「政治・行政」 2012年1月のニュース一覧
2012年1月31日(火) 09:00 [政治・行政]
公募段階で条例違反/市議会臨時会
ドイツ文化村の指定管理期間 議案取り下げ白紙に
市議会臨時会(平良隆議長)が30日、市平良庁舎議場で開かれた。市当局が上程したうえのドイツ文化村の指定管理者の指定について、公募段階で指定管理期間に条例違反があり、今回の指定は無効との議会の指摘を受け、当局が取り下げる事態となった。下地敏彦市長は「法令順守について職員に注意を喚起するよう指導してきたが、十分に今回対応できなかったことは、大変申し訳ないと思っている」と不手際を認めた。
2012年1月29日(日) 09:00 [政治・行政]
かんしょPJ 本格始動/補正予算に2424万円
芋ペースト加工6月開始へ/12年度の生産120㌧目指す
以前宮古の人々の主食にもなっていた伝統の芋の復活を目指す市の宮古島産かんしょプロジェクト事業は、芋をペーストにする機械のリース費用1577万円と建物の改造工事費847万円の計2424万円が一般会計に補正計上され、本格始動した。機械の1日当たりの加工能力は、16㌧。2月上旬に着工し、4月下旬試験運転に入り、6月からの操業開始を目指す。施設運営は、民間に委託する。2012年度のペースト(1次加工品)生産は月に10㌧、年間120㌧を目標にしている。
2012年1月28日(土) 09:00 [政治・行政]
NPO法人ばんずが指定管理へ/宮古青少年の家
12年度から3年間
県はこのほど、県立宮古青少年の家の指定管理者候補に、特定非営利活動法人(NPO)ばんず(市平良字久貝、安慶田昌宏理事長)を選定。県議会11月定例会で承認を受け、同団体による指定管理が決定した。指定期間は2012年4月1日から15年3月31日まで。
2012年1月28日(土) 09:00 [政治・行政]
芋のスイーツに挑戦/かんしょプロジェクト
普及へクッキング教室/市農政課
2012年1月27日(金) 09:00 [政治・行政]
市、滞納賃料求め提訴/平良港下崎の市有地
造船2業者に3750万円請求
平良港下崎地区の市有地賃貸借における多額の賃貸料滞納問題で、宮古島市は26日までに、この市有地を借りている造船2業者に対し、滞納分の計約3750万円の支払いと市有地からの立ち退きを求めて那覇地裁平良支部に提訴した。ただ、同問題では督促状送付の手続きを怠った市側の対応のまずさも指摘されており、滞納額の全額は回収できない可能性もある。提訴は今月6日付。
2012年1月26日(木) 09:00 [政治・行政]
指定管理者に南西楽園/うえのドイツ文化村
5年間、委託料年2550万円
うえのドイツ文化村の指定管理者に南西楽園リゾート(髙橋洋二代表、本社・東京都港区)が選定された。30日の市議会臨時会で承認を受け、正式に決定する。指定管理の期間は今年4月1日~2017年3月31日までの5年間。市が支払う管理運営に要する経費(委託料)は年間2550万円。25日の議会運営委員会で安谷屋政秀総務部長が議員に説明した。
2012年1月26日(木) 09:00 [政治・行政]
締切日過ぎてから受理/ドイツ村指定管理者募集
市「その後、書類そろった」
宮古島市がうえのドイツ文化村施設の指定管理者を募集した際、応募締切日を過ぎていたにもかかわらず、1団体からの応募書類を受理していたことが25日までに分かった。市は「提出書類が不備だったので受理しなかったが、その後、書類がそろったため受理した」と弁明した。指定管理者の選定委員会は23日に行われ、応募した3社のうち南西楽園リゾートが選定された。
2012年1月25日(水) 09:00 [政治・行政]
「離島、合併を考慮すべき」/一括交付金で下地市長
「今年は集大成の年」/就任3周年でインタビュー
