2011年2月のニュース一覧
2011年2月28日(月) 22:37 [人生雑感]
子を心身共に健全に育成するために、親を訓練する親業講座の必要性
日本親業協会親業インストラクター 福里 盛雄
1 今は無資格の親が多すぎる
子が生まれると、誰も自然に親になる。親になることはそう難しいことではない。しかし、親であり続けることは、そう簡単ではないのです。親は子が一人の人間として、心身共に健全な成長を果たすべき崇高な義務と誇りを負っているのです。
2011年2月28日(月) 22:36 [【特集】イベント・行事, イベント, 特集]
第12回ロマン海道・伊良部島マラソン写真特集
自然満喫、家族、友人と海道ラン/海風受けて快走
ロマン海道・伊良部島マラソンが27日、伊良部島と下地島で行われた。4部門に計1247人が出場し、青い空と青い海を満喫しながらマイペースで大会を楽しんだ。大会の様子を写真で紹介する。
2011年2月28日(月) 21:46 [【特集】イベント・行事, イベント, 特集]
全宮古小学校駅伝競走大会写真特集
つないだ友情/28チームがたすきリレー
第29回全宮古小学校駅伝競走大会が26日、上野体育館周辺コースで行われた。20校28チームが出場し、日ごろの練習の成果を発揮しながら計10区間で健脚を競い合った。大会の様子を紹介する。
2011年2月28日(月) 09:00 [地域・暮らし]
島の香り求めどっと/池間島新鮮朝市
製氷施設稼働を機に再開
池間漁協女性部(野原悦子部長)の「新鮮朝市」が27日、池間漁港広場で開かれた。同朝市は中断していたが、最近稼働した池間漁協の製氷・冷蔵・冷凍施設の有効活用と島の活性化につなげようと、約1年ぶりに再開した。島の香りを求めて、島外からも多くの客が訪れにぎわった。
2011年2月28日(月) 09:00 [イベント, 地域・暮らし, 教育・文化]
工作や舞台発表など多彩/放課後子ども教室まつり
宮古出身琉大生も初参加
2010年度の市放課後子ども教室まつり(主催・市教育委員会)が27日、市中央公民館で開催された。内容は工作や舞台発表、遊び、宮古出身琉大生との交流など多彩。会場は教室関係者や父母、子どもたちの参加でにぎわった。
2011年2月28日(月) 09:00 [地域・暮らし]
美しいハーモニー響く/春のコンサート開催
アマノバイオリンスクール
「宮古島市ジュニアオーケストラ・アマノヴァイオリンスクール スプリングコンサート2011」が27日、マティダ市民劇場で開催された。総勢約30人がオーケストラを組み、弦楽合奏。2歳児から高校3年生までの40人が、バイオリンを独奏し、成長ぶりを披露した。
2011年2月28日(月) 09:00 [イベント, スポーツ]
自然楽しみ走り満喫/伊良部島マラソン
暑さ吹き飛ばし快走
第12回ロマン海道・伊良部島マラソン(主催・同マラソン実行委員会)が27日、1247人が参加して伊良部B&G体育館前などを発着点とする4コースで行われた。参加者らは、4月中旬並みの暑さを吹き飛ばし、美しい自然を楽しみながら思い思いのランを満喫した。
2011年2月28日(月) 09:00 [地域・暮らし, 教育・文化]
6年は仲宗根さん(北)優勝/全宮古小学生珠算競技
253人が個人、種目別競う
2011年2月26日(土) 09:00 [地域・暮らし, 社会・全般]
6~12億年前の南極岩石寄託/市博物館に小元さん
地殻変動の歴史刻む
元日本大学教授で日本南極地域観測隊に参加したことがある自然地理学・地球年代学専門家の小元久仁夫さんが25日、6億~12億年前のものと見られる南極産岩石やパイプ貝化石など63点、約80㌔を市総合博物館に寄託した。博物館では、今後企画展を行い、児童・生徒の教育教材として活用していく計画を立てている。
2011年2月26日(土) 09:00 [地域・暮らし]
