2013年3月14日のニュース一覧
2013年3月14日(木) 23:54 [はばたけあすの顔]
卒園は未来へのスタート/上野保育所きりん組
男子9人、女子12人
宮古島市立上野保育所(砂川澄子所長)の年長きりん組は間もなく卒園だ。その多くは5年近くも通ってきた。それだけに担任の砂川美樹先生は感慨深げで「お互いを良く分かり合っています。言葉もたくさん覚え、それにつれて行動も活発になりました。けんかも起きます。でも仲直りは早いですよ。まとまりもあって落ち着いた年長さんです」とクラスの成長と絆の強まりを語る。
2013年3月14日(木) 22:30 [美ぎ島net]
歌三線で心をひとつに/さんしん(3月4日)の日
民謡でつなぐ先人の熱い思い
沖縄芸能文化の原点「三線」は、今や気軽に入門することができることから、子どもたちや高齢者まで人気があり、教室も増えた。県内では歌三線でみんなが一つにつながることを願って3月4日の語呂合わせで「さんしんの日」とした。今年21回目を迎える「さんしんの日」は、沖縄宮古民謡協会(天久勝義会長)の創立40周年記念行事で行われた「とうがにあやぐ」歌碑建立除幕式に合わせ、郷友や宮古民謡保存協会(友利元誠会長)、宮古民謡協会(川満健功会長)の合同演奏がカママ嶺公園で行われ、園内に歌三線の哀調を帯びた音色が響いた。この日は、方々の教室でも三線を楽しむ風景が展開された。
第21回「ゆかる日 まさる日 さんしんの日」(主催・琉球放送ほか)は、全国各地で周知され、今では身近なものとなった。また昨年11月、三線が県伝統工芸品に認定されたことから沖縄を代表する楽器として、また精神文化を象徴する工芸品として評価されている。
三線のルーツは赤犬子といわれ、500年前、歌三線の始祖ともいわれる吟遊詩人によって流布した。折りに触れ、即興の歌を手製の三線(クバの葉の茎で棹を、幹でボディを、馬のしっぽを弦にして作った)で優れた歌を作ったと伝えられている。
宮古民謡は、以前は手拍子で歌われており、三線が入ってきたのは100年前だといわれている。楽譜の工工四(クンクンシー)は18世紀ごろ、琉球古典音楽の演奏家だった屋慶比朝寄(1716-1775)が当時の中国で使われていた工尺譜などを参考に考案したといわれ、その後、三線が普及した。
現在、宮古民謡協会は、理事役員20人、教室が11カ所、生徒数が100人余といわれている。最近会長に就任した川満さんは「宮古民謡の向上は、宮古のPRにもつながる」と話し、普及発展に期待を込める。
宮古民謡保存協会は、理事役員20人、教室が12カ所で生徒数が約120人。友利会長は「各教室には本土の皆さんが増えた。地元の皆さんには自分の大切な文化だという誇りをもってほしい」と話す。
「さんしんの日」の由来
キャッチフレーズの「ゆかる日」は、佳かる日(めでたい日)、「まさる日」は優る日・勝る日の重ね言葉。生みの親は前琉球放送ラジオ放送部局長の上原直彦さんで、沖縄中をひとつに出来るものはないか考え、長年の構想を実現させた。発想はラジオの時報音だった。1992年の第1回から、公開生演奏(午前11時45分~午後9時まで)を展開、時報音は正午から午後8時までの9回で「かぎやで風」を演奏するというもの。これまで、沖縄県内だけでなく、福岡、長野、大阪、神戸、名古屋、神奈川、東京、札幌、ハワイ、シカゴ、ブラジル、ロサンゼルス、南アフリカ、インド、フランス、北京、タイ、上海、ドミニカ共和国など電話で各国をつなぎ交流している。
2013年3月14日(木) 09:00 [スポーツ]
草野・尾崎ペアが宮古合宿/ビーチバレー
五輪代表の白鳥さん指導
ビーチバレーの日本ツアーポイントランキング1位の草野歩さん、尾崎睦さんのペアが宮古合宿を行っている。指導するのは現役兼コーチでロンドン五輪に日本代表として出場した白鳥勝浩さん。主に下地与那覇の前浜ビーチでトレーニングし、基礎体力と技術の向上に努めている。
2013年3月14日(木) 09:00 [社会・全般]
戦跡の文化財指定を/砂川小6年生
「平和の尊さ後世に」/学習成果基に市教委に要請
2013年3月14日(木) 09:00 [社会・全般]
観光関連の災害時対策学ぶ/県観光危機管理セミナー
危機時のコミュニケーションで/高松氏(JTB総研)、ウォルビーク氏が対談
県の観光危機管理モデル事業として行われている「沖縄観光危機管理コミュニケーションセミナー」が13日、市内のホテルで開かれ、同事業を受託しているJTB総合研究所観光危機管理研究室長の高松正人氏が講演した。また、観光危機管理の専門家として世界的に名高い、PATA(太平洋アジア観光協会)緊急タスクフォース会長のバート・ヴァン・ウォルビーク氏が来島し、高松氏と対談を繰り広げた。
2013年3月14日(木) 09:00 [政治・行政]
2月補正、賛成多数で可決/県議会
一般会計331億2627万円
【那覇支社】開会中の県議会(喜納昌春議長)2月定例会は13日、仲井真弘多知事より先議提案のあった2012年度一般会計補正予算案331億2627万2000円を賛成多数で可決した。採決では国直轄事業の中城湾港整備事業について、修正案を求めた15人(社民・護憲8人、県民ネット5人、社大2人)が退場したが、賛成26、反対4の起立多数で可決した。
2013年3月14日(木) 09:00 [教育・文化]
「自主性と目的意識を」
宮高で出前講座開く/愛媛大・菅原教授
宮古高校は12日、愛媛大学農学部の菅原卓也教授を招いての出前講座を同校視聴覚室で開催。菅原教授は自身が取り組む研究内容を紹介するとともに、大学で研究を行う上で必要なものとして「自主性と目的意識を持つ」ことを挙げた。
2013年3月14日(木) 09:00 [産業・経済]
ゴーヤーの新品種開発/県農研センター
14年度から普及目指す
県農業研究センター(糸満市)の谷合直樹研究員らが13日、ゴーヤーの新品種「研交6号」(仮称)の生育調査を宮古で実施した。同品種は11年度までに開発し、今年度から現場での試験栽培を始めた。試験を行うハウスは、県内の約15カ所(宮古5カ所)。試験結果が良ければ、2014年度から普及に取り組む。