「社会・全般」 2011年1月のニュース一覧
2011年1月31日(月) 09:00 [教育・文化, 社会・全般]
「豊かな心」の育成へ/県PTA研究宮古大会
大会宣言採択し閉会
第53回県PTA研究大会宮古大会(主催・県PTA連合会、宮古地区PTA連合会)は30日、マティダ市民劇場で全体会を開いた。関係機関や団体と連携し、青少年の健全育成に向けた活動を展開していくことを確認。「活動の原点に立ち返り『豊かな心』『たくましく生きる力』を身に付けた子どもの育成を目指す」ことなどを盛り込んだ大会宣言を全会一致で採択し2日間の日程を終了した。次回は国頭地区で開催される。
2011年1月30日(日) 09:00 [産業・経済, 社会・全般]
「離島の農業守れ」/TPP交渉反対
県民大会に5300人結集
【那覇支社】TPP(環太平洋経済連携協定)への参加に反対する県民大会(同実行委員会主催)が29日、那覇市おもろまちの新都心公園で開かれ、農業者、関係機関・団体関係者ら5353人(主催者発表)が結集した。交渉参加は離島県の農業に壊滅的な打撃を与えるだけでなく、地域社会の崩壊も危惧されるとして「地域の実情を無視した政府の拙速な交渉参加に反対する」との強い思いを込め、スローガンと決議を採択した。宮古島市、多良間村からも大勢が参加。小雨交じりの中、デモ行進で反対の意思を県民に訴えた。
2011年1月29日(土) 09:00 [地域・暮らし, 社会・全般]
解体工事はじまる/旧農高体育館
新宮古病院建設に向け撤去
新宮古病院の建設に向け、旧宮古農林高校体育館の解体撤去工事が始まった。工期は今月20日から3月中旬までで、撤去終了後、新病院の本体工事に着手する。
2011年1月29日(土) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
鳥インフル拡大などで緊急会議
県危機管理対策本部
【那覇支社】県危機管理対策本部(本部長・仲井真弘多知事)は28日、今年初の緊急会議を開き、県内で感染が拡大する新型インフルエンザや韓国で発生した口蹄疫、宮崎県で深刻な被害をもたらしている高病原性鳥インフルエンザの県対策について協議した。会議では担当部局の現状報告の後、関係部局からの補足説明があり、仲井真本部長は県民あて対策の周知を徹底するよう部局長らに指示した。
2011年1月28日(金) 09:00 [地域・暮らし, 社会・全般]
「一杯の代償」の重さ認識/交安協など主催
飲酒運転根絶に誓い
飲酒運転根絶に向けた講演会(主催・県交通安全協会連合会など)が27日、市中央公民館で開かれた。飲酒運転撲滅の会の真栄田絵麻さんが、飲酒運転による死亡事故で母を失った苦しみや悲しみを吐露した。各関係団体から約200人が参加し、根絶への誓いを新たにした。「家庭、職場、地域において飲酒運転を許さない環境をつくる」などとした宣言文を採択した。
2011年1月28日(金) 09:00 [地域・暮らし, 社会・全般]
経営改善「道半ば」/県立病院
委員会 上原副知事に結果報告
【那覇支社】県立病院の経営再建状況を検査している「県立病院の経営再建検証委員会」(委員長・宮里善博公認会計士)は27日午前、検証結果報告書を上原良幸副知事に提出した。同委員会の報告によると、経営健全化の達成に向けた礎を築くことができたと評価する一方、経営改善への取り組みは「道半ば」であると判断。2009年度の成果だけで評価することは尚早だとし、引き続き検証を実施する必要があると伝えた。
2011年1月27日(木) 09:00 [政治・行政, 環境・エコ, 社会・全般]
子どもの健康と環境を追跡/宮古島市で全国調査
3年で900組の参加目指す/来月から登録開始
環境省が全国15地区を対象に実施する「子どもの健康と環境に関する全国調査(通称「エコチル調査」)」。県内では宮古島市が唯一の対象となっていて、2月1日からの参加者登録開始を前に、宮古島市の調査に協力する琉球大学の青木一雄教授らが26日、市役所平良庁舎で会見を開き、市民に協力を呼び掛けた。
2011年1月25日(火) 09:00 [社会・全般]
「懸命に生きること」大事/池間哲郎さん講演
貧困国の子どもたちの現状紹介
