「産業・経済」 2012年11月のニュース一覧
2012年11月30日(金) 09:00 [産業・経済]
観光地のイメージアップへ/誘致の成功例など学ぶ
外国人受け入れで研修/県、OCVB主催
2012年11月30日(金) 09:00 [産業・経済]
車エビを初出荷/宮古島漁協
東京都、京都府、愛知県、福岡県の公設市場への上場に向け、宮古島漁協(粟國雅博組合長)は29日、自営の高野車海老養殖場で育てている活車エビ計140㌔を初出荷した。
2012年11月29日(木) 09:00 [産業・経済]
アオドウガネ 捕獲数が減少
「誘殺灯」着実な成果/宮古本島、過去5年で半減
2012年度さとうきび土壌害虫防除推進協議会幹事会が28日午後、県宮古合同庁舎で開かれた。この中で誘殺灯によるアオドウガネの捕獲数が示され、12年の宮古地区全体の捕獲数は296万2610匹で前年に比べて145万9680匹(33%)減少していることが分かった。誘殺灯捕獲数の減少は、アオドウガネの生育数に直結する。過去5年間に宮古本島は約半数に、伊良部島は10分の1程度まで減少しており、誘殺灯による防除効果が着実に表れている。
2012年11月28日(水) 09:00 [産業・経済]
炭疽病、県内で問題化/マンゴー栽培講習会
農家が防除方法学ぶ
2012年度のマンゴー栽培講習会(主催・市農林水産部農政課)が27日、JA宮古地区本部の大ホールで開催された。講師を務めた県農業研究センターの澤岻哲也主任研究員は、08年に県内から出荷されたマンゴーに関するクレームの1位が炭疽病の430件、2位が軸腐病の164件だったことを報告。現在、沖縄本島で問題化しているとし、宮古でも早急な対策が必要との認識を示した。
炭疽病の病原菌は、2種類のカビ。菌に感染していても、目に見えないため収穫時に病果を見分けるのは難しい。輸送期間の数日の間に、病状が悪化し果皮が黒くなるという。
菌は果実だけでなく花芽やつぼみ、幼果、地面に落ちた剪定枝、落ち葉などの残渣に潜伏する。
胞子が伝染源となり、水滴で飛散する。高い湿度やビニールの破れが感染拡大を助長する。
防除方法には①マンゴー炭疽病用薬剤の計画的散布②残渣の徹底除去-を挙げた。散布開始時期は、出蕾前を示した。
軸腐病予防に関しても、残渣徹底除去の有効性を強調。薬剤は、スミレックス水和剤に効果が認められるとした。
JAおきなわ宮古地区営農振興センター農産部の与那覇英人営農指導員が「冬場に向けた栽培管理」について講話。JAおきなわ農業事業本部の平田聡さんは「組織づくりと市場の動向」と題して話した。
2012年11月28日(水) 09:00 [産業・経済]
売り上げ1億2000万円目標/コーラル社定時株主総会
前期比3000万円増/赤字減へ販売強化策示す
宮古島市などが出資する第3セクター、コーラル・ベジタブル社(砂川佳一会長)の第14期定時株主総会が27日、市役所下地庁舎で開かれた。「アロエ関連商品の開発が不発で、アロエを基軸とした顧客の創造ができなかった」などとして売り上げが前期に比べ1600万円減少したが、人件費を削減するなど経費を圧縮改善したため「減収増益」となった第13期(2011年9月~12年8月)事業報告を全会一致で承認した。新規商品開発など販売強化策で前期比3000万円増の1億2000万円の売り上げを目標に掲げた第14期事業方針も全会一致で承認した。
2012年11月27日(火) 09:00 [産業・経済]
13年産マンゴー768㌧予測/青果物流通対策協
船舶、航空輸送で対処へ
2012年度の宮古地区青果物流通対策推進協議会(與那嶺宏明会長)が26日、県宮古合同庁舎で開かれた。県宮古農林水産振興センターは、13年産マンゴーの生産量は、航空輸送枠にぎりぎり納まった11年産(520㌧)の約1・5倍の768㌧を予測。会議では、来年は船舶輸送もあり得るとして、11年度に作った船舶・航空複合輸送体制を再確認した。
