「産業・経済」 2011年12月のニュース一覧
2011年12月27日(火) 09:00 [産業・経済]
苗、上々の作柄/葉タバコ
仮植ほぼ終了
2012年産葉タバコは、苗を鉢に移す仮植をほぼ終えた。畑での植え付けは、来年1月下旬に始まる。各農家は植え付けに向け、畑の畝に黒いビニールを張る作業を急ピッチで進めている。
2011年12月27日(火) 09:00 [産業・経済]
12年度は1430億円/公庫当初予算
雇用・経営基盤強化資金など創設
沖縄振興開発金融公庫(金井照久理事長)の2012年度当初予算案が、24日決まった。貸付規模は、要求通り満額の1420億円(前年と同額)、出資規模は、前年比1億円増の10億円を確保。貸付制度は、無担保・無保証の「沖縄雇用・経営基盤強化資金(仮称)や、「沖縄人材育成資金(同)」などを創設した。
2011年12月25日(日) 09:00 [地域・暮らし, 産業・経済]
トウガン出荷本格化/主産地のJA上野集荷場
JAが取り扱うトウガンの出荷が、本格化した。地区全体の約8割を占める主産地の上野地区では、週に約20㌧を出荷している。出荷は4月にピークに入り、6月上旬ごろ終了する。
2011年12月24日(土) 09:00 [産業・経済]
今期操業、来月11日スタート/11-12年産キビ
本島2工場、宮糖伊良部/糖熟良好、高値に期待
宮古本島内製糖2工場と宮古製糖伊良部工場はこのほど、2011-12年産サトウキビの製糖操業を来年1月11日に開始する方向で最終調整に入った。今期生産量は宮古地区全体で24万7000㌧が見込まれ、前期に比べて7万6000㌧減少している。ただ、品質は好調に推移しており、高糖度による高値取引が期待される。
2011年12月17日(土) 09:00 [環境・エコ, 産業・経済]
E3車2台をテスト走行/沖縄コカ・コーラ
取り組みを市長へ報告
沖縄コカ・コーラボトリング(本社・浦添市、髙橋俊夫社長)チェーンストア営業部の仲地弘吉部長とCSR推進室広報環境課の外間元課長らが15日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、同社が宮古島での環境への取り組みとして、代理店の車2台をバイオエタノール3%混合ガソリンであるE3で走行させるテストを10月から実施していることを報告した。
2011年12月16日(金) 09:00 [産業・経済]
ゴーヤーの共選基準確認/JA
農家ら集い「目ぞろえ会」
JAが島外に出荷しているゴーヤーの共同選別基準の統一を図る「目ぞろえ会」が15日、JAおきなわ上野集荷場であった。市内4カ所の集荷場で働く職員や、農家ら約50人が参加。ゴーヤーの実物を見ながら、色や形、長さ、太さなどについて選別基準を確認した。
2011年12月16日(金) 09:00 [産業・経済]
雨、曇天続く/宮古島地方
日照不足、野菜に影響
宮古島地方は11月から、雨や曇りの日が続き、冬春期島外出荷野菜の生産に影響が出ている。ゴーヤーの現在の収穫量は、平年と比べ4割ほど少ない。宮古島地方気象台は「長雨と日照不足に関する気象情報」発表して、農作物の管理に十分な注意を呼び掛けている。
2011年12月15日(木) 09:00 [産業・経済, 社会・全般]
TPP参加 断固反対
「島の農業、経済崩壊」/農家500人結集、宣言文採択
TPP(環太平洋連携協定)交渉参加阻止宮古地区農業者大会(主催・宮古地区農業振興会)が14日、JAおきなわ宮古地区本部ホールで行われ、農業関係者500人(主催者発表)が結集して同交渉参加阻止に向けて気勢を上げた。農業者の総意として、同交渉参加阻止まで一致団結して運動を継続していくとする大会宣言文や大会スローガンを全会一致で採択した。
2011年12月11日(日) 09:00 [産業・経済]
「子のため考え行動を」/宮古島気象台主催
地球温暖化テーマに講演会
2011年度気候講演会(主催・宮古島地方気象台)が10日、県宮古合同庁舎講堂で開かれた。沖縄気象台の浅見幸宏地球温暖化情報官が地球温暖化の現実と将来について、宮古島市上下水道部の梶原健次課長補佐は温暖化がサンゴ礁に与える影響などについて講話。浅見氏は子どもたちの将来のために、できることを考え、行動するよう訴えた。
