「環境・エコ」 2011年10月のニュース一覧
2011年10月30日(日) 09:00 [環境・エコ]
過去5年で最少1万羽/11年サシバ飛来数調査
大震災などが影響か
県自然保護課と宮古野鳥の会は28日、2011年のサシバ飛来数調査の結果を発表した。
今年の飛来数は1万28羽と過去5年間で最も少なく、調査を開始した1973年から38年間(2004年を除く)の平均飛来数約2万7000羽の3分の1程度にとどまった。
飛来数の急激な減少の要因として、繁殖地(本州東北以南)の全般的な環境の悪化に、3月11日に発生した東日本太平洋沖地震による津波、近畿地方の大雨などが繁殖地の環境悪化に追い打ちをかけたことなどが挙げられる。
繁殖地で生まれた幼鳥はこの時期、成鳥とともに越冬のため南下するが、調査期間中、宮古島上空で幼鳥がほとんど観察できなかった。
県自然保護課、市、宮古野鳥の会の会員らが7日から20日までの2週間、市伊良部庁舎屋上と宮古島の夕陽が丘(松原墓地団地上)で飛来数の調査をした。伊良部中高の生徒も調査に参加した。
2011年10月23日(日) 09:00 [環境・エコ]
清掃で環境美化に貢献/市シルバー人材センター
事業の普及啓発促進
10月はシルバー人材センター事業の普及啓発促進月間。市シルバー人材センター(棚原恵照理事長)は22日、平良の豊旗の塔を中心に周辺の慰霊之塔、道路で清掃活動を実施した。会員約80人がボランティアで参加。樹木の剪定や除草をし環境美化に貢献した。
2011年10月23日(日) 09:00 [環境・エコ]
国の特別保護区に指定へ/与那覇湾
ラムサール登録に前進
下地与那覇湾が国の特別保護地区に指定されることが22日までに分かった。11月1日に環境省が水面部分約700㌶(図参照。久松、川満両漁港内を除く斜線部分)を指定する。この指定で与那覇湾の特別保護地区は2012年5月にルーマニアで予定されている「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」(ラムサール条約)の締約国会議で同条約への登録に大きく前進した。
2011年10月19日(水) 09:00 [政治・行政, 環境・エコ]
ガの幼虫が大量発生/市内の街路樹
市と県、枝打ち作業で対処
街路樹として市内各所に植栽されているホウオウボクにガの幼虫が異常発生していることが18日、分かった。樹木のみならず、民家や商店の軒先にまで這い出して来ることから、付近住民からの苦情が市役所や県土木事務所に相次いでいる。大量発生している虫はガの仲間ホウオウボククチバの幼虫で、植栽された葉を餌にしている。市建設部と県土木事務所は駆除のための枝打ち作業に乗り出した。
2011年10月10日(月) 09:00 [環境・エコ, 社会・全般]
親子でマングローブ植樹/宮古島環境クラブ
与那覇湾に苗木120本
宮古島環境クラブ(下地邦輝会長)主催のマングローブ植樹が9日、下地与那覇湾のサニツ浜東海岸で行われ、平良第一小学校の5年生の児童、保護者ら146人が参加した。児童と保護者は下地会長からマングローブの働きについて、簡単なレクチャーを受けた後、シャベルやスコップを手にオヒルギ、ヤエヤマヒルギ、ヒルギダマシの苗木計120本を植樹した。
2011年10月8日(土) 09:00 [政治・行政, 環境・エコ]
自転車活用しCO2削減を/観光・通勤用無料貸出実験スタート
利用職員、積極的なエコ通勤誓う
2011年10月5日(水) 09:00 [環境・エコ, 産業・経済]
エコアイランドツアー好評
年間に300人前後参加/次世代エネの島売り込む
城辺のメガソーラー(大規模太陽光発電)など環境に優しい施設を巡るエコアイランド宮古島視察ツアーが、好評を博している。年間の参加者数は、300人前後。「エネルギー地産地消の島」をコンセプトに宮古らしさを打ち出した同商品は、ニューツーリズム開発の良い事例と、注目を集めている。