2012年11月23日(金) 09:00 [産業・経済]
22億2300万円を融資/沖縄公庫宮古支店12年度上期
「前向きな動き」と分析/設備資金が「運転」上回る
沖縄振興開発金融公庫宮古支店(喜納兼次郎支店長)は22日、2012年度上半期(4~9月)の融資実績を発表した。それによると融資件数は264件で、前年に比べ88件(25・0%)少なくなった。融資金額は22億2300万円で、同比4億9600万円(18・3%)減少した。昨年5月の台風2号で、甚大な被害を受けた葉タバコ農家への融資が急増した反動で、「農林漁業資金」が106件(87・6%)、金額にして6億2400万円(88・3%)の大幅減となったことが要因。ただ、同資金を除く他の事業資金などの融資実績は18件、1億2700万円増加し依然として底堅い資金需要となった。設備資金が運転資金を上回っていることから同支店では「企業が景気の先行きを見越しての前向きな動き」と分析している。
2012年11月23日(金) 09:00 [産業・経済]
指定管理候補を選定/サシバリンクス伊良部
3社がプレゼン
伊良部字国仲にあるゴルフ場「サシバリンクス伊良部(9ホール、パー36)」の指定管理者候補者選定委員会(会長・長濱政治副市長)が22日、市平良庁舎で開かれ、指定管理候補となる1社を選定した。下地敏彦市長の決裁を受け、市議会12月定例会に上程される。
2012年11月23日(金) 09:00 [産業・経済]
水利用農業に理解深める/全国土地改良沖縄大会
参加者が地下ダム視察/農村整備をアピール
大会は沖縄の本土復帰40周年の記念事業に位置付けられた。「水土里豊かな守禮の邦 美らさん真心 おーきな和」を大会テーマに全国各地の土地改良関係者約2500人が参加した。
2012年11月22日(木) 09:00 [産業・経済]
サンエー裏側に新道路/竹原地区区画整理事業
竹原1号線は建物取壊し/17年度完了へ工事着々
竹原地区土地区画整理事業は現在、サンエーショッピングタウン宮古食品館裏側に区画道路6-13号線の新設工事を進めている。6-11号線からサンエー駐車場までの約190㍍。幅員が6㍍。道路両端に雨水路も整備した。開通は年明けを予定している。
2012年11月22日(木) 09:00 [産業・経済]
生産量31万6800㌧/12-13年産サトウキビ
2年ぶり30万㌧台の豊作/前期不作から巻き返し
宮古島市や製糖各社は21日までに、2012-13年産サトウキビの生産見込み量をまとめた。多良間を含む宮古全体の生産見込み量は31万6800㌧。台風の影響を受けて、前回7月の第1回調査に比べて約5000㌧減少したが2年ぶりに30万㌧台に達する。前期の大不作から巻き返し、豊作が確実となった。
2012年11月21日(水) 09:00 [産業・経済]
「交渉参加に断固反対」/TPP阻止へ一丸
大会宣言採択 キビ農家ら900人集結
【那覇支社】TPP(環太平洋連携協定)交渉参加阻止・さとうきび政策確立県農業者代表者集会(主催・県さとうきび対策本部、県農業協同組合中央会)が20日、豊見城中央公民館で開かれた。約900人の生産農家、農業関係機関の代表らが集結し、TPP交渉へのわが国の正式参加に断固反対する大会宣言を採択した。宮古からも30人余りの関係者が出席し、交渉参加阻止に気勢を上げた。
2012年11月21日(水) 09:00 [産業・経済]
13年度収支計画を確認/マリン社取締役会
駐車場有料化など報告
【那覇支社】宮古島市などが出資する第3セクターの宮古島マリンターミナル社(社長・下地敏彦市長)の第46回取締役会が20日、那覇市のホテルで開かれた。取締役会では2013年度の収支計画案が示され、同社所有の駐車場を10月1日から有料化したことなどを報告した。
2012年11月20日(火) 09:00 [産業・経済]
8カ月ぶり40万円台/肉用牛11月競り
