2012年3月のニュース一覧
2012年3月31日(土) 23:00 [ニュースウィークリー]
3月25日~3月31日
ニュースウィークリー
3月25日~3月31日
国保被保険証と受診券を一本化/宮古島市
2012年度からの特定健診で宮古島市では、これまで対象者に郵送されていた受診券に代わり、国民健康保険被保険者証と受診券を一体化。対象者は一体化した保険証を窓口に提示すれば受診できるようになる。この個人カード化により、医療機関で受診する個別健診が3カ月早く来月1日に20カ所の医療機関でスタートする。(3月25日掲載)
2012年3月31日(土) 09:00 [地域・暮らし]
伊良部島も一望/カママ嶺公園
展望台施設を一般開放
防災用備蓄倉庫を併設したカママ嶺公園の新しい展望台施設がこのほど、一般開放された。海抜約40㍍の高さにある施設からは、市街地や伊良部島を一望できる。施設には、連日親子連れが訪れて高台からの景色を楽しんでいる。
2012年3月31日(土) 09:00 [地域・暮らし]
スロープが完成/パイナガマビーチ
車いすでの利用可能に
護岸改良整備工事が行われているパイナガマビーチにこのほど、スロープが完成した。同ビーチのバリアフリー化対策として設置されたもので、すでに整備されている駐車場からコンクリート護岸手前までのスロープを使えば、車から砂浜まで車いすで行くことが可能となった。
2012年3月31日(土) 09:00 [政治・行政]
座喜味氏が出馬表明/県議選
離島振興を強調/保守系議員団結束、再選誓う
任期満了に伴う第11回県議会議員選挙(6月1日告示、同10日投開票)に宮古島市区(定数2)から立候補を予定する現職の座喜味一幸氏(62)=自民=が30日、市内のホテルで出馬表明した。後援会長を務める下地明前市議会議長、下地敏彦市長、平良隆市議会議長が同席し、市議会保守系議員団ら支持者が出馬表明を見守った。座喜味氏は「離島の交通、物流コストを大幅に安くし、さまざまな産業振興を図る」など10の基本政策を掲げ、「離島の痛みをしっかりと県政に伝える役目を担い、離島振興を図るためにも2期目に望みたい」と述べ、立候補の決意を表した。
2012年3月31日(土) 09:00 [政治・行政]
退職者59人に辞令/宮古島市
市長が感謝とねぎらい
宮古島市は30日、2011年度に定年などで退職する市職員59人に退職辞令を交付した。内訳は市長部局が37人、教育委員会が18人、消防本部が4人。年度内に退職した職員を含むと退職者は67人となる。下地敏彦市長、川満弘志教育長、砂川享一消防長が辞令と花束を手渡した。辞令は3月31日付。
2012年3月31日(土) 09:00 [教育・文化]
新入学児童数は569人/宮古地区
4年連続で500人台/最多は南102人、7校で1桁
今年4月に新しく小学校に入学予定の児童数が宮古島市では569人(30日現在)となり、4年連続で500人台となる見込みであることが市教育委員会のまとめで分かった。新入学児童の過去最低は2年前の554人。今年は前年より同日現在では微減となっている。市教委では今後転入があることから、来月9、10日の入学式までに若干の増加を見込んでいる。多良間村の入学予定の児童数(同)は14人となっている。
2012年3月31日(土) 09:00 [政治・行政]
情報公開法など確認/市危機管理対策本部会議
防衛相の破壊措置命令受け
北朝鮮が「人工衛星」と称し、発射予告をしている長距離弾道ミサイルが日本の領土・領海に落下する可能性に備え、田中直紀防衛相が30日に破壊措置命令を発令したことを受け、宮古島市は同日、市危機管理対策本部会議を開いた。宮古島に配備予定の地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)の搬入時期などの情報が市に入れば、防災情報システムやマスコミなどを通じて市民に公表していくことなどを確認した。
2012年3月30日(金) 22:52 [私見公論]
エコアイランド宣言から4年/池城 かおり
私見公論25