下地敏彦市長は25日、市長就任3周年を迎える。残された任期を「市民が豊かで明るい生活ができるよう全力で頑張りたい」と集大成の年と位置付け。2012年度から創設される沖縄振興一括交付金(仮称)の市町村間の配分割合を「離島という部分や合併したことを考慮すべき」と述べ、県に対し配慮を求めた。公約については「天然ガス事業と県立運動公園誘致がまだ見えていない」としたものの、天然ガスについては2月の最終報告を踏まえ、試掘場所を県と調整していく方針を示したほか、総合運動公園については「一括交付金活用を県に要望した」と語った。学校統廃合については「教育環境の整備は市政を預かる者として当然やらなければならない重要な仕事」と強調した。自己評価は点数にして70~80点とした。
2012年1月24日(火) 09:00 [政治・行政]
指定管理者候補を選定/うえのドイツ文化村
市議会臨時会で正式決定へ
「宮古島市公の施設に係る指定管理者候補者選定委員会」(会長・長濱政治副市長)が23日、市役所平良庁舎で開かれ、うえのドイツ文化村指定管理者候補の選定を行った。応募3社について委員が選考基準と審査項目に基づき採点を実施し、合計点数が最も高かった1社を候補に決めた。今月30日開会予定の市議会臨時会で承認を受ければ指定管理者として正式に決定する。
2012年1月22日(日) 09:00 [政治・行政]
雇用、観光、教育で活発意見/「21世紀ビジョン」説明会で
「沖縄21世紀ビジョン基本計画(仮称)案」に関する県民説明会(主催・県)が20日、県宮古合同庁舎で行われた。市議や観光関係者など約60人が参加。ビジョンの各分野で活発な質疑応答が行われた。
2012年1月21日(土) 09:00 [政治・行政]
策定に向け県と意見交換/沖縄21世紀ビジョン基本計画
宮古島市と多良間村
将来の沖縄のあるべき姿を描く「沖縄21世紀ビジョン基本計画(仮称)(案)」について県と宮古島市、多良間村との意見交換会が20日、宮古合同庁舎で行われた。県の担当者から同計画策定に向けたこれまでの取り組み状況や今後のスケジュールが示されたほか、2012年度に措置される沖縄振興一括交付金(仮称)についても説明された。
2012年1月21日(土) 09:00 [政治・行政]
6月1日告示、10日投開票/県議選
【那覇支社】県選挙管理委員会は20日、今年6月24日の任期満了に伴う県議選(定数48)を6月10日に執行すると発表した。告示日は同1日。
2012年1月21日(土) 09:00 [政治・行政]
下地市長、出馬へ前向き/来年市長選
下地敏彦市長は20日、任期満了に伴う来年1月予定の市長選について、出馬を決める判断として「自己評価をすることが一番大きいと思う」と話した。自己評価については「70~80点」と述べ、明言は避けたものの2期目の出馬へ前向きな考えを示した。同日行われた市長就任3周年で、報道各社のインタビューに答えた。
2012年1月20日(金) 09:00 [政治・行政]
下地島の国際空港活用を/参院沖特委視察団が来島
市長、村長が16項目要請
参議院沖縄及び北方問題に関する特別委員会(岸信夫委員長)の視察団が18日夕に来島。19日は市役所平良庁舎で下地敏彦宮古島市長と下地昌明多良間村長から各市村の現状と課題について説明を聞いたほか、宮古病院、宮古島メガソーラー実証実験施設、宮古製糖城辺工場を視察した。委員会に対し下地市長は下地島空港の国際空港としての活用などを、下地村長は多
良間-石垣間の航空路線の再開、運航についてなどを要請した。
2012年1月19日(木) 09:00 [政治・行政]
ワクチン接種率が低調/ヒブと肺炎球菌
無料実施、市が呼び掛け
今年度、国が3種(子宮頸がん、ヒブ、小児用肺炎球菌)ワクチンの助成を決定し、これを受けて宮古島市が接種費用を無料で実施しているヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンの接種率が低調となっている。子どもの髄膜炎が予防でき、これまで高額だった接種費用が無料で受けられることから、市福祉保健部健康増進課では対象者の保護者に積極的な接種を呼び掛けている。
