「社会・全般」 2011年3月のニュース一覧
2011年3月31日(木) 09:00 [地域・暮らし, 社会・全般]
新入学児童20校で583人/宮古島市
3年連続で500人台
今年4月に新しく小学校に入学予定の児童数が宮古島市では583人(30日現在)となり、過去最低だった昨年の554人よりは若干増加するも、3年連続で500人台となる見込みであることが市教育委員会のまとめで分かった。また、佐良浜小学校への新入学予定者数は7人で初の1ケタ台となった。同委員会では「全体的に少子化で入学者数は減少している」とした上で「最近は市街地にある平良第一、南、東が増加傾向で推移し、旧町村地区の小学校は減少傾向となっている」と説明した。
2011年3月31日(木) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
市長に事業の継続答申/パイナガマ公園
市公共事業評価監視委
市公共事業評価監視委員会の中尾英筰委員長は30日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、社会資本整備交付金都市公園事業パイナガマ公園について、事業継続とする委員会審議結果を答申した。答申を受けた下地市長は、パイナガマビーチと一体となった公園整備をしていきたいとの考えを示した。
2011年3月30日(水) 09:00 [社会・全般]
会員の強み活かす会議所を
通常議員総会で予算など承認
宮古島商工会議所(下地義治会頭)は29日、第72回通常議員総会を開催した。「会員の強みを活かした会員のための商工会議所」など三つの基本方針からなる2011年度事業計画と総額1億2486万円となる11年度予算案などを審議し、いずれも全会一致で承認した。
2011年3月30日(水) 09:00 [地域・暮らし, 社会・全般]
南静園ガイドブック発刊/自治会と人権市民ネット
ハンセン病に正しい理解を
宮古南静園入園者自治会とハンセン病と人権市民ネットワーク宮古がこのほど「ガイドブック宮古南静園―南静園の隔離の歴史を歩く―」を発刊した。南静園の歴史を記した冊子で、ハンセン病に関する国の隔離政策や人権回復を求めた国賠訴訟の経緯も記した。同自治会の宮里光雄会長は「ハンセン病に関する啓発活動を続けているが、いまだに誤った理解が存在する」などと指摘。「発刊したガイドブックを南静園を知るための手引きにしてほしい」と話した。
2011年3月30日(水) 09:00 [地域・暮らし, 社会・全般]
地下水の多面的利用促進/土地改良区総代会
新年度事業計画や予算を決定
宮古土地改良区(仲間克理事長)の第22回通常総代会が29日、JAおきなわ宮古地区本部ホールで行われ、2011年度の事業計画や一般会計予算案を審議し、承認した。新年度も土地改良施設が有する多面的機能を生かして地下水の有効活用を促進、併せて地下水を守る活動を積極的に展開する。新たな地下ダムを建設する国営宮古―伊良部地区の事業概要も確認し、宮古本島と伊良部島の農業振興に期待を込めた。
2011年3月29日(火) 09:00 [地域・暮らし, 社会・全般]
診療活動終え帰島/下地診療所の打出医師
岩手県大槌町で被災者支援
東日本大震災で、被災地の岩手県大槌町で医療活動を行っていた下地診療所医師の打出啓二さんが27日、7日間の支援活動を終えて帰島した。現地での活動について「少しですが被災者の方の助けになれたと思う。1日も早い復興をお祈りしています」と話した。
2011年3月29日(火) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
被災地への物資受付へ/東日本大震災
児童、生徒の教育支援も/市が対策室設置
宮古島市は28日、「東北地方太平洋沖地震支援対策室」を市役所下地庁舎1階に設置した。被災地へ送る支援物資の受け付けや被災者受け入れに関する業務など東日本大震災の被災者支援の窓口となる部署で、室長は総務課防災危機管理係の川満秀海主幹が兼務する。下地敏彦市長が同日、記者会見を開き、対策室設置の経緯などを説明した。
