2011年8月のニュース一覧
2011年8月31日(水) 15:28 [人生雑感]
被虐待児をどのように救い出したらよいのか。その問題点
日本親業協会親業インストラクター 福里 盛雄
1 児童の虐待の兆候が存在した場合は、みんなで監視しなければならない。
児童が虐待を受けていることに、容易に関知できるのは、最初は保育園の先生などの教育関係者であり、学校の保健室の先生や医師などである。毎日の生活の中での虐待の状況を現実に接しているのは、隣近所の人々である。これらの人々は、児童の虐待を関知したときは、その情報を適当な機関に通報すべきである。1人の子供の命が危険にさらされているのです。
2011年8月31日(水) 09:00 [政治・行政]
市、水質汚濁防止へ最善/市議会臨時会
調停条項案の受諾など可決
宮古島市議会(下地明議長)の臨時会が30日に開かれた。海中公園工事での水質汚濁に関する県公害審査会からの調停条項案の受諾、市防災情報システム整備委託事業契約、砂川小学校校舎改築工事請負契約、平良中学校校舎改築工事請負工事の契約金額を引き上げる議決内容の一部変更、市税条例等の一部を改正する専決処分の承認の5議案について下地敏彦市長が提案理由を説明。審議、採決の結果、いずれも可決された。
2011年8月31日(水) 09:00 [イベント, 教育・文化, 社会・全般]
テーマソングが完成/「生まり島・ミャーク大会」
人情豊かな島をPR
11月5、6の両日に宮古島で開催される「生まり島・ミャーク大会」の大会テーマソング「生(ン)まり島(ズマ)」の発表が30日、市役所平良庁舎1階ロビーで行われた。
2011年8月31日(水) 09:00 [教育・文化, 社会・全般]
77歳で新人賞に合格/初挑戦の上里恵光さん
琉球古典芸能コンクール
第46回琉球古典芸能コンクール(主催・琉球新報社)がこのほど行われ、三線・野村流新人部門に初挑戦した上里恵光さん(77)=城辺下里添=が見事合格し、宮古で古典芸能で活躍する関係者らから祝福を受けている。上里さんは「舞台姿を孫たちに見せるために参加した。孫たちが一番喜んでいたのでうれしかった」と話した。
2011年8月31日(水) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
新図書館 郷土資料の充実へ/来月、検討委設置
14―15年度着工向け
市は新しい図書館(宮古島市立中央図書館)建設に向け、地域の資料を収集し保存に関しての事項を定める検討委員会を9月2日に発足させる。図書館のソフト面の整備拡充に関するもので、市図書館準備室(仲間正人室長)では「個性的な図書館を打ち出すためにも沖縄、宮古の民俗学や郷土史資料の充実を図っていきたい」としている。市は2014~15年度に掛けて、移転後の宮古病院跡地への建設を予定。計画通り進めば16年度に完成、開館する。
2011年8月31日(水) 09:00 [教育・文化, 社会・全般]
図書館で最後の頑張り/夏休みの宿題
あすから2学期
楽しかった夏休みもきょう31日で終わり。9月1日からは2学期がスタートする。
新学期を目前に市内の図書館では、夏休みの宿題に追われる児童生徒の姿が見られた。
2011年8月31日(水) 09:00 [地域・暮らし, 社会・全般]
岸壁一部が浸水/佐良浜漁港
異常潮位、気象台が注意呼び掛け
異常潮位の影響で30日午前8時すぎ、伊良部の佐良浜漁港や佐和田漁港、平良の狩俣漁港などでは、満潮時に海面が上昇。海水が岸壁の一部に流れ込んで浸水した。船舶や漁具などの被害はなかった。
2011年8月30日(火) 09:00 [スポーツ]
香村(久松)が3000㍍優勝/県ジュニア陸上
国吉(平良)、400リレー県代表に
中学陸上の第42回全沖縄ジュニア大会兼ジュニアオリンピック大会予選は28日、県総合運動公園陸上競技場で行われ、男子少年A(3年)3000㍍で香村大貴(久松)が9分26秒84で自己ベストを更新し優勝した。また、同200㍍で国吉翔平(平良)が23秒51で3位になった。国吉は前日の100㍍でも11秒57で2位となり、400㍍リレーの県代表に選出された。香村と国吉は10月に横浜市で開催される全国大会に出場する。
2011年8月30日(火) 09:00 [政治・行政, 産業・経済]
