「産業・経済」 2012年5月のニュース一覧
2012年5月31日(木) 09:00 [産業・経済]
大物ホンマグロ2匹揚がる
全長2.9㍍、重さ309㌔ 市民らもびっくり
宮古島漁協(小禄貴英組合長)に30日、大物ホンマグロ(クロマグロ)2匹が水揚げされた。最大は全長2・9㍍、重さ309㌔、もう一匹は全長2㍍余、重さ294㌔。訪れた市民らは「オーッ、大きい」とびっくりしていた。
2012年5月29日(火) 09:00 [政治・行政, 産業・経済]
11年度純利益338万円/海業センター株主総会
開園後初開会 社長に豊見山氏再任
宮古島市からの委託を受け、宮古島海中公園を管理運営する宮古島海業管理センター(社長・豊見山健児宮古島観光協会会長)の2011年度第2期定時株主総会が27日、市内のホテルで開かれ、11年度収支決算報告、12年度予算案、役員報酬、利益処分などを承認した。
2012年5月29日(火) 09:00 [産業・経済]
カツオフォーラム実行委発足
10月6日開催、7日ハーリー
カツオフォーラムin宮古島実行委員会が28日、発足し、下地敏彦市長が委員11人に委嘱状を交付した。第1回委員会で、委員長に下地市長、副委員長に友利義文伊良部漁協組合長がそれぞれ就任した。10月6日にカツオフォーラム、7日に海族まつりの一つ「ハーリー大会」を開催することを全会一致で決めた。キャッチフレーズは「カツオばんざい」。宮古でのカツオフォーラムは初開催で、全国では高知県、鹿児島県に次いで3度目となる。
2012年5月27日(日) 09:00 [産業・経済]
宮古本島側架設桁を撤去/きょう伊良部島側に設置
伊良部大橋
宮古本島側の伊良部大橋に設置されていた鉄鋼製の架設桁(ガーダー)を26日午前、大型クレーン船がつり上げ撤去した。きょう27日午前、伊良部島側の大橋工事現場に初めて設置され、6月中旬から本格的に稼働する。
2012年5月23日(水) 09:00 [産業・経済]
11年新規就農者 前年の2倍以上76人
就農サポート講座など後押し/農でグッジョブ推進会議
2011年の宮古地区の新規就農者は、前年の30人と比べ、2倍以上の76人に上ったことが、22日の宮古地区農でグッジョブ推進会議(松尾安人会長)で明らかにされた。就農サポート講座や県宮古農林水産振興センター農業改良普及課での就農相談などが後押しした。
2012年5月22日(火) 09:00 [産業・経済]
「受賞は住民の励み」/県きび競作会入賞祝賀会
平良、伊佐、渡久山さん讃える
2011/12年期県さとうきび競作会入賞祝賀会(主催・伊良部糖業振興会)が21日、伊良部の東地区構造改善センターで開かれた。住民をはじめ県、市、JAおきなわなどの関係者らが参加。農林水産大臣賞の平良玄序さん(62)=字仲地、多量生産の部2位の伊佐善博さん(63)=字国仲、特別賞の渡久山毅さん(同)=字佐和田=の受賞を盛大に祝い、さらなる活躍を期待した。
2012年5月18日(金) 09:00 [産業・経済]
地元会員に優先発注を/県建設業協宮古支部
当間県土建部長に要請
【那覇支社】県建設業協会宮古支部(豊見山景順支部長)は16日、県庁に当間清勝土木建築部長を訪ね、2012年度に県が発注する公共工事の早期発注と同宮古支部会員の優先活用を求める要請を行った。
2012年5月17日(木) 09:00 [産業・経済]
平良さん農水大臣賞を報告/県キビ競作会
伊佐さんは県農水部長賞
先月26日に那覇市の沖縄産業支援センターで催された第36回県さとうきび競作会表彰式(主催・県糖業振興協会)で、農林水産大臣賞を受賞した平良玄序さん(62)=伊良部=と多量生産の部で県第2位となり県農林水産部長賞を受賞した伊佐善博さん(63)=伊良部=らが16日、市平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、受賞報告を行った。同競作会での伊良部地区からの農水大臣賞受賞は初の快挙。
2012年5月17日(木) 09:00 [産業・経済]
新会長に下地米蔵氏(大米建設)/県建設業協会
12年度通常総会開き選任
