「政治・行政」 2011年1月のニュース一覧
2011年1月29日(土) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
鳥インフル拡大などで緊急会議
県危機管理対策本部
【那覇支社】県危機管理対策本部(本部長・仲井真弘多知事)は28日、今年初の緊急会議を開き、県内で感染が拡大する新型インフルエンザや韓国で発生した口蹄疫、宮崎県で深刻な被害をもたらしている高病原性鳥インフルエンザの県対策について協議した。会議では担当部局の現状報告の後、関係部局からの補足説明があり、仲井真本部長は県民あて対策の周知を徹底するよう部局長らに指示した。
2011年1月28日(金) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政]
校舎改築工事が起工/平良中
10月にも供用開始 関係者集い安全祈願
平良中学校校舎改築工事の安全祈願祭が27日午前、同校で行われた。神事には宮古島市の長濱政治副市長ほか工事関係者が集い、工事の無事故無災害を祈願した。改築工事は10月完了を予定、同月から供用を開始する。
2011年1月27日(木) 09:00 [政治・行政, 環境・エコ, 社会・全般]
子どもの健康と環境を追跡/宮古島市で全国調査
3年で900組の参加目指す/来月から登録開始
環境省が全国15地区を対象に実施する「子どもの健康と環境に関する全国調査(通称「エコチル調査」)」。県内では宮古島市が唯一の対象となっていて、2月1日からの参加者登録開始を前に、宮古島市の調査に協力する琉球大学の青木一雄教授らが26日、市役所平良庁舎で会見を開き、市民に協力を呼び掛けた。
2011年1月27日(木) 09:00 [政治・行政]
3路線、今年度に完了/電線地中化工事
国道390号は新年度着工
2003年の台風14号でライフラインが寸断された災害を受け、整備が進む電線地中化は、平良城辺線など3路線の工事が今年度で完了する。県宮古土木事務所維持管理班と都市港湾班によると、電線共同溝の延長は合計8㌔になる。新年度からは国道390号が着工するなど、災害に強いまちづくりが着実に進んでいる。
2011年1月26日(水) 09:00 [政治・行政]
ワクチン3種 無料接種事業を可決/市議会臨時会
学校図書館充実も
宮古島市議会(下地明議長)の臨時議会が25日行われ、下地敏彦市長から提出された地域活性化交付金6億3600万円(事業費ベース)を追加する2010年度一般会計補正予算など計5議案を全会一致で可決し、閉会した。同交付金では、ワクチンの三種(子宮頸がん、ヒブ、小児用肺炎球菌)予防接種費用の助成や市道、生活道路の舗装、学校図書館の蔵書率をアップさせる整備事業など計40事業を実施する。
2011年1月26日(水) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政]
1億800万円が灰に/10年火災まとめ
27件発生、伊良部で6件/宮古島消防本部
宮古島消防本部(砂川享一消防長)は24日、2010年の管内火災発生状況を発表した。同本部によると火災の被害額は1億846万7000円で前年の8419万9000円を大幅に上回る額が灰になった。被害額が1億円を超えるのは2004年以来6年ぶり2回目。10年の火災の発生件数は27件で前年より4件の増加。09年に0件だった伊良部島が10年には6件と全体の件数を押し上げた。
2011年1月25日(火) 09:00 [政治・行政]
「エコ事業推進」を強調
下地市長、きょう2周年
2009年1月25日に行われた宮古島市長選挙で当選を果たしてから、きょう25日で2周年を迎える下地敏彦市長は24日、マスコミの取材に応え、2年間を振り返るとともに今後の抱負を語った。これまでの成果の一つに、環境モデル都市として多くのエコ関連事業を導入できたことを挙げ、今後も環境に優しいエコアイランドを目指す方針を強調。自衛隊の先島配備については「論議が不十分」として宮古島への配備についてはまだ判断をする状況になっていないとの考えを明らかにした。
