「政治・行政」 2010年12月のニュース一覧
2010年12月29日(水) 09:00 [政治・行政, 教育・文化, 社会・全般]
職員数約100人減へ/宮古島市
中学校統合で試算/学校適
宮古島市学校規模適正化検討委員会(委員長・川上哲也教育長)が今月21日に示した中間答申案を踏まえて公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律で試算すると、同案で示された中学校の統合による学級数の減少で宮古地区の校長、教頭を含む教職員約100人が削減されることが分かった。この答申案は年明けの1月中旬にも市教育委員会の宮国博委員長に中間答申される。
2010年12月29日(水) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政, 社会・全般]
528人が職業訓練受講/宮古職安管内
昨年の14倍 303人が支援金受給
宮古公共職業安定所(比嘉章所長)のまとめによると、雇用保険を受給できない人に職業訓練や生活保障(生活支援給付金)を提供する緊急人材育成支援事業の管内の受講者数は、528人(4月~11月12日までの合計)に上った。訓練受講者のうち、半数以上の303人が訓練を受けながら支援給付金を受給している。
2010年12月29日(水) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
負託に応える市政を/下地市長
仕事納めで職員に呼び掛け
官公庁では28日、今年の仕事納めを迎えた。下地敏彦市長、長濱政治副市長、市議会の下地明議長は市役所各庁舎などを回り、年末のあいさつを行った。下地市長は職員に対し、1年間の労をねぎらうとともに、新年も市民の負託に応える市政運営に取り組むよう呼び掛けた。
2010年12月26日(日) 09:00 [スポーツ, 地域・暮らし, 政治・行政]
総工費3億5000万円/市陸上競技場メーンスタジオ
キャンプシーズン向け準備万全
陸上競技場や野球場など、宮古島市のスポーツ施設整備が着々と進められている。市陸上競技場はメーンスタンドを改修、野球場は来年の春季キャンプに備えて芝の張り替えや土の入れ替え作業を実施している。各施設整備の総事業費は3億5000万円に及んでおり、受け入れ施設を整備しながら内外にスポーツアイランドをPRしている。
2010年12月25日(土) 09:00 [政治・行政, 産業・経済, 社会・全般]
スマートエネ事業に10億円/財務省11年度予算内示
沖縄関係総額2301億円
【那覇支社】政府は24日、閣議決定後後、財務省2011年度予算案を各省庁に内示した。内閣府沖縄担当部局予算は10年振りに前年度比0・1%増の総額2301億円を内示。宮古関係予算では新規で「沖縄スマートエネルギーアイランド基盤構築事業」に10億6000万円(総事業費15億9000万円)を計上。宮古、沖縄本島2拠点で事業実施するが、再生可能エネルギー導入が進んでいる宮古島で重点的に実証事業を実施する。また、新規事業では「沖縄離島体験交流促進事業」3500万円、「離島特産品等マーケティング支援事業」2300万円などが盛り込まれた。
2010年12月23日(木) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政]
たらまゆうを安全点検/宮古島海上保安署
年末年始で特別警戒
宮古島海上保安署(栗谷美則署長)は22日、年末年始特別警戒の一環としてフェリー「たらまゆう」の安全指導と船内の安全総点検を行った。
2010年12月23日(木) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政, 社会・全般]
浦添看護学校廃止を可決/県議会最終本会議
賛成多数で
【那覇支社】県議会(高嶺善伸議長)の12月定例会は22日、最終本会議を開き、県執行部提出の浦添看護学校民間移譲に伴う廃止条例案を賛成多数で可決。また、宮古島などでの「天然ガス資源緊急開発調査事業費」6億円を含む12月補正予算案153億3904万円(一般会計130億5724万円、特別会計22億8180万円)を原案通り賛成多数で可決した。
2010年12月23日(木) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政, 社会・全般]
研修医宿舎も整備/新宮古病院
医師、看護師の確保へ