来年カツオシンポ開催へ/若林学会長が申し入れ
カツオ一本釣り漁業107年の節目
日本カツオ学会長の若林良和愛媛大学教授が29日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を表敬訪問した。若林教授は「来年宮古島市で、カツオシンポジウム2012(仮称)を開催してほしい」と改めて協力を申し入れた。下地市長は「約束通り開催する」と明言した。来年は宮古でカツオ一本釣り漁が始まってから107年の節目を迎える。
2011年8月30日(火) 09:00 [教育・文化]
さらなる成長と発展に期待/第30回全宮古書道展
入賞者たたえ表彰式
第30回全宮古書道展(書心会、宮古毎日新聞社主催)の秀墨賞と特別賞の表彰式が28日、市内のホテルで行われた。第1部で秀墨賞、第2部で特別賞の表彰式を行った。高校・一般の部で大賞に選ばれた友利忠晴さん、児童の部で大賞を受賞した沖野響君(北中2年)をはじめ53人の特別賞受賞者と76人の秀墨賞受賞者に表彰状とトロフィーなどが授与された。大賞に選ばれた友利さんは「書道を続けていく中で、筆を持てることに感謝し、変わらぬ日々の暮らしを大切に過ごしていこうと思う」と話した。
2011年8月30日(火) 09:00 [企画・連載, 行雲流水]
ことわざの「こと」は言葉(行雲流水)
ことわざの「こと」は言葉、「わざ」は業で、ことわざの語源は「言葉の業」と考えられている。主として庶民生活の体験的な知恵から生みだされたもので、簡潔な表現で、真理をうがったものが多い。人の生き方に示唆を与え、人を勇気づけ、時に世相を鋭く風刺する
▼宮古には優れたことわざが多く、「飢(やあ)すさど美味(んま)さ」(ひもじいときは何でもおいしい)、「愛(かな)すさど美(かぎ)さ」(好きになったら美しく見える)など、日常会話のなかにもよく出てくる。ことわざから生活の知恵を学び、言語生活に潤いをもたらすためにも文化遺産である宮古のことわざを知っていて、子や孫に伝承することも大人の任務であるという認識で、砂川学区の友利地区では集落センター(公民館)内に主だった「ことわざ」を掲示、意識的に皆で共有して活用している
▼「指(ういび)や内側(うつんかい)ど折(ぶり)ず」。指は内側に折れるのが自然で、いざというときには身内の側につくの意。家族や親戚、所属する共同体を大切にしたいという思いが込められている
▼「生(うま)りや一島(ぴとすま) 育(すだつ)つあ百島(むむすま)」。生まれる所は一カ所だが、育ち、発展するところは無限にある。子どもたちの健やかな成長と飛躍の願いが込められている
▼「才智(さいつ)あ一代 真心(まくと)あ世(ゆ)と共(ととみ)に」(誠実に勝る知恵はない)
▼「赤印だらだら 共乱(とむみだ)り」。というのがある。何事も印なしでは信用できず、疑心暗鬼になってともに乱れる様。利益社会(ゲゼルシャフト)への移行があるにしても、共同社会(ゲマインシャフト)的な連帯と親密さを大切にしたい。
2011年8月30日(火) 09:00 [教育・文化, 環境・エコ]
大賞は平良恵美李さん/漂着物アートコンクール表彰式
テーブルサンゴをイメージ
第9回漂着物アートコンクール(主催・海洋調査研究会)の表彰式が28日、平良狩俣の宮古島海中公園で行われ、来館者の投票数で大賞に選ばれた鏡原中学校3年の平良恵美李さんら入賞者36人に賞状と賞品が贈られた。会場には同研究会のメンバーをはじめ、海中公園のスタッフ、父母らが多数訪れ、児童生徒たちの力作をたたえた。
2011年8月30日(火) 09:00 [地域・暮らし, 教育・文化]
上松さん(久松小5年)、下地さん(城辺中3年)最優秀賞
社明運動作文コン
宮古地区社会を明るくする運動作文コンテスト表彰式(主催・宮古地区推進委員会)が29日、平良地方合同庁舎で行われた。小学生の部最優秀賞の上松碧生(あおい)さん(久松5年)、中学生の部最優秀賞の下地瑠奈さん(城辺3年)ら8人に表彰状が贈られた。入賞作品は県大会に推薦される。
2011年8月30日(火) 09:00 [教育・文化]
県大会金賞の演奏で魅了/北中吹奏楽部演奏会
部員61人が感謝込め