新築工事が起工/西東公民館
関係者集い安全祈願
城辺の西東公民館を建て替える工事の地鎮祭が25日、同館中庭で行われた。宮古島市や西東自治会の関係者が集い、工事期間中の安全を祈願した。新しい公民館は今年7月に完成する予定。
2011年2月26日(土) 09:00 [環境・エコ]
E3持続可能な供給を/宮古島プロジェクト合同委
12年度、走行車両3000台へ
2010年度第2回宮古島プロジェクト推進委員会合同会議が25日、下地農村改善センターで開かれた。同会議で、エコ燃料実用化地域システムについて、りゅうせきバイオエタノールプロジェクト推進室の奥島憲二室長は「糖蜜からのエタノール製造過程で、有価成分を抽出し、ポリフェノールなど生理活性成分の商品化などを含めた複合的な事業を展開することで、持続可能なE3、E10を普及させなければならない」と事業全体の展望を述べた。
2011年2月26日(土) 09:00 [政治・行政]
宮古-那覇 航空運賃8200円に低減/県議会一般質問
具体的な試算額示す
【那覇支社】県議会(高嶺善伸議長)2月定例会は25日、一般質問に入り、宮古島市区選出の奥平一夫氏(社大・結)が質問に立ち、2012年3月末で期限満了となる沖縄振興特別措置法(沖振法)に替わる「新沖振法」で県が主要施策として打ち出している「離島航空運賃低減化」の具体的な試算値をただしたのに対し、川上好久企画部長が答弁し「那覇-宮古間(片道)が現在の1万1950円から8200円に、那覇-石垣間(同)が1万5600円から1万1400円になると試算している」と答えた。同試算値の具体額が公表されるのは初めて。
2011年2月26日(土) 09:00 [教育・文化]
太田さん宮古初の6冠/宮総実
3種目以上1級に8人合格
全国商業高等学校長協会・全国商業高等学校協会は3種目以上1級合格者表彰制度で、このほど宮古総合実業高校(下地廣治校長)商業科の3年8人を表彰した。同校では過去最多の表彰。このうち太田祐希子さんが宮古では初めての6種目、6冠達成で表彰された。25日、同校で会見があり、太田さんは「挑戦の大切さや諦めないこと、強い精神力を学んだ」と3年間を振り返り「将来は公認会計士の国家資格を取りたい」と意欲を示した。
2011年2月26日(土) 09:00 [地域・暮らし, 教育・文化]
大学生が自立をサポート/沖大研究所など
宮古の高校生と交流
沖縄本島の大学生と宮古の高校生が語り合う「離島カタリ場」(主催・沖縄大学地域研究所、学生+)が25日、宮古総合実業高校体育館で行われた。進学・就職に対する目的意識を高め、自立をサポートする試みで宮古では初開催。大学生と同高1年生が、夢や目標について話し合いながら交流を深めた。高校生らは「大学生活を知り、いい勉強になった」「将来について考える機会になった」などと感想を述べた。
2011年2月25日(金) 23:24 [ニュースウィークリー]
2011年2月20日~2月25日
ニュースウィークリー
2月20日~2月25日
日本リーグ宮古初開催/ハンドボール
第35回日本ハンドボールリーグは19日、宮古島市総合体育館で第13週を行った。現在6位の琉球コラソンが同5位のトヨタ車体を迎えて対戦したが、23-30で敗れ、地元勝利はならなかった。日本リーグの宮古島開催は初めて。会場には多くの市民が詰め掛けて、国内トップリーグの力と技術に見入った。(2月20日掲載)
基礎学力向上研究成果を報告/教育を語る市民大会
宮古島市の教育を語る市民大会は19日、フォーラムに先立って、アトラクションや開会行事、表彰式、学力向上実践報告会が行われた。表彰式では「宮古島市教育の日」(2月の第3日曜日)の標語に入賞した小学生から一般までの16人を表彰した。(2月20日掲載)
各学校で成果発表/「教育の日」で催し