3月始めに開催された「観光=環境を考えるシンポジウム」で発表した学生たちの特集記事が目を惹いた。宮古島の学生研究といえば、地下水へ配慮した有機肥料開発の取り組みが評価され、ストックホルム青少年水大賞をはじめとする数々の受賞歴を持つ総合実業高校のイメージが強かったが、ページいっぱいに同校を含む6校の活動が、生徒たちと先生がとびきりの笑顔で紹介されており、思わず紙面をめくる手を止め、記事を読んだ。
2012年3月30日(金) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政]
点検評価の実施を要望/策定委が市長に答申
第5期介護保険事業計画
第5期市介護保険事業計画等策定委員会(委員長・仲宗根正宮古福祉保健所長)は29日、市役所平良庁舎で下地敏彦市長に対して「市高齢者福祉計画並びに第5期介護保険事業計画」について答申した。答申を受けた下地市長は「介護保険特別会計の健全化を目指し、この計画に沿った取り組みの展開を進めていきたい」と述べた。
2012年3月30日(金) 09:00 [産業・経済, 社会・全般]
地域に役立つ会議所へ/総会開き新年度計画など承認
宮古島商工会議所(下地義治会頭)の第74回通常議員総会が29日に開かれ「地域に役立つ総合経済団体」を目指す方針などを盛り込んだ2012度の事業計画を承認した。一般会計と特別会計を合わせた同年度の収支予算は、前年度比497万円(4%)増の1億2984万円を計上した。
2012年3月30日(金) 09:00 [イベント, 教育・文化]
公立保育所、174人が卒園/園舎とお別れ、4月から幼稚園へ
宮古島市の公立保育所で29日、一斉に卒園式が行われた。伊良部地区を含む10保育園の卒園児は計174人、父母らから祝福を受けた。4月からは幼稚園生活をスタートさせる。
2012年3月30日(金) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政]
農業基本計画書を策定/下地市長「夢のある島に」
下地島
下地敏彦市長は29日午後、市役所平良庁舎で、このほど策定した下地島農業基本計画書の概要を発表した。県から買い取る下地島空港周辺の約85㌶を農業振興地域へ編入した上で農用地に指定。希望する農家に貸し付けや売却を行い、高収益を生み出す農業生産を推進する。下地島空港を活用した物流の促進も視野に入れている。下地市長は「夢のある下地島にしたい」と話し、同島での農業振興に意欲を示した。
2012年3月30日(金) 09:00 [地域・暮らし, 社会・全般]
島の魅力、演技で表現/夏菜さん市長表敬 ヒロインとしての意欲示す
NHK朝ドラ
宮古島と大阪を舞台にしたNHK朝の連続テレビ小説「純と愛」(今秋スタート)のヒロイン狩野純役に選ばれた女優の夏菜さん(22)が29日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、初めて訪れたという宮古島の印象やこれから始まる撮影に向けた意気込みなどを話した。宮古島の印象については「海がきれいで空が広い。今までいろいろな海を見てきたがどこの海よりもエメラルドグリーンの印象が強かった。私はエメラルドグリーンの色が大好きなのでその色がどこまでも広がっている印象を持った」と笑顔で話した。
2012年3月30日(金) 09:00 [地域・暮らし, 産業・経済]
送水管の破裂防止へ/新年度の事業計画など承認
宮古土地改良区
宮古土地改良区(仲間克理事長)の第23回通常総代会が29日に開かれ、地下ダムの水を送る送水管の破裂を防止する新規事業に取り組むことを盛り込んだ2012年度の事業計画などを承認した。年度の一般会計決算は収入が3億2747万円、支出が3億121万円となり、差し引き2625万円の黒字を計上した。
2012年3月29日(木) 22:50 [はばたけあすの顔]
「散歩大好き」/はっぴい保育園
男子7人・女子5人
毎日、楽しく保育園生活を送っている3、4歳児組のみんなは、声も大きく、はきはきしていて、いつも元気いっぱい。
2012年3月29日(木) 09:00 [社会・全般]
夏菜さんトライスターターに/NHK朝ドラヒロイン役
きょう市長表敬
【那覇支社】今秋始まる宮古島と大阪を舞台にしたNHK朝の連続テレビ小説「純と愛」のヒロイン狩野純役に2258人の応募者から選ばれた女優の夏菜さん(22)が28日、同沖縄放送局で記者会見した。会見席で、4月15日開催の第28回全日本トライアスロン宮古島大会のスターターに決まったことを発表した。