施設の老朽化に伴い移転新築し、2013年5月に開院を予定している新宮古病院では病院の施設周辺に研修医宿舎を整備することが分かった。この医宿舎は、不足する医師、看護師などを育成し安定確保を図ることが目的で、研修に訪れた研修医や看護師などの宿泊施設として利用され、地域医療を学ぶための環境整備を図るとしている。
2010年12月22日(水) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政, 教育・文化]
城辺4中学校を統合/市学校規模適正化検討委
中間答申案まとめる
宮古島市学校規模適正化検討委員会(委員長・川上哲也教育長)は21日、城辺にある四つの中学校を一つに統合することなどを盛り込んだ中間答申案をまとめた。来年1月中旬に市教育委員会の宮国博委員長に答申する。小学校については継続して検討する。
2010年12月22日(水) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
「辺野古」に理解求める/前原外相
基地周辺施設移動も検討
【那覇支社】17日の菅直人首相訪問に引き続き21日、前原誠司外相が沖縄を訪れ、仲井真弘多知事、テリー・ロブリング在沖四軍調整官と相次いで会談した。那覇市内のホテルで行われた仲井真知事との会談で前原外相は、民主党が昨夏の衆院選で米軍普天間飛行場の県外移設を唱えて政権交代を果たしたものの、鳩山政権下で県内移設に回帰したことについて「期待された沖縄県民に心からおわびを申しあげたい」と陳謝した。その上で同案への理解を知事に求めた。
2010年12月22日(水) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政, 社会・全般]
飲酒運転根絶に決意/年末・年始の交通安全県民運動
関係者集い出発式
「~契り~飲酒運転しない契りを 交わしてください 大切な人と」をスローガンとする2010年度年末・年始の交通安全県民運動(主催・市交通安全推進協議会)の出発式が21日、市中央公民館大ホールで開かれた。宮古島警察署や宮古島地区交通安全協会などの関係者が一堂に集い、交通事故犠牲者に対する黙とうをささげ、飲酒運転の根絶と来年1月4日までの運動期間中における無事故を誓った。
2010年12月22日(水) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政]
淡い灰色に決定/伊良部大橋主航路部
第1回修景検討委開く
長山水路の上部に架かる弓形の伊良部大橋主航路部橋桁や高欄(手すり)の色彩、照明、橋の入り口で橋名や竣工年月日などを表示する親柱のデザインを検討する修景検討委員会の第1回会議が21日、県宮古合同庁舎で開かれた。主航路部の色は、淡い灰色に決定。この色は、青や藍など事務局が示した6案の中から選んだ。委員会は池田孝之琉大教授を委員長に地元関係者ら10人で構成する。
2010年12月21日(火) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
大神小中の廃校決定/市議会12月定例会閉会
海中公園条例で賛否
宮古島市議会(下地明議長)の12月定例会は20日、最終本会議を開き、大神小中学校の廃校を賛成19反対6の賛成多数で可決した。2011年4月1日の廃校が決まった。宮古島市立の学校が廃校されるのは初めて。一般会計補正予算12億9944万円と陳情などの意見書を原案通り採択、可決し、閉会した。
2010年12月19日(日) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
沖縄訪問「大きな一歩」/菅首相が帰任前に会見
普天間、振興策に全力
【那覇支社】17日に来県し、仲井真弘多知事との会談や県内視察を終えた菅直人首相は18日午後、嘉手納町の沖縄防衛局で帰任前の記者会見を行った。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を「ベター」とする発言について、県外移設が最も望ましいとする県民世論は認識するが、早期の危険性除去や国際情勢を考えた場合、「辺野古案は海兵隊40%のグアム移転や嘉手納以南の基地返還など基地負担軽減につながるので、皆さんにも考えて欲しいという趣旨で申し上げた」と述べた。
2010年12月18日(土) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
緊急時以外禁止を/下地市長
米軍の空港・港湾使用