【那覇支社】県建設業協会(照屋義実会長)は16日、2012年度通常総会を開催し、新会長に同会副会長で大米建設社長の下地米蔵氏(57)を選任した。会長の任期は2年。照屋会長は今期限りで退任し、5月から県商工会連合会会長に就任する。
2012年5月17日(木) 09:00 [産業・経済]
平良側の箱桁架設完了/伊良部大橋
主航路部は27日以降予定
伊良部大橋主航路部平良側の箱桁架設工事が16日午前10時、橋脚の上に架設し完了した。中央径間部の架設は27日以降に実施する予定。
2012年5月13日(日) 09:00 [産業・経済]
浮き魚礁「海宝5号」設置へ/県農林水産振興センター
総事業費1億7000万円/関係者参加し安全祈願祭
県農林水産振興センター(與那嶺宏明所長)と請負業者らは12日、池間漁港で表中層浮き魚礁「海宝5号」の設置に向け安全祈願祭を実施した。県・市・三漁協(伊良部、池間、宮古島)の関係者らが参加し、海宝5号の係留安定化や表層回遊魚のマグロ・カツオ類の大群が寄り集まるよう願った。今月中に宮古島北西の沖合に設置される予定。
2012年5月12日(土) 09:00 [産業・経済]
検定牛を初買い上げ/家畜改良事業団
宮古の雌牛に調整交配/データ集積し種雄牛選抜
家畜改良事業団が肉用牛産肉能力平準化事業に沿って宮古島では試験的に進めている、検定牛の検査と買い上げが11日、JAおきなわ宮古家畜市場であった。2010年に同事業団の雄牛約20頭を宮古の雌牛20頭に調整交配した。最終的に24頭の検定調査牛(子牛)をこの日、事業団が買い上げた。きょう12日に宮古島から出荷される予定。買い上げ総額は約900万円。買い上げられた検定調査牛は広島と佐賀の農家に買い取られ、約2年肥育後に肉用牛として市場に出荷される。肥育期間は最長で去勢が29カ月、雌が32カ月以内。出荷時期と出荷先の市場は肥育農家に一任されている。市場で格付けされたデータを事業団が集積し、優良種雄牛を検定、選抜する。
2012年5月11日(金) 09:00 [産業・経済]
「ふくなみ7」など選抜/全国和牛共進会
出品候補牛を選抜審査
第10回全国和牛能力共進会に宮古代表として出品する候補牛を選抜するための第1次審査が10日、JAおきなわ宮古家畜市場で行われた。
2012年5月10日(木) 09:00 [産業・経済]
宮古最大の浮き魚礁引退/「ニライ15号」
水産発展に寄与/「海宝5号」に引き継ぎ
県宮古農林水産振興センター(與那嶺宏明所長)はこのほど、宮古島北西沖の海洋で10年にわたってマグロ・カツオ類やシイラなどを寄せ集めてきた宮古最大の鋼製浮き魚礁「ニライ15号」を撤去・引退させた。漁師らは、水産業発展に寄与した「ニライ15号」に感謝するとともに再利活用に期待を寄せている。今月中にも代替の「海宝5号」が同じ場所で新たに設置される見通し。
2012年5月10日(木) 09:00 [産業・経済]
多良間で最多18件確認/カンキツグリーニング病
特殊病害虫対策会議で報告
ミカンの葉の持ち込み診断で2011年度に確認されたカンキツグリーニング病の罹病樹が、県内市町村の中で多良間村に最も多く18件に上ったことが特殊病害虫等防除対策宮古支部会議(9日、県宮古合同庁舎)で報告された。カンキツ類に発生する病気で、感染した木は治療できず枯れるため、同罹病樹は伐採処分した。同会では1986年に根絶宣言されたミカンコミバエが2011年度に石垣市を中心に県内10カ所から各1匹の計10匹見つかったことも報告し、「ミバエとの戦いはまだ終わっていない」との認識を示した。
2012年5月9日(水) 09:00 [産業・経済]
「ゴーヤーの日」PR
消費拡大キャンペーン/1袋58円
ゴーヤー(方言名・ゴーラ)の消費拡大キャンペーン(主催・宮古地区ゴーヤーの日実行委員会)が「ゴーヤーの日」の8日、JA「あたらす市場」で開催された。ゴーヤーと数字の語呂合わせで1袋58円に設定した格安のゴーヤーは、飛ぶように売れ盛況。試食販売コーナーにはJA女性部が加工したつくだ煮や和え物などが用意され、好評を博した。
2012年5月8日(火) 09:00 [産業・経済]
宮古牛人工授精 「北福波」が732頭で1位/「種雄牛別子牛出荷成績」
計画交配で改良進む