学校や家庭、地域社会が連携を密にし、教育の一体化で教育の充実を目指す宮古島市の「教育の日」の20日、宮古地区の各小、中学校では、これまでの学習成果の発表や地域と連携した取り組みの報告、舞台発表など多彩な催しが行われた。(2月21日掲載)
高校生が会場魅了/歌、ダンス、書道披露
「マティダライブ3」が20日、マティダ市民劇場で開催された。今回は10団体、総勢43人がブレイクダンス、バンド演奏、書道パフォーマンスなどを披露し、会場に訪れた観客を魅了した。(2月21日掲載)
職員16人に兼務辞令/トライアスロン大会
4月24日に開催される第27回全日本トライアスロン宮古島大会の運営に携わる、担当部署以外の職員16人に21日、兼務辞令が手渡された。市長部局職員14人への辞令交付は市長室で行われ、兼務する職員に対し下地敏彦市長が「大会成功へ協力をお願いしたい」と呼び掛けた。(2月22日掲載)
市町村合併、肯定意見が上回る/市民にアンケート
宮古島市は21日、昨年12月に実施した市民意識調査の集計結果を発表した。「市町村合併して良かったと思うか」との設問には、全体では合併して良かったが半数を上回った。旧市町村別では平良地区では合併を評価する意見が否定的な意見を上回ったものの、伊良部地区では同数、城辺、下地、上野地区では否定的な考えの方が肯定的意見を上回るなど、平良地区と旧郡部で合併に対する評価の違いが鮮明に現れる結果となった。(2月22日掲載)
今年度受診率は37・5%/特定健診、前年比増加
宮古島市の2010年度「特定健診」受診率が37・5%(速報値)となった。今年度目標の50%には達しなかったものの、年々受診率は向上し前年の32・9%よりも4・6ポイント増加した。市福祉保健部国民健康保険課では「今年度の受診率向上は、個別検診の受診増が要因。各登録病院の受診呼び掛けにより受診者数が増えた」と説明した。(2月23日掲載)
勇壮な獅子舞を披露/比嘉の二十日正月
城辺比嘉集落で旧暦1月20日に当たる22日、伝統行事の「二十日正月」が行われた。比嘉民俗芸能保存会(大城博紀会長)の会員らが、勇壮な獅子舞で厄除・招福し、住民の無病息災、集落のさらなる発展を願った。獅子舞は、市指定の無形民俗文化財。(2月23日掲載)
ゴーヤーの出荷本格化/キロ単価高値スタート
JAおきなわ宮古地区営農振興センターが取り扱う2011年産ゴーヤーの出荷が、本格化した。23日、JAおきなわ上野集荷場には1㌧入荷。平均キロ単価は1000円と、昨年同時期の約2倍の高値。全国的な冷え込みに伴う野菜の品不足が価格を押し上げている。(2月24日掲載)
キビ品質低調、全県で顕著に/台風、日照不足が影響
2010-11年期サトウキビの低調な品質が全県で顕著に表れている。日本分蜜糖工業会がまとめた工場別の品質・製糖実績(20日現在)によると、県内10製糖工場の品質(平均糖度)はいずれも前期の実績を下回る結果に。宮古地区の分蜜3工場は13~14度台と基準糖度の13・1度以上を確保しているが、前期の15度台には到達していない。同工業会では昨年10月末の台風と日照不足が主な要因と分析した。(2月24日掲載)
勝連さんのキビ反収20・6㌧/サトウキビ競作会
県糖業振興協会の2010-11年期サトウキビ優良事例調査(競作会)宮古地区全刈り作業が24日、地区代表の勝連栄一さんのほ場で行われた。収穫した結果、収量は反収ベースで20・6㌧、平均糖度は13・9度。産糖量は同協会で正確に算出されるが、2年連続宮古地区代表の県1位が期待される。(2月25日掲載)
「解体すでに議決」市議会が再確認/旧平良図書館
市民グループが旧平良図書館の建物の存続を求めて1万609人分の署名を市に提出したことについて、市議会は24日、議員全員協議会を平良庁舎で開いた。昨年12月議会で同建物の解体費用を議決していることから「すでに決まったもの」とし、議決通り解体する意思を確認した。(2月25日掲載)
