2012年5月11日のニュース一覧
2012年5月11日(金) 22:43 [私見公論]
今を生きるわれわれが次の世代に引き継ぐもの(地下水)/前里 和洋
私見公論29
宮古島は、飲料水源の全てを地下水に依存する世界的にあまり類をみない島である。このことから、地下水汚染が市民の生活や生命に直ちに影響を及ぼすことが容易に推測できる。宮古島の平坦な地形は農耕地に適しており、約1万2000㌶の農地が基幹産業である農業の基盤をなしている。そして、ここ数年来の農政による農地開発が促進された結果、土地利用状況は島面積の約57%が農耕地として活用され、特に水道水源流域における耕地率は高い。そのため、化学肥料由来の硝酸態窒素が宮古島の命の源である地下水を直接かつ面的に汚染している。その上、畑に施用された余分な硝酸態窒素は、作物に吸収利用もされず地下水へ浸透し無駄である。
2012年5月11日(金) 09:00 [地域・暮らし]
黒糖入りマドレーヌPR/宮総実生物生産科の生徒ら
「甘さ控えめでおいしい」
「黒糖の日」の10日、宮古総合実業高校生物生産科植物生産コースの生徒8人は、実習で製造した黒糖と黒糖の粉を使ったマドレーヌをPRした。マドレーヌは杉山光君(3年)の父で「パパのケーキ」を営むプロの正博さんの指導を受けて作った逸品。試食した客らは「甘さが控えめでおいしい。黒糖の風味がちゃんと出ている」と高く評価した。
2012年5月11日(金) 09:00 [政治・行政, 教育・文化]
県教育長協会との統合可決/県市町村教委連
総会に県内から200人参加
県市町村教育委員会連合会(城間勝会長)の第57回定期総会が10日、マティダ市民劇場で開催された。県内の各市町村から、教育委員約200人が出席。議事では同連合会と県市町村教育長協会を統合する議案などを可決。連合会の発展に尽くした功労者表彰も行った。きょう11日は、研修会が開催される。
2012年5月11日(金) 09:00 [環境・エコ]
与那覇湾の推薦決定/環境省
ラムサール条約登録へ/7月にルーマニアで認証式
長濱政治副市長は10日、市平良庁舎で会見を開き、国指定の与那覇湾鳥獣保護区内の特別保護地区をラムサール条約に日本の登録湿地候補として推薦することが決まったと発表した。7月にラムサール条約事務局で登録される見通しで、同月7日にルーマニアのブカレストで認証式も行われる予定。この日環境省で開かれた中央環境審議会野生生物部会(山岸哲部会長)で正式に報告、公表された。登録により、県内のラムサール条約湿地は5カ所になる。
2012年5月11日(金) 09:00 [地域・暮らし]
青年部中心に意見集約へ/下地島利活用を考える会議
2014年開通予定の伊良部大橋を見据え、下地島を中心に宮古圏域の発展を視野に入れて利活用策をまとめ、市・県・国に提言・要請活動を展開する下地島利活用を考える青年協議会の全体会議が9日、市内のホテルで開かれた。会員30人余が参加し、ワーキングショップでディスカッションを本格化させた。今後ワーキングショップを数回開催し、意見を抽出・集約して要請項目を決定する。
2012年5月11日(金) 09:00 [イベント]
黒糖の日で消費拡大イベント/県含みつ糖対策協
ビタミン、ミネラル豊富
【那覇支社】県産黒糖の消費拡大を図るため10日、那覇市久茂地のパレットくもじ前広場では「黒糖の日」にちなんだセレモニーと消費拡大イベントが生産地の首長や含みつ糖関係者らによって行われた。多良間村の下地昌明村長も設営された展示ブースで、おいしい黒糖の魅力を消費者にPRした。
2012年5月11日(金) 09:00 [産業・経済]
「ふくなみ7」など選抜/全国和牛共進会
出品候補牛を選抜審査
第10回全国和牛能力共進会に宮古代表として出品する候補牛を選抜するための第1次審査が10日、JAおきなわ宮古家畜市場で行われた。