2011年1月22日(土) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政]
捕獲禁止期間を設定へ/ヤシガニ条例策定協
生態研究目的の保護区も
宮古島市ヤシガニ保護条例策定協議会(座長・平良哲則農林水産部長)の第2回会議が21日、市役所平良庁舎で開かれ、事務局が提出した条例案を審議した。今年6月からの施行を目指す。同会では、ヤシガニを料理などにしている業者に対するアンケート結果も報告された。
2011年1月22日(土) 09:00 [政治・行政]
市当局が提出議案説明/市議会全員協
25日に臨時議会
宮古島市議会(下地明議長)の議員全員協議会が21日、市役所平良庁舎で開かれ、市当局が今月25日開会の市議会臨時会へ上程する議案の説明を行った。今臨時議会では、政府が2010年度補正予算での交付を決定した地域活性化交付金を受けての一般会計補正予算案や議決内容の一部を変更する議案など計5議案が提出される。
2011年1月22日(土) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政]
ネズミ駆除で予防を/ツツガムシ病
県と市 池間島で住民説明会
昨年6月にツツガムシ病の患者が発生した池間島で県と宮古島市による住民説明会が21日、池間公民館で行われた。ツツガムシ病の特徴や感染経路などの説明のほか、池間島でツツガムシが増殖している原因となっているネズミ駆除の重要性を住民に訴えた。また、参加した住民にネズミ駆除の毒餌箱の配布も行われた。
2011年1月21日(金) 09:00 [政治・行政]
戦闘機訓練グアム移転/日米合意
北沢防衛相、仲井真知事と会談
【那覇支社】北沢俊美防衛相は20日午前、県庁で仲井真弘多知事と会談した。米軍嘉手納基地所属のF15戦闘機の一部訓練を2011年度からグアムに移転することを報告。昨年5月の日米共同発表に基づき、20日に開いた日米合同委員会で合意し防衛省は同日、合意内容を公式発表した。また、北澤氏はSACO合意案件のギンバル訓練場返還についても「全面的に推進する」と約束した。会談では米軍普天間飛行場移設問題や沖縄の基地負担軽減策について双方が意見交換した。
2011年1月19日(水) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政]
用地補償面積確定へ/マクラム通り拡幅事業
12年度着工目指す
県が道路拡幅計画を進めているマクラム通り線(県道高野西里線)は、用地補償面積を確定する分筆測量に入った。用地物件補償を4月に開始し、2012年度中の着工を目指す。総事業費は28億円を見込んでいる。
2011年1月18日(火) 09:00 [政治・行政, 教育・文化]
学校規模 適正化で中間答申/城辺地区中学校は1校
下地と伊良部も1校に
小中学校の規模適正化を検討している宮古島市学校規模適正化検討委員会(委員長・川上哲也教育長)は17日午後、市教育委員会に規模適正化に関する中間答申を行った。城辺地区のほか下地、伊良部の中学校をそれぞれ1校に、平良地区にある4校も1校にする内容。同委の宮国博委員長は「できる限り早めに結論を出したい」と述べ、年度内に最終答申を提出するよう協力を求めた。
2011年1月18日(火) 09:00 [政治・行政]
花の王国造成など35事業/宮古島市
活性化交付金5億円余で
宮古島市は17日、2010年度の政府補正予算で決定した地域活性化交付金を使って実施する事業を発表した。交付金総額は5億5578万円。うち、地域の活性化ニーズに応じて実施する「きめ細かな交付金」では、花の王国造成や通り池のトイレ整備など計35事業、住民生活の大事な分野に取り組む「住民生活に光をそそぐ交付金」では、障害者就労支援や市立図書館の図書充実など計5事業をそれぞれ実施する。
2011年1月18日(火) 09:00 [政治・行政]
下地島空港に空自訓練提言
国民新党の下地幹事長が視察
沖縄振興特別措置法が2011年度に期限が切れることから、国がそれに代わる新たな沖縄振興法の制定に向けて動いている中、国民新党の下地幹郎幹事長らは17日、下地島空港の方向性などを新沖振法に提案するため視察した。