2011年3月29日(火) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
県、市町村施設に94人/県被災者受入状況
福島、岩手は送り出しに難航
【那覇支社】県の又吉進知事公室長は28日、東日本大震災の被災者受け入れ状況や課題などを発表した。同日午前の段階で、県営住宅などの県施設へ59人、市町村営住宅などに39人の計94人を受け入れたことを明らかにした。また、福島、岩手の両県は被災者の送り出しに難航し、沖縄県の申し出を断っている状況。職員派遣なども辞退しているという。
2011年3月29日(火) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
「バランスガイド」活用推進を/市推進会議
食育計画を答申
宮古島市食育推進会議の会長を務める長濱政治副市長は28日、同会議でとりまとめた市食育推進計画「宮古(みゃーく)食育プラン」を下地敏彦市長に答申した。計画では四つの年代ごとに推進施策を設定していて、期間は2011年度から15年度までの5年間とし、最終年度に評価を実施する。
2011年3月27日(日) 09:00 [地域・暮らし, 社会・全般]
「被災者のために働く」/ゲストハウス風屋
1カ月の売上げ全額を義援金に
市内でゲストハウス風屋を営む植田弘一・由紀さん夫妻が26日、東北地方太平洋沖地震の被災者に送る義援金の募金を始めた。この日から来月25日までの1カ月間、宿泊や飲食などの代金を宿泊客らに募金箱に入れてもらい、全額を義援金として送る。目標額は100万円。
2011年3月26日(土) 09:00 [地域・暮らし, 社会・全般]
被災乗り越え、新たな一歩/福島県の笠原さん
宮古島で葉タバコ収穫作業
東日本大震災で住居が半壊し、宮古島に避難している福島県の笠原勝さん(38)が、上野で葉タバコ収穫の手伝いを始めた。畑主の宮國朝親さん(73)の誘いを受けて何の迷いもなく働くことを希望した。被災地の復興まで先が見えない不安定な状態は続く。それでも「働かないとね。家族が食べていけませんから」とにこやかに話す。笠原さんが働く姿に目を細める宮國さんは「大変だと思う。だけどしっかり頑張ってほしい」と被災地の復興を願いながらエールを送り続けている。
2011年3月26日(土) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
手続きに不備の認識示す/公設市場都市計画未変更
長濱政治副市長は25日、下里公設市場建設に絡み、同市場の都市計画の変更をしていなかったことについて「1992年に、隣接する道路の都市計画変更が行われているが、同時に市場の面積が縮小した分の変更もすべきだった」と述べ、行政上の手続きの取り方に不備があったとの認識を示した。今後、住民説明会や公告縦覧を経て都市計画審議会に諮り承認を受けるなど、法令にのっとって都市計画変更の手続きを行う必要があるとした。
2011年3月26日(土) 09:00 [社会・全般]
被災者受入に大同団結/東日本大震災
各界各層111団体が参画
【那覇支社】東日本大震災の被災者受け入れを仲井真弘多知事が表明したことに伴い25日、県は「東北関東大震災支援協力会議」を発足し、第1回会議を県庁講堂で開いた。初回の会合では県内の各界各層111団体が参画。大同団結し被災者の県内受け入れに対して積極的に協力することなどを確認した。「沖縄のチムグクルを」との仲井真知事の呼び掛けに沖縄全体が共鳴した。
2011年3月26日(土) 09:00 [地域・暮らし, 社会・全般]
地域住民反対運動展開/上野配電塔建設
沖電「安定供給に必要」