2012年3月29日(木) 09:00 [産業・経済]
下里西通り線が開通/総事業費32億円
港と下里公設市場結ぶ
下里公設市場前交差点と平良港東側の国道390号を結ぶ下里西通り線の工事はほぼ終わり、車両が先週末から通るようになった。下里西通り線は、総延長380㍍、幅員16㍍(歩道3・5㍍両側、車道9㍍)の幅広い道路。開通は、港やマティダ市民劇場、ホテルアトールエメラルド宮古島などへの行き来を便利にした。
2012年3月29日(木) 09:00 [産業・経済]
もうかる漁業推進へ/生産額15億円目指す
第1次水産振興計画を策定/市長に報告
第1次宮古島市水産振興基本計画策定委員会の委員長を務める上地廣敏農林水産部長らは28日、委員会で策定した基本計画を下地敏彦市長に報告した。今後10年間の水産業の振興方策を定めた計画で、「地域特性を活かした持続可能で儲かる漁業の推進」を基本理念に、年間総生産量3200㌧、総生産額15億円の達成を目指す。
2012年3月29日(木) 09:00 [政治・行政]
市の異動率は38%/12年度職員人事を内示
大量67人が退職
宮古島市は、4月1日からスタートする2012年度の市職員定期人事を28日までに内示した。市長部局を含む全体の職員数815人のうち、異動するのは306人で異動率は38%となった。新年度から新設される次長職は総務部契約検査課、農林水産部の統括担当課の農政課、重要事業を所管する生涯学習部の新図書館および新中央公民館建設準備室にそれぞれ配置する。3月31日付で退職するのは59人で、すでに退職している人を含めると67人となる。新規採用は23人だった。
2012年3月29日(木) 09:00 [政治・行政, 産業・経済]
来月から作業に着手/検討委
3漁協統合へ方針確認
宮古島市3漁協統合検討委員会(委員長・下地敏彦市長)が28日、市役所平良庁舎で開かれた。宮古島、池間、伊良部の3漁協の代表、県や市の担当職員らが参加し、3漁協の財政状況などを確認。来月から3漁協を一つに統合するための作業に取り組む方針などを決めた。
同委員会は、経営状況が非常に厳しい3漁協の統合を検討するため、昨年9月に設置された。非公開で行われた今回の委員会では、2010年度現在で、宮古島漁協(組合員数270人)は3102万円、池間漁協(262人)は6662万円、伊良部漁協(554人)は10億4061万円と多額な債務超過状態にあること、高齢化が進み、急速な改善が難しい状況にあることなどを確認した。
事務局が3漁協が債務整理を行った上で統合し、業務の効率化や人員の適正化などを行うことで、財政状況は10年度決算値で池間漁協が327万3000円、伊良部漁協は28万6000円、宮古島漁港ではマイナス57万7000円となっている経常利益が、1756万4000円に向上するとの試算を提示。3漁協統合の必要性を指摘した。
それらを踏まえ、委員会では▽統合に向けた取り組みを今年4月から開始▽統合に際しては各漁協とも民事再生または解散により負債を清算した上で統合を目指す▽統合時期は各漁港個別の事情を踏まえて検討▽市は統合する新しい漁協に積極的支援を行う-ことを確認した。
2012年3月29日(木) 09:00 [産業・経済]
巨大クレーンが入港/平良港下崎埠頭
伊良部大橋の主航路部架設で
2014年に供用を開始する伊良部大橋の主航路部を架設するフローティングクレーン船が28日、平良港下崎埠頭に入港した。高さ最大145㍍のクレーンを備えており、平良港周辺から一望できる。同クレーンを使用し、早ければ来月12~13日にも架設が始まる。
2012年3月28日(水) 23:31 [ペン遊・ペン楽]
直なる心/近角 敏通
2012.3.29 ペン遊ペン楽
「直なる心は明けく輝く心ぞ」(『宮古史伝』11頁 慶世村恒任著)風水のよい地に天の岩柱が投げられ成った宮古島に、人の世を建てる命を受けた古意角の神が天下るとき、行く手に立ち塞がる鬼共に言い放った言葉である。神は鬼共を護衛の神共が力で征伐することも「悪」とした。と、鬼共は、神の心をあらわしたので、「皆うごなわり(集まり)て天下りましました」とある。宮古島の元々に、明るく輝く直なる心があることは、誠にありがたいことである。その心を自然の内に、人の内に、食の内に感じてきた14年間であった。
