「政治・行政」 2011年2月のニュース一覧
2011年2月26日(土) 09:00 [政治・行政]
宮古-那覇 航空運賃8200円に低減/県議会一般質問
具体的な試算額示す
【那覇支社】県議会(高嶺善伸議長)2月定例会は25日、一般質問に入り、宮古島市区選出の奥平一夫氏(社大・結)が質問に立ち、2012年3月末で期限満了となる沖縄振興特別措置法(沖振法)に替わる「新沖振法」で県が主要施策として打ち出している「離島航空運賃低減化」の具体的な試算値をただしたのに対し、川上好久企画部長が答弁し「那覇-宮古間(片道)が現在の1万1950円から8200円に、那覇-石垣間(同)が1万5600円から1万1400円になると試算している」と答えた。同試算値の具体額が公表されるのは初めて。
2011年2月25日(金) 09:00 [政治・行政]
パラシュート訓練に抗議/2月定例県議会
決議案、全会一致で可決
【那覇支社】開会中の県議会(高嶺善伸議長)2月定例会は24日、「嘉手納飛行場における米軍のパラシュート降下訓練に関する抗議決議」と「新たな沖縄振興のための制度提言の中に法制度を盛り込むことを求める決議」および各意見書2案を全会一致で可決した。
2011年2月25日(金) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政]
「解体はすでに議決」/旧平良図書館
市議会全員協で再確認
市民グループが旧平良図書館の建物の存続を求めて1万609人分の署名を市に提出したことについて、市議会(下地明議長)は24日、議員全員協議会を平良庁舎で開いた。昨年12月議会で同建物の解体費用を議決していることから「すでに決まったもの」とし、議決通り解体する意思を確認した。議員からは、下地敏彦市長が「1万人の署名を集めたら考える」と発言したことを疑問視。「市長は夢を与えたので市民グループは一生懸命に署名を集めた。建物存続に向け前向きに検討する責務がある」との声が上がった。
2011年2月25日(金) 09:00 [政治・行政]
返還金6278万円を補正/宮古島市
会計検査院指摘の不適正支出金
宮古島市は24日、市議会3月定例会(1日開会)に上程する議案を市議会議員に説明した。議案は総額326億8000万円の2011年度一般会計予算や10年度補正予算など34件。補正予算には、会計検査院から不適正支出と指摘があった国庫補助事業事務費を国、県に返還する6278万円が盛り込まれている。財政調整基金積立金(貯金)には11億9000万円を計上した。
2011年2月25日(金) 09:00 [政治・行政, 教育・文化]
小学141人増、中学67人増/11年度教員採用
「待機者」の大幅改善へ/県教育庁
【那覇支社】県教育庁(金武正八郎教育長)が2011年度の小・中学校の教員採用枠を大幅に増やすことが24日までに分かった。小学校で250人(前年度比141人増)、中学校108人(同67人増)を採用する計画を立てている。教員採用試験に合格したものの、採用待ちになっている「待機者」を優先して採用する考えだ。
2011年2月24日(木) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政]
予定地の土壌調査始まる/新ごみ処理施設
3カ所でボーリング実施
新ごみ処理施設の予定地、市クリーンセンター西側で23日、土壌調査が始まった。3カ所でボーリングを実施し、土壌に含まれている物質を調べる。3月末までに調査結果をまとめ、県に報告する。現在実施中の環境影響評価(アセスメント)にも盛り込まれる。
2011年2月24日(木) 09:00 [政治・行政]
「後半の操業も頑張って」/宮古島市
製糖2工場にミカン贈り激励
宮古島市の長濱政治副市長らは23日、宮古本島内製糖2工場を訪ね、ミカンを贈ってねぎらった。その上で後半の製糖操業に向けて激励。「サトウキビは宮古の農業の根幹。立派な製品を作り上げてほしい」と述べた。
2011年2月23日(水) 09:00 [政治・行政]
ボーリング調査始まる/上野陸上競技場
市がサッカー場計画で
上野陸上競技場を改修する市のサッカー場整備計画で21日、同競技場の土質を調べるためのボーリング調査が始まった。サッカー場として適合するか否かを判断する。調査結果で適合すれば市が全面芝生化計画を具体化させる。ただ、上野地区の住民はトラック(走路)部分を残すよう要望しており、サッカー場に改修されるかは不透明な状況。
2011年2月23日(水) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
小学校の検討時期明示せず/学校規模適正化検討委
文言修正し来月答申
宮古島市学校規模適正化検討委員会(委員長・川上哲也教育長)は22日、第8回委員会を市中央公民館で行い、「市学校規模適正化に関する答申(案)」の最終的な取りまとめ協議を行った。「小学校規模適正化について」の項目で小学校の規模適正化の検討時期を明確に明示するか否かについて議論となったが、具体的な検討時期は明示せずに文言の修正や追加で最終答申案を取りまとめることとなった。
