻地区で行われた。体中に泥を塗り仮面をかぶったパーントゥ3匹が、住民らに泥を塗りたくって厄除け、招福した。集落内は、泥を塗られた人の「キャーッ」「ウワーッ」の悲鳴が響き渡っていた。きょう19日も行われる。
2010年10月17日(日) 09:00 [地域・暮らし, 教育・文化]
「農業の手本」に学ぶ/農業大学校先進農家派遣
仲本さんら農家で実習
今月1日にスタートした県立農業大学校の先進農家派遣実習。同校の学生4人が宮古の先進農家宅に泊まり込み、実践を通して農業経営を学んでいる。先進農家の働きは「農業の手本」。日々農作業で汗を流し、貴重な体験を重ねている。実習は来月下旬まで続く。
2010年10月16日(土) 09:00 [地域・暮らし, 教育・文化]
下地涼香さん(城辺中1年)3位入賞/全日本中学英語弁論大会
初の全国大会へ
高円宮杯第62回全日本中学校英語弁論大会の県予選大会が11日、那覇市で行われ、城辺中1年の下地涼香さんが3位に入賞した。宮古地区からは初となる全国大会への出場権を手にした。下地さんは「すごくうれしい。自信はなかったが、落ち着いてできたことが良かった」と喜びを語った。
2010年10月15日(金) 09:00 [地域・暮らし, 教育・文化]
「言葉失うと文化も失う」/西辺中PTA
仲間さん(元宮高校長)招き教育講演会
西辺中学校PTA文化部(友利美和子部長)主催の教育講演会が13日夜、同中学校で岡山理科大学の仲間博之参与(西原出身・元宮古高校校長)を講師に招き開かれた。在校生の保護者ら約40人が参加して西原の方言について理解を深めた。
2010年10月14日(木) 09:00 [地域・暮らし, 教育・文化]
思いやりと優しさ大事/池間中講話会
先輩から後輩へメッセージ
池間中学校講話会(森田恒勝会長)は13日、同校で「第4回先輩から後輩へのメッセージ」を開いた。先輩2人が、思いやりの優しさや角度を変えて世の中を見る視点などの大切さについて語った。生徒11人は、熱心に聞き入っていた。
2010年10月14日(木) 09:00 [地域・暮らし, 教育・文化]
高校新卒求人が大幅減/宮古公共職業安定所管内
前年比で24・8%減(8月末現在)
宮古公共職業安定所(比嘉章所長)によると、8月末の同所管内における新規学校卒業者(高等学校)の求人数が前年同期比で24・8%減と大幅に落ち込んでいることが分かった。厳しさを増す新卒者の就職環境の中で、宮古地区県立学校長会(我那覇念宮古工業高校長)によると、生徒の就職先の希望地で最近は島内志向が強まっているようだ。しかし、島内の受け皿も少なく高校生たちの就職活動は今後も厳しい状況が続く見込みとなっている。
2010年10月14日(木) 09:00 [地域・暮らし, 教育・文化]
手紙の楽しさ再発見/郵便事業宮古島支店
鏡原小3年対象に書き方教室
手紙の書き方教室(主催・郵便事業宮古島支店)が13日、鏡原小学校3年生21人を対象に同校で行われた。青少年ペンフレンドクラブの酒井由利アドバイザーから児童たちは正しい手紙の書き方を学んだ。
2010年10月13日(水) 09:00 [地域・暮らし, 教育・文化]
子孫繁栄、島の発展祈願/下地来間島
島を挙げヤーマス御願
下地来間島の伝統行事「ヤーマス御願」が甲午に当たる11日、2日間の日程で始まった。初日は島立てをしたと伝えられている3兄弟の本家で昨年のヤーマス御願から今年までの1年間に生まれた子どもを親族に披露する「マスムィ」が行われた。三本家に集まった住民たちが子どもの誕生を祝うと共に健やかな成長を祈願した。
2010年10月13日(水) 09:00 [地域・暮らし, 教育・文化]
豊穣、子孫繁栄を祈願/池間、佐良浜、西原
男衆、豪快にクイチャー
五穀豊穣、子孫繁栄を祈願するミャークヅツが11日から、池間海洋民族の元島である平良池間や伊良部佐良浜、平良西原の3地区でスタートした。島内外から多くの男たちが生まれ故郷に結集、豪快なクイチャーを踊って伝統行事を盛り上げた。
2010年10月11日(月) 09:00 [スポーツ, 教育・文化]
「心理的限界を伸ばせ」/ラグビー講演会
林敏之さん(元日本代表)が講話
ラグビー日本代表を13年間務めた林敏之さん(NPO法人ヒーローズ理事長)を講師に迎えた講演会(主催・宮古ラグビーフットボール協会)が10日、響和楽器ホールで行われた。2年前にも宮古に訪れ、宮古高校ラグビー部の指導を行った林さんは講演で、同校ラグビー部の部員や同協会の会員らにこれまでの体験談を交えながら夢、目標を持って前進することの大切さを訴えた。
2010年10月10日(日) 09:00 [イベント, 地域・暮らし, 教育・文化]
パワフルじゃぐりん(平良)がグランプリ/中学ダンスフェス
10チームが軽快な踊り
第8回全宮古中学校ダンスフェスティバル(主催・宮古地区中学校体育研究会)が9日、鏡原中学校体育館で行われた。「郷土の踊り」と「リズムダンス」の2部門に8校10チームが出場。生徒たちはこれまで練習してきた郷土の踊りや軽快なダンスを披露し、会場に詰め掛けた観衆を喜ばせた。審査の結果、平良中女子で構成する「パワフルじゃぐりん」がグランプリを受賞した。