前月比1万3000円高
JAおきなわ宮古家畜市場の2012年11月の肉用牛競りが、19日開かれた。子牛1頭平均価格は40万5197円と、前月比1万3469円上げた。40万円台の高値は、11年3月以来8カ月ぶり。JAは年末需要期や全国的な子牛不足、購買者の若干増-などを要因に挙げている。
2012年11月17日(土) 09:00 [産業・経済]
エネ省事務次官らが来島/ケニア
メガソーラー設備を視察
宮古島の太陽光発電システムを見学するため、ケニアから視察団10人が15日に来島。ケニアエネルギー省のパトリック・M・ニョイケ事務次官やベンソン・H・O・オグトゥ在日ケニア大使らが城辺福里にある沖縄電力のメガソーラー実証研究設備を視察した。
2012年11月16日(金) 09:00 [産業・経済]
1億5000万円補助見込む/JAなど14団体が申請
県産農水産物 流通不利性解消事業/宮古地区
県産農林水産物の本土への輸送費の一部を補助する流通条件不利性解消事業の宮古地区からの補助金交付申請は、14団体に上った。県農林水産部流通政策課が9月28日に受け付けを締め切り、このほど発表した。12年度の事業期間は、8月1日~来年3月末。宮古地区における期間内の補助金交付額は10月末時点では、1億5651万円を見込む。
2012年11月15日(木) 09:00 [産業・経済]
TPP阻止向け団結/キビ運動方針説明会
農家所得向上目指し行動
2013-14年産サトウキビの政策および交付金などの価格決定に関する県さとうきび対策本部とJA沖縄中央会の運動方針案の説明会が14日午後、JAおきなわ宮古地区本部大ホールで開かれた。生産者ら糖業関係者が環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加阻止をはじめ、糖価調整制度の堅持、適切な交付金水準の設定などの要請内容を確認。TPPへの参加断念要請を基軸に農家所得の向上に向けて一丸となって運動を展開する。要請は今月26日を皮切りにスタートする。サトウキビ価格は12月末に決まる見通し。
2012年11月14日(水) 09:00 [産業・経済]
年内操業を検討/製糖2社
12-13年産キビ 来期生産量の確保狙い
宮古本島内の製糖2工場が、2012-13年産サトウキビの製糖操業を年内に開始することを検討している。新植夏植えの発芽率が落ち込んでいることが主な要因。来期13-14年産の収穫量が大幅に減少することが予想されるため、今期の操業を早めて春植えや株出しの収穫面積を拡大し、夏植えの減産分を補うのが狙いだ。一方で慎重な意見もあり、現段階で年内操業の実施は流動的。両工場は今後、生産量調査の結果を見極めて、近く判断する。
2012年11月9日(金) 09:00 [産業・経済]
代表牛の審査開始/県畜産共進会
団体優勝に期待高まる
【那覇支社】2012年度県畜産共進会(主催・同協議会)が8日、糸満市の南部家畜市場で開会した。宮古代表牛8頭が搬入され審査を受けた。船、車両による移送での減量なども見られず、出品した畜産農家や関係者は団体優勝に期待を込め、審査前の手入れを入念に行った。
2012年11月9日(金) 09:00 [産業・経済]
キビ夏植発芽率50%/沖糖管内
大幅減産を懸念/早期の補植呼び掛け
沖縄製糖宮古工場の調査によると今年9月に植えたサトウキビ夏植の発芽率は50%と、台風17号の影響で落ち込んだことが分かった。平年の10㌃(約1反)当たり収穫本数は7000本だが、現状のままだと3500本になり、大幅減産が見込まれるという。同工場は対策として、早めの補植を呼び掛けている。
2012年11月8日(木) 09:00 [産業・経済]
アロエ料理をどうぞ/コーラル・ベジタブル社
消費拡大へ試食会