2011年1月16日(日) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
ワクチン無料接種へ/宮古島市
子どもの髄膜炎を予防/ヒブと肺炎球菌
昨年末に国の3種(子宮頸がん、ヒブ、小児用肺炎球菌)ワクチンの助成が決定したことを受け、宮古島市では子宮頸がんに続きヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンの接種費用も無料で実施することとなった。今月末に予定されている市議会の臨時議会で予算案が提案される。両ワクチンは各医療機関での個別接種を予定しており、現在は宮古地区医師会と調整中。接種スタートは5月か6月ごろを予定している。
2011年1月16日(日) 09:00 [政治・行政]
処理能力不足を解消へ/平良荷川取
し尿等下水道投入施設工事が着工
宮古島市が発注したし尿等下水道投入施設整備工事の着工に向けた安全祈願祭が15日午前、平良荷川取の建設予定地で行われた。市の担当者や請負業者らが出席し、神事にのっとりながら工期内の無事故、無災害を祈願した。11月30日に完成、試運転などを経て、来年1月に供用開始の予定。
2011年1月15日(土) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
「効果分かる制度を」/交通コスト低減
新たな沖縄振興提言/離島振興で意見交換
2011年1月15日(土) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
県、新沖振法の制度提言説明/下地昌明多良間村長
離島市町村長対象に
【那覇支社】2011年度末で期限満了となる沖縄振興特別措置法と同計画に代わるポスト沖振法について県は14日、「沖縄21世紀ビジョン」をもとに策定した「政策分野・離島振興」に盛り込み国あて制度提言する概要を18離島の市町村長を対象に説明した。下地敏彦宮古島市長、下地昌明多良間村長が出席し、県説明に対し意見提示した。下地村長は高校就学支援策を現金給付も含めて拡充強化してほしいと訴えた。また、下地市長は離島ごみ処理支援策の具体的内容について質問した。
2011年1月14日(金) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
職員5人の責任認定/補助金返還賠償
総額145万円 一人当たり最高額48万円
市監査委員会(富浜浩代表監査委員)は13日、昨年1月に下地敏彦市長が監査請求を行った市発注工事事業での補助金返還に伴う加算金に対する職員の賠償責任の有無と賠償額について、監査対象者6人のうち当時の部長を除く5人の賠償責任を認め、損害額は監査請求通り145万6537円とする監査結果を発表した。一人当たりの賠償額は、職責などにより最高額は48万円、最少額は13万円と決めた。
2011年1月14日(金) 09:00 [政治・行政, 産業・経済]
今年度中 数回調査へ/尖閣海域
伊良部漁協などに助成金486万円
水産庁は13日、宮古島漁業協同組合(小禄貴英組合長)で、北緯度以南にある尖閣諸島を含む海域の漁場調査に向け説明会を開いた。今年度中に、伊良部漁業協同組合(友利義文組合長)所属の漁船などをチャーターし、数回に分けて調査する。同庁資源管理部沿岸沖合課指導係の高橋英也さんは「調査には、新規漁場開拓もある」と強調し、今後の調査に期待を込めた。
2011年1月13日(木) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政, 社会・全般]
市民に協力呼び掛け/美優さんの移植手術費で
各庁舎に募金箱設置/宮古島市
早急に心臓移植が必要な難病を患う神森中学校1年の要美優(みゆ)さん(12)=浦添市=の心臓移植手術に関する募金について、宮古島市は12日の会見で、積極的に募金活動を展開していくとを発表。各庁舎に募金箱を設置したほか、全職員に募金を求めていくとしている。