2011年2月23日(水) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
市の課題と対策で意見交換/職員研修
浦野氏が地域づくりで講話
宮古島市職員研修が22、23の2日間の日程で、市中央公民館大ホールを会場に開催。まちづくりシンクタンク「あしコミュニティ研究所」の浦野秀一代表を講師に招き、「魅力ある地域づくりに向けて」をテーマに、初日は講話とワークショップを実施。一般職員や係長・補佐級の職員ら約30人が参加し、市の今後の課題と対策について意見を交わした。
2011年2月22日(火) 09:00 [政治・行政, 教育・文化]
改修費9400万円見込む/旧平良図書館
市長 存続に否定的な考え示す
市民グループから旧市立平良図書館の存続を求める署名が提出されていることについて、下地敏彦市長は21日、継続使用する場合の改修費用見積額が約9400万円となることを説明。結論は市議会の意見を聞いた上で判断したいとしながらも、存続させることは難しいとの考えを示した。
2011年2月22日(火) 09:00 [政治・行政]
沖縄は先島地域を想定/自衛隊空白地帯部隊配置
市長に新防衛大綱など説明
沖縄防衛局の森田治男企画部長らは21日、市役所平良庁舎を訪れ、下地敏彦市長と長濱政治副市長に、昨年12月に閣議決定された新しい防衛計画の大綱(防衛大綱)と、2011年度から5年間の中期防衛力整備計画(中期防)について説明。自衛隊空白地帯への部隊配置について、沖縄では本島以西の先島地域を想定していること、南西諸島の島しょ部に初動担任部隊配置を計画しているものの、内容は検討中で具体的にはまだ決まっていないことなどを語った。
2011年2月22日(火) 09:00 [政治・行政]
旧市町村で違い鮮明/市町村合併5年の評価
市民意識調査結果
宮古島市は21日、昨年12月に実施した市民意識調査の集計結果を発表した。「市町村合併して良かったと思うか」との設問に対する回答を旧市町村別で見ると、平良地区では合併を評価する意見が否定的な意見を上回ったものの、伊良部地区では同数、城辺、下地、上野地区では否定的な考えの方が肯定的意見を上回るなど、平良地区と旧郡部で合併に対する評価の違いが鮮明に現れる結果となった。
2011年2月20日(日) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
「市のイメージ傷付けた」/相次ぐ不祥事で市長訓辞
綱紀粛正の徹底訴え
下地敏彦市長は18日、相次ぐ市職員の不祥事を受け、緊急の管理職集会を開いた。下地市長は「市民の行政に対する信用の失墜並びに関係者に多大な迷惑を掛けた。宮古島市全体の名誉、イメージを著しく傷付けるもの」と指摘し、再発防止へ向け部下への指導と綱紀粛正の徹底を強調した。
2011年2月18日(金) 09:00 [政治・行政]
消防広域に「不参加」表明/宮古島市
市長「課題解決されていない」
【那覇支社】県内市町村全域の消防本部を一本化するために設置された「県消防広域化等研究協議会」の第3回会議が17日、那覇市の自治会館で開かれ、宮古島市の下地敏彦市長は同消防広域化に参加しないことを表明した。その理由として、同市から提案した広域化した場合の「課題(デメリット)が解決されていない」ことなどを挙げた。同市の消防資機材の整備率は100%、職員充足率も79・3%で県内41市町村の中でも最上位にあるという。同市のほか、浦添市、うるま市も不参加を表明した。
2011年2月17日(木) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
業務上横領で告訴/公金持ち出し問題
宮古島署が本格捜査開始
市民が納めた国民健康保険税を市職員が庁舎外に持ち出して紛失したとされる問題で、宮古島市(下地敏彦市長)は15日に宮古島警察署にこの職員を業務上横領の疑いで告訴したことが分かった。告訴状は同日付で受理された。16日には同署の署員が市役所平良庁舎に訪れ、この職員が勤務していた国民健康保険課の写真撮影を行うなど、本格的な捜査を開始した。この職員は昨年12月14日から停職3カ月の処分を受けている。
2011年2月16日(水) 09:00 [政治・行政, 環境・エコ]
新年度から改修工事へ/パイナガマビーチ
バリアフリーに整備/総事業費1億円超
平良のパイナガマビーチの将来像に、市民の意見・要望を反映させるための最終ワークショップが日、平良港ターミナルビルで開かれた。市では意見・要望が集約されたとして、2011年度から護岸改修工事に着手する。
2011年2月11日(金) 09:00 [政治・行政]
県と楽天、連携協定締結
ネット活用の販路拡大
【那覇支社】インターネットを活用した県産品の販路拡大や伝統文化支援を強化するため県は10日、楽天(三喜谷浩史会長)と包括連携協定を締結した。県産品の販路拡大や県情報の発信を強化する。