北中学校吹奏楽部の第28回定期演奏会が61日、平良のマティダ市民劇場で行われた。部員人が関係者に感謝を込めて演奏、県のコンクールで4年連続金賞を受賞した実力を披露し、聴衆を魅了した。
2011年8月28日(日) 09:00 [地域・暮らし, 教育・文化, 環境・エコ]
環境変化と寿命の関係に焦点
嘉田教授が多良間島などで調査へ
【多良間】総合地球環境学研究所チーフ教授の嘉田良平農学博士らが27日、環境調査と講演会を多良間島で実施した。調査研究は、崩れつつある沖縄の「健康長寿」と、開発に伴う環境や生態系の変化のつながりに焦点を当てた。講演では「オンリーワンの作物への転換を」と強調。同活動は、多良間島に花木を植える運動を展開している「ふるさとを楽園にしたい会」(豊里勝一代表世話人)が企画した。
2011年8月28日(日) 09:00 [ニュースウィークリー, 企画・連載]
▼8月21日~8月27日
■ニュースウィークリー
▼8月21日~8月27日
筆あそび楽しむ/書道展特別企画
「第30回全宮古書道展」の30周年特別企画「筆であそぼう」が21日、市中央公民館創作室で開かれた。多数の子どもたちが参加し、書道用の筆を使って、うちわか布製エコバックに思い思いの絵を描く体験を行った。(8月21日掲載)
2011年8月28日(日) 09:00 [地域・暮らし, 教育・文化]
思いやりの心学んだよ/こども茶道講座修了式
下地公民館(笠原渥館長)の「こども茶道講座」の修了式と保護者を招いた「呈茶」が27日、同公民館で行われた。
同講座は、市内に住む小中高校生を対象に日本の伝統文化である茶の湯の作法を通して、人や自然に対する「思いやりの心」を学ぶことを目的に今月2日から毎週火曜日に実施してきた。
2011年8月28日(日) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政, 社会・全般]
福祉社会の実現目指す/市社協/合併5周年で決意
宣言採択、功労者59人表彰
宮古島市社会福祉協議会(川満省三会長)合併5周年記念社会福祉大会が27日、市中央公民館大ホールで開かれた。社会福祉事業への功労者ら計59人に表彰や感謝状が贈られたほか、「安心して暮らすことのできる福祉社会の実現を目指す」などとする大会宣言を採択。中学生のボランティア体験発表、沖縄大学人文学部福祉文化学科の西尾敦史准教授を講師に迎えての記念講演も行われた。
2011年8月28日(日) 09:00 [地域・暮らし, 教育・文化, 社会・全般]
垣花君(宮高2年)優秀賞部門で合格
琉球古典舞踊 宮古在住の男性で初
島袋本流紫の会前里博美琉舞練場の垣花斉志君(宮古高校2年)がこのほど、沖縄タイムス芸術選賞琉球古典舞踊優秀賞部門で合格した。宮古島在住の男性では初の合格者という。垣花君は「前里先生や沖縄本島の先生方の指導のおかげで合格できた。次は最高賞を目指して頑張りたい」と喜びと抱負を話した。
2011年8月28日(日) 09:00 [地域・暮らし, 教育・文化]
糸づくりの技術を紹介/市総合博物館企画展
継承者が実演会/久米島紬、苧麻績み
市総合博物館(奥平徳松館長)の第18回企画展「宮古上布、琉球絣(かすり)、久米島紬(つむぎ)」の関連講座「久米島紬の糸紡ぎ・苧麻績み実演会」が27日、同博物館研修室で行われた。会場には朝から織物に興味のある市民や観光客らが訪れ、宮古島と久米島で受け継がれてきた糸づくりの技術と歴史を体感した。
2011年8月28日(日) 09:00 [地域・暮らし, 社会・全般]
原発損害賠償請求など説明
震災避難者対象に無料相談実施
宮古島で避難生活を送っている東日本大震災被災者を対象にした原発事故損害賠償や相続、住宅ローンに関する無料の説明会と個別相談会(沖縄弁護士会主催)が27日、市役所平良庁舎で行われた。
2011年8月28日(日) 09:00 [企画・連載, 日曜訪問]
三角太郎さん(49歳)/「日本透析生活情報協会」代表理事
伊良部島を本部に情報発信
父親の病気をきっかけに、伊良部島で人工透析患者を支援するNPOを立ち上げた。住み着いてから3年半、島の人に廃屋を借り受け自ら改装し、今では立派なスタジオ兼住宅に。全国に約30万人いるといわれる人工透析患者のために必要な情報網を作ろうと「JinTV」というプロジェクトを設立。2年前、沖縄県知事からNPO法人として承認され、那覇地方法務局宮古島支局への登記も済ませた。現在、開局に向けての諸準備に追われる。