2012年3月28日(水) 23:03 [行雲流水]
「修学旅行」(行雲流水)
宮古地区の高校で「修学旅行」という言葉を耳にすることはほとんどない。修学旅行の修学は言葉どおり学を修めることで修学旅行は宿泊を伴う遠隔地においてその地の文化や歴史や風習等を見学研修する旅行と解釈されている
2012年3月28日(水) 09:00 [政治・行政]
介護保険料引き上げ可決/市議会3月定例会が閉会
一般会計予算 346億円も
宮古島市議会(平良隆議長)3月定例会は27日、最終本会議を開いた。市町村合併後最大規模となる総額345億600万円の2012年度一般会計予算案や、継続審査となっていた景観条例など、市当局から提案された全議案を可決した。保険料を現行から約1・3倍に引き上げる介護保険条例の一部改正条例など4議案については賛否が分かれたことから挙手による採決が行われたが、いずれも賛成多数で可決した。
2012年3月28日(水) 09:00 [産業・経済]
航空運賃4割減へ/宮古―石垣
「交通コスト負担軽減」来月開始
離島の航空路と航路の交通コストを低減する「沖縄離島住民等交通コスト負担軽減事業」が4月1日からスタートする。宮古地区で対象路線となる宮古―石垣の航空運賃は、現行の片道8200円(離島割引運賃)から約4割減の4900円になる。多良間―宮古の航空路や航路もそれぞれ軽減される。同事業および現行の離島割引の適用を受ける場合でも、現行の離島割引カードを「県離島住民割引運賃カード」(離島住民カード)に切り替える必要がある。現行の離島割引カードは4月1日以降使用することができない。
2012年3月28日(水) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政, 社会・全般]
56カ所の電柱に海抜表示/市が津波対策で
「日ごろから確認を」
宮古島市は27日、平良港第2埠頭入り口交差点の信号機支柱に海抜表示を設置した。この地点の海抜は2㍍。市は海岸沿いなどを中心に56カ所に海抜表示を設置する。設置完了は28日の予定。12年度はさらに69カ所の設置を予定している。
2012年3月28日(水) 09:00 [地域・暮らし]
花いっぱいの観光地に/西平安名崎
狩俣住民と子どもたちが植樹
「んみゃーち!あぱらぎ西平安名崎緑化運動」(主催・狩俣ボランティアクリーンアップ21)が27日、平良狩俣の西平安名崎公園で行われた。狩俣地区の住民で構成する同団体のメンバーと狩俣小学校の子どもたちがハイビスカスやブーゲンビレアなど花木の苗約1600本を植え付け、地域の緑化推進に貢献した。
2012年3月28日(水) 09:00 [政治・行政]
危機管理対策本部を設置/市、北朝鮮ミサイル発射で
宮古島市は27日、北朝鮮による長距離弾道ミサイル発射に伴う対策として、市役所平良庁舎に危機管理対策本部を設置した。本部長に就いた下地敏彦市長は「行政チャンネルや市のホームページなどを通して市民に情報提供していきたい」と述べ、情報収集に努める方針を示した。
2012年3月28日(水) 09:00 [産業・経済]
農家総手取額44億円/宮古地区キビ終了
前期比30億円の大幅減/搬入量20万㌧余で大不作
宮古地区の2011~12年期製糖操業の原料搬入は27日、宮古製糖伊良部工場と同多良間工場を最後に終了した。沖糖宮古工場、宮糖城辺、同伊良部、同多良間4工場の合計搬入量は、昨年5月の生育旺盛期に襲来した台風2号の影響などにより、前期を万1854㌧(37・6%)下回る20万2343㌧。宮古本島は大干ばつに見舞われた1971~72年期に次ぐ、不作となった。農家総手取額は44億1469万円で、前期より30億円余(40・5%)減った。
2012年3月27日(火) 09:00 [教育・文化]
宮古上布の発展誓う/織物協同組合
宮古織物事業協同組合(理事長・長濱政治副市長)は24日、地域づくり総務大臣賞受賞と下地ミツさん(97)の伝統的工芸品産業大賞(作り手部門功労賞)の受賞祝賀会を市内ホテルで開催した。組合員や県、市の幹部らが出席。二つの受賞を喜ぶとともに宮古上布を振興、発展させていくため人材育成や生産量の拡大などに連携して取り組んでいくことを再確認した。