沖縄電力が上野宮国アツヅマに建設を予定している配電塔に関する住民説明会が23日夜、上野大嶺公民館で開かれた。沖縄電力は配電塔建設の必要性と、地域住民が懸念している電磁界については基準値よりもかなり低いことなどを説明し、理解を求めた。説明会には約50人が参加したが住民の一部は納得せず、用地移転を強く求め、建設予定地に反対の立て看板を設置、署名を集めるなど反対運動を展開している。
2011年3月25日(金) 09:00 [地域・暮らし, 社会・全般]
宮古でも売り切れ/ミネラルウオーター
関東の水道水問題で
東京都葛飾区の金町浄水場の水道水から幼児向けの引用基準の2倍に当たる放射性ヨウ素131を検出したとの報道が流れた23日の夕方ごろから、宮古島市内の大型スーパーなどで一気にミネラルウオーターが売れ始め、品薄状態となっている。
2011年3月25日(金) 09:00 [産業・経済, 社会・全般]
合併特例債総額28億1600万円/宮古島市2010年度現在
校舎新築など最多11億7000万円
2007年10月の市町村合併後、宮古島市で活用された合併特例債の総額は、2010年度現在で28億1600万円となった。最も多いのは小中学校の校舎新築・改築工事など教育施設整備事業の11億7370万円、次いで新葬祭場建設事業の8億円となっている。合併特例債が活用できるのは合併から10年間で、今後は新ごみ処理施設や図書館の建設など、新市計画に盛り込まれた事業での活用を予定している。
2011年3月25日(金) 09:00 [地域・暮らし, 社会・全般]
被災地の復興、音楽で支援/ロックフェス実行委
かりゆし58の前川さんら出演
東日本大震災復興支援コンサートが23日午後、マックスバリュ宮古南店であった。かりゆし58の前川真悟さんほか、しおりさん、地元の下地暁さんらが出演してライブパフォーマンスを披露。会場に訪れた多くの市民は義援金を寄せ、出演者とともに被災地の早期復興を願った。
2011年3月23日(水) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
児童・生徒の安否確認/多良間村教委
交流のある岩手県宮古市 ほとんどは無事
【多良間】東日本巨大地震による地震・津波の大被害を受けた岩手県宮古市と姉妹提携を結び子どもたちの交流を進めている多良間村の教育委員会(豊見山正教育長)は、当地の子どもたちや、ホームステイで世話になった家族の安否の確認作業をしている。
2011年3月23日(水) 09:00 [スポーツ, 社会・全般]
トライ大会33人が出場辞退/東日本大震災の影響
一部はキャンセル料を義援金に
東日本大震災の影響でトライアスロン大会のキャンセルが相次いでいる。22日までに33人が震災を理由に出場辞退を申し出た。被災地の出場者からは連絡は少なく、今後もキャンセルは増えると見られている。
2011年3月22日(火) 09:00 [地域・暮らし, 社会・全般]
220人が接種受ける/子宮頸がん予防ワクチン
病気の特徴など学ぶ/高1対象
宮古島市による子宮頸がん予防ワクチンの集団接種が20日、市平良保健センターで行われた。今回、対象となったのは高校1年生の年齢に相当する女子303人で、そのうち約220人が接種を受けた。接種後には、子宮頸がんについての説明も行われ、病気の特徴などを学んだ。
2011年3月22日(火) 09:00 [地域・暮らし, 社会・全般]
東北地方向け配送再開/ヤマト運輸
宮古からも早速支援物資
宅配大手のヤマト運輸は21日、東日本巨大地震の被害を受けた東北地方の岩手、宮城、福島3県向けの荷物取り扱いを再開した。
2011年3月20日(日) 09:00 [地域・暮らし, 社会・全般]
避難するなら宮古へ/オペラ歌手・中丸三千繪さん
被災した母連れ来島
世界的なオペラ歌手で、宮古島大使でもある中丸三千繪さんが、東日本大震災で被災した茨城県在住の母・アイ子さん(84)とともに避難のため18日夜に来島、来間島のペンションに滞在している。
2011年3月20日(日) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