JAおきなわ宮古地区畜産振興センターは、このほど2011年4月から12年3月まで宮古家畜市場における「種雄牛別子牛出荷成績」をまとめた。それによると、出荷された子牛の父(種雄牛)は「北福波」が一番多く732頭。平均価格も40万5880円と高めだった。2位は「茂勝栄」の718頭。3位には「安茂勝」(509頭)がつけた。
2012年5月8日(火) 09:00 [産業・経済]
前年比3割減の7億2000万円/2010年宮古の漁獲高
10年前の半分以下に/担い手育成喫緊の課題
県宮古事務所が発行した2011年度版の宮古概観などによると、宮古地区の2010年の総漁獲高は7億1900万円で、前年の10億4000万円と比べ、3億2100万円(30.9%)の大幅減となった。10年前の2000年に16億9000万円もあった総漁獲高は減少傾向をたどり、現在は当時の半分以下に減った。
2012年5月5日(土) 09:00 [産業・経済]
開花率は全体の3割/今年のマンゴー
日照不足など影響か
2012年産のマンゴーは開花時期を終え現在、農家は摘果や玉つり作業に入っているが、県宮古農林水産振興センターがまとめた4月末までの開花率は宮古全体で約3割と去年の5割~6割に比べて大幅に低下していることが分かった。原因については昨年暮れからの日照不足と多雨、去年5月の台風襲来などが考えられるとしているが、詳しいことについては現在調査中。
2012年5月5日(土) 09:00 [産業・経済]
入学費用、世帯年収の6割/沖縄公庫調べ
高校・大学などの進学 離島の教育費負担大
沖縄振興開発金融公庫はこのほど、「2010年度教育資金利用者調査報告書」を取りまとめ発表した。同報告書は、教育資金の融資を受けた世帯を対象に、その実態などについてまとめたもので、同報告書によると、教育費のうち、高校や大学進学に必要な「入学費用」(入学金、家賃契約料などを含む)が県内平均では世帯年収の49・6%を占め、さらに離島から島外に進学する子どもの場合には平均で、世帯年収の58・9%と約6割に上ることが明らかとなり、離島住民の教育費負担が、県平均よりも大きいという実態が明確になった。
2012年5月4日(金) 09:00 [産業・経済]
観光客33万人、17・7%減/宮古11年度
東日本大震災など影響
宮古島市はこのほど、2011年度入域観光客数をまとめた。それによると、同年度は33万2473人となり、前年度(40万4144人)より17・7%減少した。11年4月から9月の上半期は17万8745人で前年比17・5%減少した。昨年3月11日の東日本大震災の影響による落ち込みとみられている。
2012年5月4日(金) 09:00 [産業・経済]
稚ガニ20万匹超を放流/11年度・栽培推進協
水産資源増に貢献/子供体験、教育にも生かす
宮古地区栽培推進協議会(会長・下地敏彦市長)は3日までに2011年度に海に放流したタイワンガザミ(稚ガニ)シャコガイ類(稚貝)、シラヒゲウニ(稚ウニ)、ハマフエフキ(稚魚)の実績と12年度計画をまとめた。放流が最も多かったのは稚ガニで20万6178匹。今年度は前年度より5万匹多い25万匹を放流する予定だ。11年度に放流を体験した園児、児童は計140人だった。
2012年5月2日(水) 09:00 [産業・経済]
乗降客数 7%増の115万人/11年度宮古空港
格安運賃が奏功/地元や郷友の利用増える
2011年度の宮古空港の乗降客数は115万2166人と、前年度の107万5859人と比べ7万6307人(7%)増加した。スカイマーク(SKY)の那覇-宮古線就航に端を発した航空3社の競争激化に伴う格安運賃が客数増加につながった。沖縄本島まで最安3000円足らずで行ける手ごろな運賃が、地元や本島の宮古出身者の利用頻度を増やしたと見られている。
2012年5月1日(火) 09:00 [産業・経済]
イモ植付け機初登場
実演会に多くの農家参加
2012年5月1日(火) 09:00 [産業・経済]
平良側箱桁が到着/伊良部大橋
下崎埠頭に仮置き 11日以降に架設予定
伊良部大橋の平良側に架設する箱桁(鋼橋)が4月28日、下崎埠頭に到着した。箱桁は同28日に伊良部側に架設したものと同じで長さ140㍍、重さ1300㌧。台船に乗せたまま下崎埠頭に接岸している。中央径間部の箱桁はすでに下崎埠頭に陸揚げされている。