宮古島市上野出身でNPO法人アジアチャイルドサポート代表理事池間哲郎さんの講演会が23日、マティダ市民劇場で行われた。ごみの山で生きる子どもたちや親のために売られていく娘たち、マンホールに住む子どもたちなど、アジアの貧しい国々に住む幼い子どもたちの現状を紹介。「どんなに苦しくても一生懸命に生きていることを知ってほしい。貧しい国の子どもたちを助けるということではなく、最も大切なボランティアは自分自身が一生懸命に生きることだ」と訴えた。
2011年1月23日(日) 09:00 [社会・全般]
気を付けて!金属の混入/キビ搬入
製糖工場機具を破壊
サトウキビの収穫シーズンに入り各製糖工場はフル稼働で対応しているが、キビの束に混入されている金属類に頭を痛めている。鎌やワイヤのほか、ハンマーも混入されているという。これらの金属類は原料とともに工場の製造ラインに巻き込まれ、機具の一部を破壊している。
2011年1月23日(日) 09:00 [地域・暮らし, 社会・全般]
園の取り組み紹介/園内保育研究発表会
玉城会長 保育制度テーマに講演
2010年度園内保育研究発表会が22日、荷川取公民館で開かれた。ふたば保育園の保育士が豊かな人間関係を作るために取り組んでいる園の活動を報告したほか、県私立保育園連盟の玉城善徳会長が「変動する保育制度の動向」をテーマに講演を行った。
2011年1月20日(木) 09:00 [地域・暮らし, 社会・全般]
就職戦線勝ち抜こう/県外就職意識啓発事業
卒業生が後輩に体験談/宮古総合実業高校
「2010年度高校生県外就職意識啓発事業」発表会(主催・県観光商工部雇用労政課)が19日、宮古総合実業高校で行われた。県外に就職し活躍している同校卒業生の体験談発表のほか、在校生らがパネリストなり意見交換を行うパネルディスカッションが行われ、厳しい雇用環境の中で在校生には自立心と向上心を持った取り組みが呼び掛けられた。
2011年1月20日(木) 09:00 [地域・暮らし, 社会・全般]
インフルエンザ患者急増/宮古保健所が注意報
うがいや手洗い呼び掛け
宮古福祉保健所は19日、宮古管内でインフルエンザの患者が増えていることから、注意報を出して手洗いやうがいなどの予防を呼び掛けた。県は同日、流行警報を発令した。
2011年1月19日(水) 09:00 [環境・エコ, 社会・全般]
与那覇湾をラムサール登録へ
来年目指し市で説明会/環境省那覇自然事務所
下地の与那覇湾が「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約(ラムサール条約)」に登録される可能性が高まった。これを受け、環境省那覇自然環境事務所の樋口浩野生生物企画官が18日、市役所平良庁舎で、ラムサール条約登録の要件や手順、メリットをみどり推進課など関係各課に説明した。2012年11月にルーマニアで開催予定の生物多様性条約第11回締約国会議(COP11)での登録を目指す。県内からは唯一の候補地。
2011年1月19日(水) 09:00 [社会・全般]
84人の思い、美優さんへ/伊良部中の生徒が募金活動
「お年玉で命救おう」
心臓移植が必要な難病を患う浦添市の神森中学校1年の要美優さんの移植手術を支援しようと、伊良部中学校の生徒84人が募金活動を行い、計8万5100円を集めた。18日にまでに「美優ちゃんを救う会」に送金。同校生徒会の長濱一希会長は「目標の5万円を上回るお金を集めることができた。『美優さんを救いたい』というみんなの思いや気持ちが伝わってきた」などと活動を振り返った。
2011年1月18日(火) 09:00 [地域・暮らし, 社会・全般]
宮古でもタイガーマスク現象
漲水学園に菓子届く
家庭の事情に恵まれない子どもたちが入所する児童養護施設「漲水学園」に、「タイガーマスクの友だち、エースと白ひげ」と名乗る人から、菓子などが届いた。年明けから全国的に広がっている児童養護施設へのプレゼントは、「タイガーマスク現象」と呼ばれている。同園には、三菱鉛筆からも鉛筆10ダースが届いた。
2011年1月16日(日) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
ワクチン無料接種へ/宮古島市
子どもの髄膜炎を予防/ヒブと肺炎球菌