2011年2月25日(金) 22:27 [行雲流水]
十六日祭(行雲流水)
十六日祭の墓前で、神仏談議に花が咲いた。神と仏は違うはずだが、宮古の方言ではカムン(神)とは言うがプトゥキ(仏)とはあまり聞かない。位牌のある仏壇をもカムンダナ(神棚)と言う。古来、祖霊を祭る行事はウタキ中心の神道式だった。仏教が伝来しても「仏=神=祖霊」と解釈したのだろうか
2011年2月25日(金) 09:00 [政治・行政]
パラシュート訓練に抗議/2月定例県議会
決議案、全会一致で可決
【那覇支社】開会中の県議会(高嶺善伸議長)2月定例会は24日、「嘉手納飛行場における米軍のパラシュート降下訓練に関する抗議決議」と「新たな沖縄振興のための制度提言の中に法制度を盛り込むことを求める決議」および各意見書2案を全会一致で可決した。
2011年2月25日(金) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政]
「解体はすでに議決」/旧平良図書館
市議会全員協で再確認
市民グループが旧平良図書館の建物の存続を求めて1万609人分の署名を市に提出したことについて、市議会(下地明議長)は24日、議員全員協議会を平良庁舎で開いた。昨年12月議会で同建物の解体費用を議決していることから「すでに決まったもの」とし、議決通り解体する意思を確認した。議員からは、下地敏彦市長が「1万人の署名を集めたら考える」と発言したことを疑問視。「市長は夢を与えたので市民グループは一生懸命に署名を集めた。建物存続に向け前向きに検討する責務がある」との声が上がった。
2011年2月25日(金) 09:00 [政治・行政]
返還金6278万円を補正/宮古島市
会計検査院指摘の不適正支出金
宮古島市は24日、市議会3月定例会(1日開会)に上程する議案を市議会議員に説明した。議案は総額326億8000万円の2011年度一般会計予算や10年度補正予算など34件。補正予算には、会計検査院から不適正支出と指摘があった国庫補助事業事務費を国、県に返還する6278万円が盛り込まれている。財政調整基金積立金(貯金)には11億9000万円を計上した。
2011年2月25日(金) 09:00 [地域・暮らし, 社会・全般]
航空機事故想定し訓練/宮古空港
徳洲会、空自、海保が初参加
宮古空港で24日、宮古島警察署や市消防本部など関係機関や団体から約170人が参加し、航空機事故を想定した消火救難総合訓練(主催・宮古空港管理事務所)が行われた。この訓練には航空自衛隊宮古島分屯地、宮古島海上保安署、宮古島徳州会病院が初めて参加し、関係機関と共に連携を図りながら実践的な訓練を行った。
2011年2月25日(金) 09:00 [地域・暮らし, 産業・経済]
勝連さんのキビ、反収20・6㌧/サトウキビ競作会
2年連続県1位に期待
県糖業振興協会の2010-11年期サトウキビ優良事例調査(競作会)宮古地区全刈り作業が24日、地区代表の勝連栄一さんのほ場で行われた。収穫した結果、収量は反収ベースで20・6㌧、平均糖度は13・9度。産糖量は同協会で正確に算出されるが、2年連続宮古地区代表の県1位が期待される。
2011年2月25日(金) 09:00 [政治・行政, 教育・文化]
小学141人増、中学67人増/11年度教員採用
「待機者」の大幅改善へ/県教育庁
【那覇支社】県教育庁(金武正八郎教育長)が2011年度の小・中学校の教員採用枠を大幅に増やすことが24日までに分かった。小学校で250人(前年度比141人増)、中学校108人(同67人増)を採用する計画を立てている。教員採用試験に合格したものの、採用待ちになっている「待機者」を優先して採用する考えだ。
2011年2月24日(木) 09:00 [産業・経済]