宮古島から被災地支援を/東日本大震災
義援金募金を呼び掛け/市職員らが街頭活動
東北地方を中心に未曾有の被害をもたらした東日本大震災。被災した多くの人たちを支援するため義援金の受付を行っている宮古島市は19日夕、市内の大型スーパー前などで街頭募金活動を実施。下地敏彦市長や市職員、市議会議員ら約100人がボランティアで参加し、市民に協力を訴えた。
2011年3月20日(日) 09:00 [地域・暮らし, 社会・全般]
きょう、1回目の集団接種/宮古島市
高校1年生対象に
宮古島市では昨年末に国の助成が決定した子宮頸がんの予防ワクチンの1回目の集団接種をきょう20日に市平良保健センターで高校1年生に相当する年齢の女子を対象に実施する。受付は午前9時から同10時30分まで。伊良部地区の1回目は28日に旧佐良浜診療所で行われる。
2011年3月19日(土) 09:00 [地域・暮らし, 社会・全般]
被災者に役立てて/池間小児童、教諭が義援金
池間幼稚園小学校(下地政昭校長)は18日、東日本大震災の被災地に送る義援金を宮古毎日新聞社に託した。義援金は池間幼稚園の園児と同小学校の児童28人が栽培した野菜を販売して得た収益金の一部。当初、卒業記念品代として活用する予定だった金額を児童たちから自発的に義援金として被災地に贈呈することを決定した。
2011年3月16日(水) 09:00 [社会・全般]
義援金600万円を可決/多良間村議会が宮古市へ
【多良間】多良間村議会(西平幹議長)は14日、東日本大震災で甚大な被害を受けた姉妹都市・岩手県宮古市への義援金600万円を計上した補正予算を可決した。同村は同日、役場に義援金受付窓口を開設。15日には、村民に義援金の協力を呼び掛ける文書の配布を各区長に依頼した。
2011年3月16日(水) 09:00 [社会・全般]
支援の輪広がる/東日本大震災
宮古でも募金活動
◆マックスバリュ
琉球ジャスコは東日本大震災の被害復興支援のため、県内全店舗で緊急災害復興支援募金を実施している。宮古でもマックスバリュ宮古南店と宮古西里店に募金箱を設置して善意の募金を呼び掛けている。
2011年3月15日(火) 09:00 [社会・全般]
乾電池売り切れ続出/市内家電店
計画停電の影響か 観光客が大量購入
東日本大震災の影響で、東京電力が電力供給を約3時間停止する輪番停電(計画停電)を開始した14日、宮古島市内の家電販売店では乾電池と懐中電灯が午前中から飛ぶように売れ、単一の乾電池は午後1時ごろには完売となった。停電の影響のない遠く離れた宮古でこのような現象が起こっているのは、観光客や関東に住む知人、友人らから頼まれた人たちが関東で品薄状態となっている乾電池や懐中電灯を大量に購入していることが原因のようだ。
2011年3月15日(火) 09:00 [地域・暮らし, 社会・全般]
前年実績6・43ポイント上回る/2月末現在国保収納率
89%の目標達成目指す
宮古島市の2010年度国民健康保険料・税(国保税)一般現年度分収納率は2月末現在で71・49%となり、前年同月実績の65・06%を6・43ポイント上回った。市国民健康保険課では、今後も好調な徴収率を維持させ、今年度の当初目標として設定した収納率89%を達成させたい考えを示している。
2011年3月15日(火) 09:00 [スポーツ, 社会・全般]
巨大地震、トライ大会に影響/実行委事務局
出場者の大幅減懸念
東日本を襲った巨大地震で、来月24日の全日本トライアスロン宮古島大会に与える影響が懸念されている。大会には全国47都道府県から申し込みがあり、甚大な被害を被った東北地方からの出場者もいる。実行委員会事務局によると14日までに震災を理由に2人が出場を辞退した。いまだ通信態勢が整わない地域もあることから今後、辞退者が増えることは確実。事務局に問い合わせた選手の中には延期や中止を求める声もあり、大会を開催するか否かも検討課題になりそうだ。