2011年2月10日(木) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政]
1月末現在で697世帯/生活保護世帯
前年平均比で64世帯増加
宮古島市で生活保護を受ける世帯数は2010年12月末現在で704世帯となり、宮古島市としての過去最多を更新。初めて700世帯を超えた。11年1月末では697世帯にまで減少したが、09年度の1カ月平均世帯数と比較し64世帯も増加している。
2011年2月10日(木) 09:00 [政治・行政]
サッカー場計画が具体化/上野陸上競技場
今月中にもボーリング調査
宮古島市が上野陸上競技場をサッカー場に変更するための準備を進めている。今月中にもボーリング調査を実施し、競技場の土質を調べる方針。市は現在のトラック部分も含めて全面を芝生に張り替えたい考えだが、地域住民の間ではトラック部分は残してほしいとする意見もあり、曲折も予想される。
2011年2月10日(木) 09:00 [政治・行政]
メンタル、会計学ぶ/市職員管理者
職員不祥事など受け研修会
宮古島市は、各部署の管理者である課長級職員を対象としたメンタルヘルスと会計に関する研修会を9日、市中央公民館2階研修室で開催した。うむやすみゃあす・ん診療所の竹井太院長がメンタルヘルスとケアについて、饒平名建次会計管理者と石原智男会計課長は会計・出納業務での適正な取り扱い方や事務処理などについて説明した。
2011年2月8日(火) 09:00 [政治・行政]
一般会計6082億円/11年度県当初予算
対前年比27億円(0.5%)増
【那覇支社】県総務部(兼島規部長)は7日、総額6082億8900万円の2011年度当初予算案を発表した。同日の庁議で決定し15日に開会予定の県議会2月定例会に提出する。対前年度比27億円(0・5%)増で3年連続して増加した。宮古関係予算では新規に「宮古島市休日夜間救急診療所整備事業」に3281万円、また県立宮古病院、八重山病院、北部病院の電子カルテシステム整備経費に3億円を計上した。10年度に補正予算で社会実験した宮古-多良間など6離島航空運賃を低減化する「小規模離島航空路利用活性化事業」に8億6443万円を充てる。
2011年2月6日(日) 09:00 [政治・行政]
さらなる宮古島発展誓う/下地市長が就任2周年
関係者集い盛大に激励会
下地敏彦市長就任2周年激励会(主催・同実行委員会)が5日夜、JAおきなわ宮古地区本部2階大ホールで開かれた。仲井真弘多県知事や県選出の国会議員、宮古島市議会の与党議員、市長を支持する市民らが多数、駆け付け、4年任期の折り返しという節目を盛大に祝った。
2011年2月5日(土) 09:00 [政治・行政]
市予算326億8000万円/11年度最終内示
前年度比3.9%の減
宮古島市は4日、2011年度一般会計当初予算案を各部に最終内示した。総額は326億8000万円で、10年度当初予算額340億2200万円に比べ13億4200万円(3・9%)の減となった。葬祭場や下里公設市場などの大型工事の執行が終了したことが要因。不況の影響で、生活保護世帯が増加したことに伴い13億6900万円の生活保護費を計上した。歳入全体に占める自主財源の構成比は16・8%、依存財源は83・2%で、依然として国、県に頼らざるを得ない財政状況に変わりはない。予算案は、3月1日開会予定の市議会3月定例会に提案される。
2011年2月2日(水) 09:00 [政治・行政]
管理団体を組織化へ/伊良部大橋橋詰広場検討委
伊良部側の地域振興施設
伊良部大橋橋詰広場検討委員会(洲鎌孝委員長)が1日、県宮古合同庁舎で開かれ、市が橋詰広場に整備予定の地域振興施設などについて意見が交わされた。伊良部から参加した委員は「今後施設を管理運営する団体の組織化に向け活動を展開したい」との考えを示した。今年に入ってからの初会合。次回は3月8日ごろに開く予定。大橋は2013年3月に完成する見通し。
2011年2月2日(水) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政]
食育計画案を最終協議/推進会議
3月に市長へ答申
第2回宮古島市食育推進会議(会長・長濱政治副市長)が1日、市役所平良庁舎で開かれ、事務局が取りまとめた市食育推進計画案について最終協議を行った。食事の適量を示した指針「食事バランスガイド」の活用と地域食材の活用を基本的な考え方と定めるとともに、各年代ごとでの食育推進のための行動計画などを確認。計画案は今会議で提案された意見を盛り込んだ後、3月中に下地敏彦市長に答申される。
2011年2月1日(火) 09:00 [スポーツ, 政治・行政]
サッカー場整備など要望
FC琉球が市長を表敬
FC琉球の田部和良統括本部長と新里裕之監督、選手を代表して我那覇和樹選手ら一行が31日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね30日に横浜FCと行ったプレシーズンマッチとサッカースクールの感想などを報告した。