2012年9月25日のニュース一覧
2012年9月25日(火) 09:00 [地域・暮らし]
組踊り、古典芸能披露/多良間八月踊り
住民総出で豊年祈願/仲筋、塩川で正日
【多良間】国指定の重要無形民俗文化財、多良間島の「八月踊り」が23日、開幕した。正日(ショウニツ)と呼ばれる同日は、仲筋(津嘉山正克字長)の住民たちが土原御願で、24日は塩川(豊見城正一字長)の正日がピトゥマタ御願でそれぞれ行われた。舞台では歴史と伝統を感じさせる衣装に身を包んだ演者たちが組踊りや古典芸能などを披露し観客を魅了した。25日は「別れ」と称し両字で行われる。
2012年9月25日(火) 09:00 [政治・行政]
付託議案を可決/市議会9月定例会
総務財政、経済工務委
開会中の宮古島市議会(平良隆議長)9月定例会は24日、常任3委員会を開いた。総務財政委員会(嘉手納学委員長)と経済工務委員会(嵩原弘委員長)ではすべての付託議案の審査を終え、いずれも全会一致で原案通り可決した。
2012年9月25日(火) 09:00 [社会・全般]
「結核は過去の病気ではない」/保健所が街頭キャンペーン
昨年宮古で8人発生
「国内では年間に約2万3000人の新規結核患者が発生し、約2000人が死亡。県内では昨年、269人の患者が出て、24人死亡した。宮古では、8人発生した。結核は、決して過去の病気ではない」。2012年度「結核予防週間(24~30日)」初日の24日、宮古福祉保健所の職員らが市内のスーパーで、そんな発生状況を周知して、結核予防を呼び掛けた。
2012年9月25日(火) 09:00 [産業・経済]
販売額は12億7700万円/宮古地区肉用牛競り
12年度上半期 平均価格上昇も頭数減少
JAおきなわ宮古地区畜産振興センター畜産部はこのほど、2012年度肉用牛競りの上半期実績をまとめた。宮古本島と多良間島で開かれた競りの合計販売額は前年度とほぼ同額の12億7700万円。子牛1頭平均価格は37万6024円と前年度に比べて1万円以上上昇しているが、上場頭数が減少したために全体の販売額は伸び悩んだ。
2012年9月25日(火) 09:00 [イベント]
踊りや演奏を堪能/航空自衛隊分屯基地
観月会に大勢の市民
航空自衛隊宮古島分屯基地(宮本裕徳司令)=上野野原=の観月会が22日、基地内のヘリポートで開催された。舞台では女性や隊員たちが華麗な舞や、演奏を披露。大勢の市民が訪れ、余興を見ながら焼き鳥などをつまみにビールを飲み秋の夜を満喫した。
2012年9月25日(火) 09:00 [教育・文化]
国際記号表記を再評価/宮古の言語・古謡に注目
ネフスキー生誕120年記念シンポ
ニコライ・A・ネフスキー(1892~1937年)生誕120年記念シンポジウム(主催・同実行委員会)が23日、市働く女性の家(ゆいみなぁ)で行われた。本永清さん(宮古の自然と文化を考える会員)は「ネフスキーと宮古」と題して基調報告。ネフスキーの著書『月と不死』に収録されている伊良部佐良浜の古謡「粟の幡種の時に謡われる歌」を紹介し、歌詞のカニ脱皮・甦生に注目した。シンポジウムでは、国際音声記号を用いた宮古方言の表記を再評価し、宮古からネフスキーの研究が進展することに期待を寄せた。
2012年9月25日(火) 09:00 [行雲流水]
「なりやまあやぐまつり」(行雲流水)
「ウイビャー ウツンカイドゥ ブリス」(指は内側に折れる)。人は事に当たって、身内や所属する集団を大切にする、ことの例えである。砂川学区友利地区の集落センターには、人々の暮らしや文化に根ざして生まれ、長く伝承されてきた、教訓や生活の知恵を短い言葉で表した「宮古のことわざ」の幾つかが共同体の絆を誇るかのように掲げられている