2011年1月13日(木) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
前年比5.5%減の585㌧/宮古クリーンセンター
年末年始ごみ搬入量
宮古クリーンセンターは12日、2010年12月28日~2011年1月6日までの年末年始ごみ搬入量をまとめ発表した。それによると、前年同期比5・5%減(34㌧)、585㌧の搬入があった。
2011年1月10日(月) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政]
葬斎場、公設市場4月供用開始/宮古島市
天然ガス調査、花の王国造成へ
宮古島市(下地敏彦市長)の主要事業である海中公園や新葬斎場、下里公設市場の建設工事が着々と進んでいる。3施設とも3月中には完成予定で4月には供用開始される。観光客の増加や市民サービスの向上につながると期待されている。3月には宮古病院の着工が計画。天然ガス調査や花の王国造成は、島の新たな可能性が広がる。2011年に展開される主な10事業をまとめた。
2011年1月9日(日) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政]
看護職者育成に手応え/県立看護大学
離島での教育実践報告
文部科学省の「質の高い大学教育推進プログラム(島嶼環境を生かして学ぶ保健看護の教育実践)」を進めている県立看護大学(野口美和子学長)の成果報告会が8日、市内のホテルで開催された。これまでの成果については宮古など離島においても質の高い看護職者を継続的に育成できることが報告されたほか、特別講演で野口学長は在宅ケア、地域ケアの推進による看護教育の変革の必要性を訴えた。
2011年1月8日(土) 09:00 [政治・行政, 産業・経済]
水質浄化でしゅんせつ/トゥリバー地区水路
来月完了、総事業費1億5000万円
出島方式の埋め立て地「トゥリバー地区(総面積32㌶)」の内側の水路に宮古本島側から流出した土砂が堆積しているとして、市は2009年度からしゅんせつ工事に着手。2月の工期完了に向け大詰めを迎えている。完了後は、干満による水流発生で水質浄化を強化し、水辺に親しむ観光活性化の創出事業などを展開していく方針。
2011年1月8日(土) 09:00 [政治・行政, 産業・経済]
工期内完成に向け工事進む/平良港第1ふ頭 集積保管施設
宮古島市が平良港第1ふ頭に建設中の、集積保管施設工事が順調進んでいる。市港湾課によると工事は現在、上屋側面の2回目の型枠と配筋工事中で、今月中にはスラブ打ちと屋根部分を支える型枠の解体工事を進める。3月8日の工期までには完成の予定という。
2011年1月5日(水) 09:00 [政治・行政]
「今年はジャンプの年に」/新春の集い
530人参加し飛躍願う
2011年宮古島市新春の集い(主催・同実行委員会)が4日、市内のホテルで開かれた。市内の企業や各種団体の代表や役員ら約530人が参加し、新しい年の始まりを祝うとともに今年1年の飛躍を願った。下地敏彦市長は「今年はジャンプの年にしたい」との思いを示すとともに「活力ある宮古島市とするためには市民の協力が必要」と市政への支援を呼び掛けた。
2011年1月1日(土) 09:09 [政治・行政]
平和で安全な「島」に/展望
島国「日本」、島しょ県「沖縄」、「宮古島」
米軍基地のない宮古島にとって、昨年1年間は米軍の存在がこれまで以上に注目を集めた年となった。
昨年9月には県と市議会の自粛要請を押し切って米軍艦が初めて平良港へ入港。さらに12月には米海軍第7艦隊音楽隊のバンドスタッフ(25人)と荷物の輸送で米海軍所属の人員輸送機「C-9」が宮古空港を強行使用するなど、島の海と空の玄関を米軍が利用することに住民は「NO」の声を突き付けた。
2011年1月1日(土) 09:07 [政治・行政]
市民生活 充実の年に/市長インタビュー
地域の均衡発展へ
2010年を振り返って
2010年度の施政方針の中では活力のある宮古島にしたいということを掲げ、行政を進めてきた。この1年間は活気があった思うし、そして新年に向けての期待が持てる、希望を与えることのできた1年だったと思う。