2012年1月19日(木) 09:00 [政治・行政]
充電設備の配備提案へ/EVインフラ整備検討委
普及へ行動計画まとめる
宮古島市EV充電インフラ整備検討委員会(垣花厳志委員長)の最終委員会が17日、宮古青年会議所会館で開かれた。宮古島市における電気自動車(EV)充電設備の基盤(インフラ)整備について、短期と中長期の行動計画などを盛り込んだ報告書を取りまとめた。委員会では近日中に市へ報告書を提案する。
2012年1月14日(土) 09:00 [政治・行政]
国交省宛て意見書提出へ/平良港漲水地区整備
市、予算化向け事務手続き開始
2012年1月5日(木) 09:00 [政治・行政]
市長「公約仕上げの年」/新春の集いに550人
1年の始まりを祝う
官公庁の仕事始めである4日、「2012年宮古島市新春の集い」が市内のホテルで開かれた。下地敏彦市長をはじめ、市内の各種事業所や団体の代表や役員、市議・県議会議員、市職員など約550人が参加。鏡開きや乾杯で新しい年のスタートを祝った。下地市長は残る任期が1年となった今年を「公約の最後の仕上げ」と位置付け、まだ実現できていないものについては「この1年間で必ず実現させるとの強い決意で市政運営をしていきたい」との意気込みを示した。
2012年1月1日(日) 09:02 [政治・行政]
第11回県議選 現・元職3氏の戦いへ/宮古島市区
奥平氏、座喜味氏、坂井氏/噂の顔ぶれ
今年6月に執行予定の第11回県議会議員選挙で宮古島市区(2議席)は、奥平一夫氏、座喜味一幸氏の現職2氏ともに出馬の意向を示しているほか、元職の坂井民二氏の名前が浮上している。坂井氏本人は「環境整備を図っているところ」だと述べ、出馬の意向を示している。また、政党そうぞうを中心とする県議会会派「改革の会」は現有4議席を伸ばしたい考えを伝えており、下地幹郎衆院議員は本紙取材に、「宮古でも県議を獲得したいところだ」と述べていることなどから、新年早々にも坂井氏の出馬表明の動きがありそうだ。
2012年1月1日(日) 09:02 [政治・行政]
21世紀ビジョンで躍進の年に/仲井真弘多知事新春インタビュー
新振計の実現へ/離島の格差是正に力点
第4次沖縄振興計画が2011年度で満了することから、昨年までの県政は大きな選択と岐路に立たされていた。舵取り役を担う仲井真弘多知事は、県が策定した「沖縄21世紀ビジョン」で描いた向こう20年間の沖縄のあるべき姿を模索し続けた。仲井真知事は国政与党民主党の掲げる自由度の高い一括交付金を、これまでの沖縄関連予算費と同規模の3000億円で政府に要求。元来、琉球政府の時代から沖縄は、自主的に物事を進めていることに長けていると仲井真知事は踏んでいた。地方分権のモデル地域として沖縄振興を進めたいとする政府意向と、知事要求は見事に合致した。その結果、国が継続して事業を行うべき主な事業を除き、県裁量で事業決定ができる沖縄振興一括交付金(仮称)1574億5600万円が閣議決定された。「知事の粘り勝ちだ」と賞賛する声もある。新振計発進の今年、2010年の県知事選挙で仲井真氏が発した「離島の振興なくして沖縄の発展なし」は実現するのか。新たな年に際し、その政策について聞いた。
2012年1月1日(日) 09:01 [政治・行政]
変革の時代 乗り切る/下地敏彦市長インタビュー
2011年は市葬祭場や下里公設市場の供用開始など、懸案だった大型事業が完成した。12年は、昨年調査を実施した天然ガス事業の芽出しを進めるほか、来間島再生可能エネルギー自活実証事業などに取り組む。新春インタビューで今年の抱負や取り組みを下地敏彦市長に聞いた。