昨年末に国の3種(子宮頸がん、ヒブ、小児用肺炎球菌)ワクチンの助成が決定したことを受け、宮古島市では子宮頸がんに続きヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンの接種費用も無料で実施することとなった。今月末に予定されている市議会の臨時議会で予算案が提案される。両ワクチンは各医療機関での個別接種を予定しており、現在は宮古地区医師会と調整中。接種スタートは5月か6月ごろを予定している。
2011年1月15日(土) 09:00 [地域・暮らし, 社会・全般]
記録帳の活用を/緒方教授(琉大)
保育士ら対象に研修会/発達障害で
保育士や学校教諭などを対象とした発達障害に関する研修会(主催・市児童家庭課)が13日夜、東保育所で開かれた。琉球大学教育学部の緒方茂樹教授が講師を務め、発達障害児の成長を記録する「サポートノートえいぶる」の活用法などを説明した。
2011年1月15日(土) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
「効果分かる制度を」/交通コスト低減
新たな沖縄振興提言/離島振興で意見交換
2011年1月15日(土) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
県、新沖振法の制度提言説明/下地昌明多良間村長
離島市町村長対象に
【那覇支社】2011年度末で期限満了となる沖縄振興特別措置法と同計画に代わるポスト沖振法について県は14日、「沖縄21世紀ビジョン」をもとに策定した「政策分野・離島振興」に盛り込み国あて制度提言する概要を18離島の市町村長を対象に説明した。下地敏彦宮古島市長、下地昌明多良間村長が出席し、県説明に対し意見提示した。下地村長は高校就学支援策を現金給付も含めて拡充強化してほしいと訴えた。また、下地市長は離島ごみ処理支援策の具体的内容について質問した。
2011年1月15日(土) 09:00 [教育・文化, 社会・全般]
「ときどき遅刻」など微増/第2回生活実態調査
起床時間遅い傾向に/小学5・6年、中学生対象
宮古島市教育委員会(川上哲也教育長)は14日、市内の小学5・6年生と中学生を対象に2010年11月に実施した10年度第2回生活実態調査の集計結果を発表した。同年6月に行った第1回調査と比較して、起床時間が遅くなる傾向が見られたほか、「ときどき遅刻をする」や「家庭学習をほとんどしない」などの回答がわずかながら増加した。
2011年1月14日(金) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
職員5人の責任認定/補助金返還賠償
総額145万円 一人当たり最高額48万円
市監査委員会(富浜浩代表監査委員)は13日、昨年1月に下地敏彦市長が監査請求を行った市発注工事事業での補助金返還に伴う加算金に対する職員の賠償責任の有無と賠償額について、監査対象者6人のうち当時の部長を除く5人の賠償責任を認め、損害額は監査請求通り145万6537円とする監査結果を発表した。一人当たりの賠償額は、職責などにより最高額は48万円、最少額は13万円と決めた。
2011年1月13日(木) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政, 社会・全般]
市民に協力呼び掛け/美優さんの移植手術費で
各庁舎に募金箱設置/宮古島市
早急に心臓移植が必要な難病を患う神森中学校1年の要美優(みゆ)さん(12)=浦添市=の心臓移植手術に関する募金について、宮古島市は12日の会見で、積極的に募金活動を展開していくとを発表。各庁舎に募金箱を設置したほか、全職員に募金を求めていくとしている。
2011年1月13日(木) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
前年比5.5%減の585㌧/宮古クリーンセンター
年末年始ごみ搬入量
宮古クリーンセンターは12日、2010年12月28日~2011年1月6日までの年末年始ごみ搬入量をまとめ発表した。それによると、前年同期比5・5%減(34㌧)、585㌧の搬入があった。
2011年1月10日(月) 09:00 [産業・経済, 社会・全般]
尖閣周辺漁場に調査へ
486万円予算化 3漁協の水揚げ実績受け
