2011年6月21日のニュース一覧
2011年6月21日(火) 09:00 [地域・暮らし, 社会・全般]
手作りキャンドル寄贈/来間、宮原、佐良浜、平一小児童
慰霊の日ライトダウンで使用へ
放課後子ども教室でキャンドル作りに取り組んだ来間、宮原、佐良浜、平良第一の4小学校の児童たちが20日、下地敏彦市長に手作りキャンドル200個と平和へのメッセージを書いたカードを寄贈した。キャンドルは「慰霊の日・ライトダウン」の取り組みで使用される。
2011年6月21日(火) 09:00 [スポーツ]
フリーマントル(100マイル)が独走V/第4回ツール・ド・宮古島
女子は塩野3連覇、100㌔福島
第4回ツール・ド・宮古島2011(主催・宮古島市ほか)2日目のロードレースが19日、下地公園前をスタート・フィニッシュ地点に開催された。100(160㌔)の部では初出場のマーク・フリーマントル(39)=鹿児島、カナダ出身=が、100㌔の部では第1回大会から毎年、出場している福島雄二(54)=熊本=がいずれも初優勝を果たした。女子では塩野絵美(31)=東京=が1003連覇を達成。100㌔は高嶺直美(24)=東京=が制した。
2011年6月21日(火) 09:00 [政治・行政, 産業・経済]
農業的ゾーン基本計画作成へ
対象地区 県からの払い下げ調整中
下地島空港等利活用計画が実施に向け動き始めた。宮古島市(下地敏彦市長)は17日、2007年度に策定された下地島空港等利活用計画書で、農業的利用ゾーンとして区分された約85㌶(下地島滑走路南東側)を対象にした、下地島農業基本計画書の作成業務を、オオバ沖縄支店(本社・東京)に委託することを決め、近く契約を結ぶ。契約金額は302万4000円(税込み)。市はこの土地の払い下げを12年9月ごろをめどに、県と調整を進めている。
2011年6月21日(火) 09:00 [地域・暮らし, 教育・文化]
戦争の悲惨さ学ぶ/久松中平和集会
上地さんが体験講話
久松中学校(平良ヒロ子校長)で20日、慰霊の日を前に、戦争体験者の上地照子さんを講師に迎え、平和学習「戦災と平和を学ぶ集会」が行われた。上地さんは「皆さんが正しく判断する力を養い、平和な日本の担い手になってほしいと思い話す」と前置きし、1944年に自らが来間島で体験した機銃掃射や艦砲射撃、自宅の玄関前に落とされた焼い弾など、当時の体験を聞かせた。
上地さんは「玄関に落ちた焼い弾は自分から10㌢ぐらいしか離れていな
かった。幸い不発だった。爆発していたら皆さんの前でこうして話ができなかった」と述べた。
さらに「戦争は人を殺し、物を破壊し、物を奪い取る。勝っても、負けても犠牲者が出る」と話した。
生徒からは「戦争体験で一番つらかったことは」「戦争を切り抜けてきて考えたことは」などの質問が出た。
上地さんは「人が殺されていることが一番つらく、体験を通して平和の尊さを考えた」と答え「正しい判断ができる人に成長することを期待する」と結んだ。
福永千鶴さん(3年)は「戦争を知らない自分たちにも戦争は人を殺し、物を壊す怖いものであることが分かった。平和を担うために正しい判断ができる人に成長したい」と礼を述べた。
2011年6月21日(火) 09:00 [産業・経済]
子牛1頭36万7000円/6月期肉用牛せり
ユッケ食中毒影響し小幅下げ
JAおきなわ宮古家畜市場の6月期肉用牛競りが、19日開かれた。子牛1頭平均価格は36万6912円と前月比4215円下げたが、まずまずの価格水準を維持した。畜産関係者は値下げの要因に、ユッケ食中毒の影響による枝肉価格下落や、消費が落ち込む梅雨期の影響などを挙げている。
2011年6月21日(火) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政, 社会・全般]
個人住民税納期内納付を/地区税徴収対策協
事業の円滑執行に寄与 11年度課税額は21億8000万円
宮古島市や多良間村、県宮古事務所県税課で構成する宮古地区個人住民税徴収対策協議会(会長・長濱政治副市長)は20日、市役所平良庁舎で記者会見し、2011年度個人住民税の納期内納付を呼び掛けた。宮古島市の1期納期限は6月30日、多良間村が8月30日。長濱会長は「円滑な税収は、事業の円滑執行に大きく寄与する」と納期内納付の意義を強調した。宮古島市と多良間村を合わせた納税者数は1万7888人、税額は21億8517万円となっている。