品質低調、全県で顕著に/10-11年期サトウキビ
台風、日照不足が影響
2010-11年期サトウキビの低調な品質が全県で顕著に表れている。日本分蜜糖工業会がまとめた工場別の品質・製糖実績(20日現在)によると、県内製糖工場の品質(平均糖度)はいずれも前期の実績を下回る結果に。宮古地区の分蜜3工場は13~14度台と基準糖度の13・1度以上を確保しているが、前期の15度台には到達していない。同工業会では昨年10月末の台風と日照不足が主な要因と分析。台風という自然災害が与える影響を裏付ける結果となった。
2011年2月24日(木) 09:00 [地域・暮らし, 教育・文化]
美しい音色にうっとり/みつば幼
天野夫妻がコンサート
みつば幼稚園(與世田明美園長)は23日、同園でクラシックコンサートを行った。市内で音楽教室を開く天野誠さん、智美さん夫妻がバイオリン演奏を披露した。園児らは繊細で美しい音色に聞き入っていた。
2011年2月24日(木) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政]
予定地の土壌調査始まる/新ごみ処理施設
3カ所でボーリング実施
新ごみ処理施設の予定地、市クリーンセンター西側で23日、土壌調査が始まった。3カ所でボーリングを実施し、土壌に含まれている物質を調べる。3月末までに調査結果をまとめ、県に報告する。現在実施中の環境影響評価(アセスメント)にも盛り込まれる。
2011年2月24日(木) 09:00 [産業・経済]
ゴーヤー出荷本格化/JA
キロ単価1000円の高値
2011年2月24日(木) 09:00 [政治・行政]
「後半の操業も頑張って」/宮古島市
製糖2工場にミカン贈り激励
宮古島市の長濱政治副市長らは23日、宮古本島内製糖2工場を訪ね、ミカンを贈ってねぎらった。その上で後半の製糖操業に向けて激励。「サトウキビは宮古の農業の根幹。立派な製品を作り上げてほしい」と述べた。
2011年2月24日(木) 09:00 [教育・文化, 環境・エコ]
環境対策軸に地域活性化へ/NEDO、宮古島市主催
専門家が現状と展望説明/高校生対象に新エネセミナー
経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が2009年に「新エネ百選」に選定した地区で進めているセミナーが23日、初めて高校生を対象に「高校生のための新エネルギーセミナーin宮古島」(NEDO、宮古島市など主催)と題し、宮古工業高校で生徒75人を対象に行われた。人材育成などの目的で開いた。セミナーではそれぞれの分野の専門家が「太陽電池の技術・これまでと、これから」や「蓄電池開発の最前線」などを説明した。宮古島では沖縄新エネ開発の風力発電が「新エネ百選」に選定されている。
2011年2月23日(水) 22:30 [ペン遊・ペン楽]
名古屋の英雄/渡久山 春英
ペン遊ペン楽2011.2.24
徳川家康が築城した名古屋城の夜の天守閣は、照明に照らされて威容を見せつけていた。去る2月6日の名古屋市長選挙の夜のことである。天守閣をバックに河村たかし氏はテレビに映しだされた。当選のよろこびを体いっぱいに表現していた。当確の知らせを受けるや、支持者にバケツの水をかけられ、テレビのインタビューには「苦しい市民の税金で楽をしている議員」と声高に、しかも、自信に満ちた応答ぶりを見せていた。自らの給料も減額し選挙期間中も、市民税減税の恒久化、議員報酬の半減、議員定数の半減を訴え、日本中が注目した選挙だった。結果は他の候補者に大差をつけて勝利した。勝利した要因は「庶民感覚の政治」である。その政治信念が市民の心をとらえたようだ。まさに、江戸時代の上杉鷹山を思わせる。上杉は節倹を励行し、行政の刷新、産業の奨励に努めた人物である。もちろん納税は国民の義務であることはいうまでもない。