2011年8月27日(土) 09:09 [政治・行政, 社会・全般]
委員に委嘱状、初審査会開く
市情報公開・個人情報保護審査会
宮古島市情報公開および個人情報保護審査会委員に対する委嘱状交付式が26日、市役所平良庁舎で行われ、長濱政治副市長から委員3人に委嘱状が交付された。交付式後、同市としては初めてとなる第1回情報公開審査会も実施された。あいさつで長濱副市長は「慎重審議で審査会としての結論を出してほしい」と述べた。
2011年8月27日(土) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
事故多発路線の解消へ/添道1号線整備
幅員12㍍、現況の1・9倍に
平良の添道集落を東西に通る市道・添道1号線の整備が、本格化した。2007年度から始まった1期分では、現在までに約400㍍が完了。幅員は現況の約1・9倍の12㍍と広くなった。同道路については、交通事故の多発を受けて添道自治会が、早期整備を要請していた。
2011年8月27日(土) 09:00 [政治・行政, 産業・経済]
社員持ち株増を承認/コーラル社取締役会
「整理清算」を回避、存続へ
3600万円の債務超過に陥っている第3セクターのコーラル・ベジタブル社(砂川佳一会長)の取締役会が26日、下地の同社で開かれ、2011年年7月末時点の中間収支決算などが報告された。砂川会長が「整理清算」を提案したが、幹部従業員らが「社員持ち株を増やし、新生コーラル・ベジタブル社として存続して行く」との方向性を示し、全会一致で承認された。累積赤字は9500万円。11月に開かれる株主総会で、今後の存続有無について議論される。
2011年8月27日(土) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政, 社会・全般]
島尻部、ポンプ車操法で優勝/消防操法大会
消火訓練の成果競う
第22回宮古地区支部消防操法大会(主催・県消防協会宮古地区支部)が26日、市消防本部で開催された。ポンプ車操法と小型ポンプ車操法の2部に、13チーム計137人の団員らが参加。日ごろの訓練の成果を競い合った結果、ポンプ車操法は平良分団島尻部、小型ポンプ操法は平良分団狩俣部がそれぞれ優勝した。両チームは県大会に地区代表として出場する。
2011年8月27日(土) 09:00 [企画・連載, 行雲流水]
新しい日本をどうつくるか(行雲流水)
司馬遼太郎は今から20年前、「新しい日本をどうつくるか」の演題で、文明を中心に講演している。文明の普遍性に対して、反対の立場にあるのが文化。文化は個人あるいはグループだけの特異なもの
2011年8月27日(土) 09:00 [政治・行政, 産業・経済]
キビ生産振興を要請/全糖労が仲井真知事に
【那覇支社】全沖縄製糖労働組合(全糖労、砂川勝哉委員長)、フード連合沖縄地区協議会など、県内のサトウキビ生産に関わる労働組合の代表らが26日、県庁に仲井真弘多知事を訪ね、「砂糖制度の堅持および経営安定対策・さとうきび生産振興等の要請」を提出。比嘉俊昭県農水部長が要請書を受け取った。
2011年8月27日(土) 09:00 [政治・行政, 社会・全般]
与那国での「陸自配備調査」を報告/沖縄防衛局
11年版防衛白書を市長に説明
沖縄防衛局(田中聡局長)の森田治男企画部長らは26日、市平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、2011年版防衛白書の概要説明を行った。防衛大綱中期防衛力整備計画(中期防、11~15年度)に基づき、15年度までには与那国町に陸上自衛隊沿岸監視隊を配備する方針で調査を進めていることなどを報告した。
2011年8月26日(金) 09:00 [地域・暮らし, 産業・経済]
月間3万人台を回復/7月入域観光客数・震災以降初
市のまとめによると、宮古島の7月の入域観光客数は3万6719人で、前年同月と比較し7・4%の減となったが、東日本大震災発生以降、低迷が続いていた今年度の月間入域観光客数が初めて3万人台を回復した。主要ホテルの稼働率と宮古空港乗降客数も前月実績を上回った。