2011年12月10日(土) 09:00 [産業・経済]
10年の歩み振り返る/県きび生産法人連絡協宮古支部
キビ産業の発展誓う
県さとうきび生産法人連絡協議会宮古支部の設立10周年記念式典が9日、JAおきなわ宮古地区機械化営農センターで開催された。組合員や行政機関、製糖会社、JAの役職員らが参加し、10年の歩みを振り返った。辺土名豊一会長は「今後とも、宮古の大切な基幹作物であるサトウキビを守り発展させる」と誓いを新たにした。
2011年12月10日(土) 09:00 [産業・経済]
前年比2億6000万円の増/11年肉用牛競り実績
年間通して高値安定
JAおきなわ宮古家畜市場と多良間家畜市場の12月期肉用牛競りが9日に開かれ、両市場の2011年販売実績がまとまった。総販売額は26億1531万円となり前年実績を2億6849万円上回った。成牛を含む1頭当たり平均価格は万9548円(前年比3万1148円高)、平均キロ単価は1298円だった。11年の競り価格は1月の初競りから好調に推移。計画交配による系統の統一と安定が高値取引をけん引した。
2011年12月7日(水) 09:00 [産業・経済]
関係者集い豊作祈願/多良間村で葉タバコ播種式
【多良間】県たばこ耕作組合多良間総代区(垣花幸徳総代)の2012年産葉タバコの播種式が4日、JAおきなわ多良間支所葉タバコ育苗施設で行われた。作付け面積が20㌶、農家数9戸。今期は平均反収230㌔、キロ単価1900円以上、総販売額9000万円突破を目指す。
2011年12月7日(水) 09:00 [産業・経済, 社会・全般]
14日に参加阻止大会/TPP交渉
農家ら300人以上動員へ
環太平洋連携協定(TPP)で、宮古地区農業振興会(会長・下地敏彦市長)は6日午後、JAおきなわ宮古地区機械化営農センターで評議員会を開き、今月14日午後3時からJAおきなわ宮古地区本部で「TPP交渉参加阻止宮古地区農業者大会」を開くことを正式決定した。生産農家ら300人以上の動員を見込んでいる。宮古地区で同交渉に関する大会が開催されるのは初めて。
2011年12月7日(水) 09:00 [産業・経済]
団体優勝は城辺支部/12月期子牛共進会
最高賞は佐和田博さん(城辺)
2011年12月6日(火) 09:00 [産業・経済]
豊作願い各地で種まき/12年産葉タバコ
耕作面積は64㌶減少
2012年産葉タバコの種まきが各地で始まっている。城辺葉たばこ生産振興会の生産農家は4日、JAおきなわ城辺支店の育苗ハウスで種をまいて豊作に願いを込めた。前期は台風に見舞われて大きな被害を受けた。生産農家らは「今年こそ豊作だ」と決意を新たにして種まきに精を出している。12年産宮古全体の耕作面積は571㌶、前年比で64㌶減少している。
2011年12月6日(火) 09:00 [政治・行政, 産業・経済]
島産品の販路拡大へ/物産販売奨励協定
宮古島市(下地敏彦市長)とイオン琉球(本社・南風原町、末吉泰敏社長)の「物産販売奨励協定調印式」が5日、市役所平良庁舎で行われた。市議会の平良隆議長が立会人を務め、下地市長と末吉社長が協定書に調印を行い、協定を締結した。両者は今後、市の農林水産業発展と物産品の販売において協働した取り組みを展開していくこととなった。
2011年12月3日(土) 09:00 [産業・経済]
来年3月上旬に開通/下里西通り線
平良港と市街地連結
下里公設市場前交差点と平良港東側の国道390号を結ぶ下里西通り線の工事は、最後の追い込みに入った。ユンボーによる道路掘削(切土)工事が、国道との接点まで進んだ。来年3月上旬の全線開通を予定している。
2011年12月2日(金) 09:00 [産業・経済]
活車エビを初出荷/宮古島漁協
前期比5㌧増の25㌧見込む
東京都、愛知県などの水産市場への上場に向け、宮古島漁協(小禄貴英組合長)は1日、高野車海老養殖場で育成する活車エビ130㌔を初出荷した。今期の車エビ生産は前期に比べ5㌧増の25㌧を見込み、約1億円の売上高を予想している。初荷セレモニーで、小禄組合長や県、市の関係者らが、安全輸送と高品質の高値の売買を祈願した。