市や県が自粛を要請したにもかかわらず米海軍が平良港や宮古空港を使用した問題を受け、下地敏彦市長は17日、米軍による日本の港と飛行場の利用を認める日米地位協定第5条について「緊急時以外は禁止する旨を明記する必要がある」と協定の見直をすべきとする考えを明らかにした。宮古島市議会12月定例会で亀浜玲子氏の一般質問への答弁。
2010年12月18日(土) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
「辺野古」ベターな選択/菅首相
仲井真知事「県民はノー」
【那覇支社】菅直人首相は17日午後、県庁知事応接室で仲井真弘多知事と会談し、米軍普天間飛行場の移設先について「普天間の状況を実現可能性を含めて考えたとき、ベストではないがベターだと考えた」と述べ、日米合意を踏まえ、同基地を名護市辺野古に移設する考えを示した。会談で仲井真知事は「日米合意の見直しをぜひお願いしたい。県内ではなく、県外をぜひ求めてもらいたい」と県外移設を強く要求した。
2010年12月17日(金) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政, 産業・経済]
交付金下げ提示/11年産キビ
基準糖度を見直し/農水省原案
農林水産省は2011年産サトウキビの交付金引き下げや、基準糖度帯の見直しなどを盛り込んだ甘味資源作物対策の原案を与野党や関係省庁に提示し、現在、大詰めの調整作業に入っている。今週か来週初めにも決まる見通し。所得減と経営の不安定を招く同案に、生産者側は反発を強めている。
2010年12月17日(金) 09:00 [政治・行政]
子宮頸がん ワクチン接種へ/市議会一般質問
来年3月末実施/中1-高1対象
開会中の市議会12月定例会(下地明議長)は16日、一般質問が行われ、長濱政治副市長は「子宮頸がん予防ワクチン接種に向けて取り組んでいる。対象は中学1年から高校1年までの女生徒約1200人。接種率を90%を見込んだ場合の予算額は5164万円余」と人数と予算額を明らかにした。上里樹氏への答弁。
2010年12月16日(木) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
村長、ヤシの普及に意欲/多良間議会12月定例会
4氏が一般質問
【多良間】多良間村議会(西平幹議長)12月定例会が、15日開会し補正予算案など議案3件を可決、一般質問を行い、同日閉会した。
2010年12月16日(木) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
CO2前年比44㌧削減/市議会一般質問
庁舎省エネ事業で効果
環境モデル都市・宮古島市の平良庁舎省エネ事業で、同庁舎から排出される二酸化炭素量が前年に比べて約44㌧削減されていることが分かった。電気料金は同比76万円減。建物の表面温度、室内温度でも低温効果を示す実績を上げた。15日、開会中の市議会12月定例会一般質問で、前里光恵氏の質問にエコアイランド推進課の大金修一課長が答えた。
2010年12月15日(水) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
発覚恐れ督促状抜き取り/公金紛失
市職員分限委で認める
市職員が、市民が納めた国保税保険料を庁舎外に持ち出し紛失した問題で、長濱政治副市長は14日、この職員が保険料を納めた市民あての督促状を2通抜き取っていたことを、開会中の市議会12月定例会の一般質問初日に明らかにした。嵩原弘氏の質問に答えた。
2010年12月15日(水) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
TPP参加影響 農家に壊滅的ダメージ/市議会一般質問
キビ320億円、畜産40億円
宮古島市(下地敏彦市長)は環太平洋連携協定(TPP、太平洋を取り巻く国家間の自由貿易協定)に日本が参加した場合、宮古地区の第1次産業に与える影響額(波及も含め)はサトウキビで約320億円、肉用牛を含めた畜産は約40億円に上ると試算した。平良哲則農林水産部長は「関税は完全撤廃され、外国からの輸入品と価格格差が無くなる。その結果、すべて外国産に置き換えられることが予想される」と述べ、農家に壊滅的なダメージを与える可能性があると指摘した。開会中の市議会12月定例会一般質問で砂川明寛氏の質問に答えた。
2010年12月15日(水) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政]
