「産業・経済」 2012年2月のニュース一覧
2012年2月29日(水) 09:00 [産業・経済]
青森から観光客150人/農協チャーター便
空港で「んみゃーち」と歓迎
農協観光のチャーター便で東北・青森県からの観光客150人が28日、来島した。宮古空港には宮古島観光協会の関係者らが集まり、「んみゃーち(いらっしゃいませ)宮古島へ」と横断幕を掲げて出迎えた。歓迎セレモニーでは民謡ショーが行われたほか、ミス宮古の根間あやのさんが花束を贈呈し、歓迎ムードを盛り上げた。
2012年2月28日(火) 09:00 [産業・経済]
イモ計画が本格始動
「6次産業化」目指し
宮古島産甘藷プロジェクト推進協議会が27日、発足した。行政、かんしょ研究会、観光業、菓子店、経済界の代表らが委員に委嘱され、会長には万国医療津梁促進事業事務局プロジェクトマネージャーの洲鎌孝さんが就いた。第1回協議会では宮古島産甘藷の生産実績などを確認しながら、その可能性を探った。講演した財団法人いも類振興会理事長の狩谷昭男さんは「(宮古島における)甘藷の歴史と文化に誇りを持って取り組んでほしい」と述べた。
2012年2月28日(火) 09:00 [産業・経済]
沖糖が操業を一時停止/雨天続きで原料不足
宮糖は部分停止で対応
雨天続きによる原料不足で、沖縄製糖宮古工場が26日から一時的に操業を停止している。きょう28日まで停止し、29日には再開する予定だ。宮古製糖城辺工場は工場を部分的に停止して対応。27日は6時間、工場の一部分を止めた。
2012年2月25日(土) 09:00 [産業・経済]
「宮古島シティ」に決定/マリン社ホテル棟売却
8億3000万円で落札/3月23日に明け渡しへ
宮古島市などが出資する第3セクター宮古島マリンターミナル(社長・下地敏彦市長)は24日、臨時取締役会を開き、ホテル棟の売却先に、宮古島シティアンドリゾート(西里秀徳社長)を決定した。落札額は、最低売却価格と同額の8億3000万円。3月9日に売買契約を締結し、同23日までの代金決済と、ホテルの明け渡しを予定している。
2012年2月24日(金) 09:00 [地域・暮らし, 産業・経済]
にっぽん丸が寄港/「沖縄ツアー」で300人
平良下崎埠頭
三井商船客船の大型クルーズ船「にっぽん丸」が23日、平良下崎埠頭に入港した。にっぽん丸の入港は2004年に1回、昨年2回あり、今回で4回目。
2012年2月24日(金) 09:00 [地域・暮らし, 産業・経済]
日照不足、野菜に影響/トウガンなど減産
品薄で高値取引も
昨年月から今年2月上旬にかけた日照不足の影響で、JAが取り扱う冬春期県外出荷野菜の減産が見込まれている。冬期間(12~2月)の日照不足は昨年に続き2年連続。JAおきなわ宮古地区営農振興センター農産部によると、1月に出荷されたトウガンは・3㌧と前年の88・8㌧より24・5㌧(27・5%)減少した。カボチャも果実が小さく、平年と比べ約2割の減産を見込む。一方、1月のJA出荷野菜全体の平均キロ単価は、品薄もあり前年比62円(17%)高の411円と高値だった。
2012年2月23日(木) 09:00 [産業・経済]
キビ豊作、来期に期待
市長が製糖工場を激励
下地敏彦市長が22日、宮古製糖城辺工場と沖縄製糖宮古工場を訪問し、操業実績の報告を受けながら激励した。生産量が大幅に減産する厳しい現状を受けて下地市長は「力を合わせて来期頑張ろう」と話した。
2012年2月21日(火) 09:00 [産業・経済]
「宮古ツアー」初便到着/農協観光
農協観光(本社・東京)による日本トランスオーシャン航空(JTA)チャーター便での八重山・宮古ツアーの今年最初の便が20日、宮古空港に到着した。29日までの10日間、毎日、チャーター便が就航し、合計で約1300人の入客を予定している。初日は愛知、岐阜、静岡の東海地方から144人が来島。空港では関係者らが「んみゃーち(いらっしゃい)」と出迎え、歓迎の民謡演奏も行われた。
2012年2月19日(日) 09:00 [産業・経済]
4、5月に主航路部工事/伊良部大橋
1個1500㌧の箱桁架設へ/3月末進ちょく84%見込む
県が進める伊良部大橋建設工事は今年の4~5月に、長山水路の上を通る所(主航路部)に鉄製の箱桁を架ける工事に入る。箱桁1個の重さは、約1500㌧。架設には、4000㌧のつり上げが可能な巨大クレーン船を使う。2006年に始まった大橋建設は、この工事で最大のヤマ場を迎える。総事業費365億円ベースの今年3月末までの進ちょく率は、84%(約306億円)を見込む。供用開始は14年3月末を予定している。
2012年2月18日(土) 09:00 [産業・経済]
「宮古島シティ」のみ入札/マリン社ホテル棟売却
保証金4150万円入金/24日の取締役会で決定
宮古島市などが出資する第3セクター宮古島マリンターミナル(社長・下地敏彦市長)は17日、同社内でホテル棟売却処分に伴う入札を行った。この結果、宮古島シティーアンドリゾート(西里秀徳社長)1社が入札した。入札保証金4150万円の納金も確認された。マリンターミナル社は今月24日に取締役会を開いて買受人(落札者)を最終決定する。来月上旬には売買契約を締結し、今年度中に残代金の決済と引き渡しを完了する方針だ。