国がこのほど、宮古の三漁協(伊良部、宮古島、池間島)から尖閣諸島周辺漁場で水揚げした魚類実績報告を受け、同周辺で漁場調査・外国船操業状況調査に乗り出す方針を固めていたことが9日までに分かった。県や三漁協の関係者らへの取材で明らかになった。調査費は予算化され、伊良部漁協が350万円、宮古島漁協136万円の計486万円。国が調査に着手するのは異例とされる。
2011年1月10日(月) 09:00 [社会・全般]
コーチングの基本学ぶ/発達障害勉強会
NPO法人マーズ主催 桑原氏(川崎福祉大非常勤講師)が講演
川崎福祉大学非常勤講師の桑原綾子氏を講師に招いての「発達障害(大人と子ども)のお勉強会(コーチング)」(主催・NPO法人マーズ)が9日、宮古福祉保健所で開かれた。福祉施設の職員ら約60人が参加し、コーチングの基本スキルなどを学んだ。
2011年1月10日(月) 09:00 [社会・全般]
110番3081件受理/2010年宮古島署管内
前年比108件の増
10日の110番の日を前に、宮古島警察署(島袋令署長)は7日、昨年1年間の同警察管内の110番受理件数と状況を発表した。受理件数は3081件で前年よりも108件増加した。このうち「照会」「要望、苦情、相談」など緊急性を伴わないものが47・3%と最も多く、次いで交通関係が13・5%を占めた。同署は「緊急性のない通報は110番回線確保のためにも代表番号の利用を」と呼び掛けている。
2011年1月8日(土) 09:00 [産業・経済, 社会・全般]
牛競り購買者誘致に出発/JAなど 岡村団長ら4人東北へ
年明けにJAおきなわ宮古地区本部と行政が連携して行っている肉用牛競り購買者の誘致活動で7日、東北班が出発した。一行は、岡村幸男JAおきなわ宮古地区本部長を団長に4人。購買者を訪ね、昨年の競り参加に感謝の意を伝えるとともに、引き続いての参加を要請する。9日には、九州班も出発する。
2011年1月1日(土) 09:05 [地域・暮らし, 社会・全般]
新年を迎えて
新春を寿ぎ新年のご挨拶を申し上げます。
就任後、初めて来沖した菅直人首相は仲井真弘多知事との会談を通し、普天間基地の辺野古移設案が「ベストではないがベター」だと語り県民の理解を求めましたが、仲井真知事は「バッド」だと切り返し先が見えない状況になりました。 昨年末行われた県知事選挙で「基地撤去」を政策の第一に揚げた伊波洋一氏が敗れたことなどを考え合わせると複雑な沖縄の事情が反映していると考えざるを得ません。
さて、宮古島へ目を転ずると、本紙の2010年の10大ニュースにも選ばれた様に宮崎県で発生した口蹄疫の影響から5、6月の牛の競りが中止となり、畜産農家に大きな打撃を与えました。幸い、9月からは相場も上昇し、明るい兆しが見えてきました。ところが宮古の農業の主幹をなすサトウキビは環太平洋連携協定(TPP)の問題等、生産農家を取り巻く環境は厳しいものがあります。
明るい話題もありました。まず筆頭は北海道大学の鈴木章名誉教授と、米パデュー大学の根岸英一特別教授のノーベル賞受賞です。
ここ宮古でも地元出身の伊志嶺翔大選手がプロ野球ロッテから1位指名を受け契約を交わしました。野球少年達の夢をふくらませる快挙です。そのほか、観光客の増加、宮古島市制5周年を記念した数々のイベントと宮古島大使の任命など市民に希望を持たせる施策が展開されています。
本紙も56周年を迎えました。多くの読者や広告主の皆様をはじめ地域の方々のご指導ご協力があったればこそです。今年も本社の主催事業を通して文芸や書道、囲碁、サッカー、ゴルフなど地域振興のため精いっぱい努力を致す所存です。「郷土に根ざした確かな視点」を堅持して新聞の持つ使命を果たしていく決意を新たにしています。一層のご指導ご協力をお願いし、新年のご挨拶とします
2011(平成23)年元旦
宮古毎日新聞社
社長 平良 覚
2011年1月1日(土) 09:03 [社会・全般]
官民連携で高齢者福祉/新春座談会
情報交換会を開始
宮古島市の高齢化率は22・5%(65歳以上・2010年3月現在)。21%を超えると超高齢社会と呼ばれる。宮古島では行政、民生委員、社会福祉協議会、老人クラブなどがいろいろな活動をしながら超高齢社会の福祉を支えている。これからの宮古島の介護予防などについてそれぞれの立場から語ってもらった。