迅速救助に向け連携強化
消防と海保が合同訓練
宮古島海上保安署(栗谷美則署長)と宮古島市消防本部(砂川享一消防長)の合同救助訓練が14日、同本部で行われた。海保から12人、消防から10人の合計21人の職員が参加し災害時における迅速な人命救助に向け、連携強化を図った。
2010年12月14日(火) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政]
博愛センターに認定証/市消防本部
救急ステーション事業所に/宮古で初交付
市消防本部(砂川享一消防長)は13日、うえのドイツ文化村にある博愛国際交流センター(理事長・長濱政治副市長)を救急ステーション(救命講習修了常駐施設)制度の基準に適合する事業所として認定し、宮古では初めての救急ステーション認定証・表示マークを交付した。センターでは、今後救命率向上に向けた体制を強化していく方針。
2010年12月14日(火) 09:00 [政治・行政, 産業・経済]
宮古本島1月7日製糖開始/キビ年内操業
会社側来期実施に前向き
宮古本島製糖2工場(宮古製糖城辺工場、沖縄製糖宮古工場)の2010-11年期の製糖操業は、来年1月7日に開始する。宮糖、沖糖、JAが13日話し合って決めた。その後、下地敏彦市長を訪ね年内操業を見送った理由を説明するとともに、来期からの実施に努力する旨を伝えた。
2010年12月11日(土) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
男性職員に停職3カ月/公金持ち出し
市分限委が処分決定
市国民健康保険課の男性職員(36)が、公金を庁舎外に持ち出してその後、盗まれたとされる問題で市職員懲戒分限審査委員会(委員長・長濱政治副市長)は10日の委員会で、この職員を停職3カ月にする処分内容を決定した。公金に関する処分で最も重いのは10分の1の減給6カ月だが、同委員会は「公務員としてあるまじき行為」と判断し、処分を重くしたという。職員の直属上司の係長と課長は文書訓告、部長は口頭で厳重注意とした。近く下地敏彦市長に答申し処分が決定される。
2010年12月11日(土) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
離島運賃低減目指す/12月定例県議会開催
仲井真知事が2期目就任
【那覇支社】県議会(高嶺善伸議長)の12月定例会が10日午前、開会した。仲井真弘多知事が2期目就任のあいさつで「希望と活力ある『豊かな美ら島・おきなわ』づくり」「つながり支え合う『住みよい美ら島・おきなわ』づくり」「世界に開かれた『交流と共生の島・おきなわ』づくり」の3項目を政策目標に掲げ、「目標実現に向け全力で傾注する」と強調した。主力政策の離島振興については「ユニバーサルサービスを徹底する」と述べた。
2010年12月10日(金) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政, 社会・全般]
会場使用許可しないで/米海軍音楽隊演奏会
市民団体が市教委に要請
下地島空港の軍事利用に反対する宮古郡民の会などの市民団体は9日、市教育委員会に米海軍第7艦隊音楽隊の演奏会で、マティダ市民劇場の使用許可に協力しないよう求める要請書を手渡した。演奏会は、12日に同劇場で行われることになっており、市は使用許可を出してある。
2010年12月9日(木) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
住民の総意で決定/大神小中廃校
川上教育長が考え示す/市議会12月定例会
開会中の宮古島市議会12月定例会は8日、本会議2日目で上程議案の質疑を行った。大神小中学校を廃校にするための条例の一部改正について、複数の議員が地域過疎化などに懸念を示したのに対し川上哲也教育長は「住民の総意で決まったこと」と地元との合意形成を図った上での判断であるとの考えを示した。
2010年12月9日(木) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
米軍機の空港使用自粛を/市議会
決議を全会一致で採択
開会中の宮古島市議会(下地明議長)12月定例会は8日の本会議で、米海軍から今月11日と13日に宮古空港を使用したいとする届出があることに対し、米軍用機による空港使用の自粛を求める決議を全議員が賛成者となって提出。全会一致で採択した。決議は同日中に外務省沖縄事務所沖縄特命全権大使などに送付された。