2012年2月16日(木) 09:00 [産業・経済]
キビ春植え始まる
行政、工場とも普及推進
宮古の各地で、サトウキビの春植えが始まっている。宮古の栽培面積は、2年1回収穫の夏植が全体の9割近くを占め、残りの約1割が1年1作の春植と株出。多くの農家は、収穫中のキビが大不作となった中で、減産分を取り戻そうと、短期間で収穫可能な春植えに励んでいるという。
2012年2月15日(水) 09:00 [産業・経済]
宮古代表に平良玄序さん(伊良部)/サトウキビ優良事例
反収19㌧、糖度14・35度/手取り総額42万円
県糖業振興協会主催の2011-12年期サトウキビ優良事例調査(競作会)宮古地区全刈り作業が14日、宮古地区代表に選ばれた平良玄序さん(62)=伊良部字仲地=のほ場で実施された。収穫後、宮古製糖伊良部工場で計測した結果、反収19・5㌧、糖度14・35度。トン当たりの手取り価格は約2万1700円で、手取り総額約42万円。最終審査は今月下旬から3月上旬にかけて行われ、表彰式は4月下旬に開催される。伊良部から宮古代表になったのは1989年以来、23年ぶり2人目。
2012年2月15日(水) 09:00 [産業・経済]
糖度13・5度、品質伸びず/宮糖多良間工場キビ操業1カ月
出荷黒糖の仕上がり良好
宮古製糖多良間工場の2011-12年産サトウキビの製糖操業は15日、開始から1カ月を迎えた。13日現在の累計で計5834㌧のサトウキビが搬入され、平均糖度は13・5度。基準糖度(13・2~14・4度)を維持しているが、品質は上がらない状況が続く。ただ、黒糖の品質は「これまでにない良い仕上がり」(仲間時次工場長)としている。
2012年2月14日(火) 09:00 [産業・経済]
80㌶に野菜や薬草栽培/下地島空港周辺用地
ブランド産地の形成目指す
下地島空港周辺用地の農業的利用を検討している委員会(委員長・長濱政治副市長)は13日、最終会議を市役所平良庁舎で開いた。基本計画書案は80㌶の畑に島野菜や香草、薬草、熱帯果樹などを農薬や化学肥料を減らして栽培する方向を描く。基本計画は市長への同計画書案の答申を経て、今月中の策定を予定している。
2012年2月11日(土) 09:00 [産業・経済]
キビ 平年より大幅減産/製糖操業から1カ月
糖度3工場とも横ばい
宮古本島内製糖2工場(宮古製糖城辺工場、沖縄製糖宮古工場)と宮古製糖伊良部工場の2011-12年産サトウキビの製糖操業は、1月11日の開始から1カ月となった。9日現在の平均糖度は3工場とも基準値(13・2度)以上だが、初日からほぼ横ばいで推移している。収量はキビの茎が平年より短くて細く、生育本数も少ないため平年と比べ大幅な減産が見込まれている。
2012年2月9日(木) 09:00 [産業・経済]
建物取り壊し始まる/マクラム通り拡幅事業
幅員16㍍、安全確保へ
北給油所前から、下里通り線までの340㍍を計画区間とする県道高野西里線(通称・マクラム通り)の拡幅事業は、対象建物の取り壊しが始まった。道路拡幅工事は2013年度ごろの着工を予定。完了は15年度ごろを目指す。総事業費は28億円を見込んでいる。
2012年2月9日(木) 09:00 [産業・経済]
公募売却に3社応募/マリンターミナル社
ホテル棟17日に入札実施
宮古島市などが出資する第三セクターの宮古島マリンターミナル社(社長・下地敏彦市長)が、ホテル棟売却に向け公募していた入札参加への申し込みに、8日午後5時の締め切りまでに3社から応募があったことが分かった。今後は17日に入札を行い、24日に買取人(落札者)を決定する。
2012年2月9日(木) 09:00 [産業・経済]
くい打ち工事本格化/佐良浜漁港
宮古初のくし型浮き桟橋
くし型浮き桟橋の4月供用開始に向け、佐良浜漁港西側で8日、鉄鋼製のくい打ち工事が本格化した。宮古で、漁船専用のくし型浮き桟橋が整備されるのは初めて。県発注の工事で総事業費は2億6460万円(国9割、県1割負担)。
2012年2月4日(土) 09:00 [産業・経済]
養殖アーサを初収穫/西原漁業研究会
昨年より40日遅れも品質上々
西原漁業研究会(仲間正宗会長)の養殖アーサ(和名・ヒトエグサ)が3日、平良の大浦湾で初収穫され同日、宮古島漁協主催の試食会と豊漁祈願が行われた。今年の収穫開始は日照不足が生育に影響し、昨年より約40日遅れたが、品質は緑の色乗りが良く、上々という。収穫は3月下旬ごろまで続き、生産量は約3㌧を見込んでいる。
2012年2月4日(土) 09:00 [産業・経済]
新プラント落成を祝う/設立40周年の宮古生コン
宮古生コン(松川寿雄社長)の新プラント施設の落成と会社設立40周年を祝う祝賀会が2日午後、市内のホテルで開かれた。関係企業の代表ら多数が集い、最新型のミキサーを導入したプラントの落成を祝うとともに、会社設立40周年の節目を迎えた同社のさらなる発展に期待を込めた。