アロエベラの消費拡大を目的に、コーラル・ベジタブル社が宮古島東急リゾートに試作を依頼した料理の試食会が7日、市役所上野庁舎であった。プロが腕によりを掛けて作った料理は、アロエベラのカツレツなど4品。試食した人たちは、「びっくりするような新鮮な味」「コリコリした食感がいい」などと感想。参加者らは今後のPR次第で、宮古の主要食材になり得るとの見方を示した。
2012年11月7日(水) 09:00 [産業・経済]
中国から初の観光視察団
旅行、航空会社から15人/「海見えるゴルフ場魅力」
沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)が、中国から観光や航空関係者らを対象に招いたツアー(FAMツアー)が5日来島し、2日目の6日は、宮古島観光協会を訪問した。中国からのFAMツアーは初めて。中国各地から旅行商品開発担当者や、航空会社の職員ら15人が参加した。
2012年11月6日(火) 09:00 [産業・経済]
新戦略で意見交換/経済活性化でシンポジウム
宮古島経済活性化シンポジウム(主催・同活性化推進委員会、共催・MKJ宮古島活性化経営塾)が5日、平良港マリンターミナルビルで行われた。若い経営者らが参加し今後、会社が進化する新たな経営戦略に向け意見を述べ合った。
2012年11月3日(土) 09:00 [産業・経済]
宮古誘客を盛大にPR/東京で観光感謝祭
300人の関係者集いにぎわう
【東京支社】宮古への観光誘客拡大を目指して2日夕、東京渋谷の渋谷エクセルホテル東急で、第15回沖縄宮古観光感謝祭が盛大に催された。下地敏彦市長、平良隆市議会議長、豊見山健児宮古島観光協会長ら行政、観光関連事業者で構成する誘客活動の訪問団一行が、在京の旅行代理店関係者を招いて感謝祭を行った。2012年ミス宮古の3人が会場に花を添え、積極的に宮古観光をPRした。
2012年11月3日(土) 09:00 [産業・経済]
希望業者が現場確認/太陽光発電整備事業
来間島で公募締め切り前に説明会
来間島の住宅や倉庫などの屋根に太陽光発電システムを設置する、市民連携型太陽光発電整備事業の公募に参加の意思を示している業者を対象とした説明会と現場確認が2日に行われた。参加者たちは築年数の長い建物を中心に屋根の状態などを確認した。
2012年11月3日(土) 09:00 [産業・経済]
韓国から視察団が来島/冬場のゴルフツアー誘客
地元観光関係者が歓迎
韓国からアシアナ航空や旅行社など観光関係者9人が2日、オール沖縄観光セミナーinソウル(県・沖縄観光コンベンションビューローなど主催)の一環として、2泊3日の予定で宮古島のゴルフ場や景勝地視察のため来島した。
2012年11月3日(土) 09:00 [産業・経済]
菊之露、宮の華を表彰/泡盛鑑評会
沖縄国税事務所長賞に輝く
【那覇支社】沖縄国税事務所(新谷逸男所長)主催の2012年度泡盛鑑評会表彰式が1日、那覇市のホテルで開かれた。宮古の酒造場から出品した泡盛のうち、菊之露酒造(下地勝社長)の「菊之露VIP GOLD」と、宮の華(下地さおり社長)の「華翁」が沖縄国税事務所長賞を射止めた。
2012年11月2日(金) 09:00 [産業・経済]
観光入域客数19万9300人/12年度上半期
前年度比11・5%増
宮古島市観光商工局観光課はこのほど、2012年度上半期(4~9月)の観光入域客数をまとめた。今年度は東日本大震災の影響で冷え込んだ観光需要が回復傾向にあることや、航空運賃の低減などが主な要因となり、前年度に比べ2万572人増(11・5%)の19万9317人となった。
2012年11月1日(木) 09:00 [産業・経済]
子牛平均35万4000円/多良間10月競り
キロ単価は1517円
【多良間】多良間島の9月期肉用牛競りが10月30日、JAおきなわ多良間家畜市場で開かれた。子牛1頭平均価格は35万4398円で前月に比べ6015円高、平均キロ単価は同比14円高の1517円だった。子牛のみの販売額は4819万8150円。