「産業・経済」 2013年10月のニュース一覧
2013年10月31日(木) 09:00 [産業・経済]
宮古産は品質にばらつき/マンゴー栽培講習会
技術レベルの横並びを
ブランド産地形成で助言/JAの一山顧問
宮古島市農政課は30日、マンゴー栽培講習会を市役所上野庁舎で開いた。講師はJAおきなわ南部地区営農振興センターの一山幸博顧問と県宮古農林水産振興センター農業改良普及課の渡久山みきさん。一山さんは農家一人一人の栽培技術が高いレベルで横並びしないとブランド産地は形成できないと強調した。
2013年10月30日(水) 09:08 [産業・経済]
前期比倍増604㌧/13年産マンゴー島外出荷量
来年は835㌧見込む/青果物流通対策推進協
2013年産マンゴーの島外出荷量は604㌧と前期の274㌧と比べ倍増。14年産はさらにその1・4倍の835㌧を見込むことが、29日の宮古地区青果物流通対策推進協議会(前田幹男会長)で報告された。会議では急増するマンゴーの円滑流通のため来期も、船舶・航空複合輸送をより本格化させる方針を確認した。
2013年10月30日(水) 09:03 [産業・経済]
8人の上位入賞期待/県畜産共進会
地区農業振興会 出品者を激励
第39回県畜産共進会出品者激励会(主催・宮古地区農業振興会)が29日、JA宮古地区本部大ホールで行われ、11月8、9の両日に糸満市の南部家畜市場で行われる同共進会(種畜部門)に出品する宮古島地区代表牛の所有者8人の上位入賞祈願し、激励した。
2013年10月26日(土) 09:00 [産業・経済]
ガソリン 輸送費補助拡大
来月から県 増額分は値引きへ
県は油槽所のある宮古や石垣島などと比べてガソリンなどの石油製品の販売経費が比較的高い多良間島や伊良部島など県内各離島への輸送費補助を、11月1日から拡充する。現行の倉入料(仕入れ分の補助額)1㍑当たり0・75円を多良間島の場合は12円、伊良部島では2円にそれぞれ見直す。本島、離島間の石油製品価格差縮小を目的とする措置で対象は揮発油、灯油、軽油、A重油。県は在庫調整を勘案し、同月15日以降補助増額分の値引き販売を求めている。
2013年10月25日(金) 09:00 [産業・経済]
来年度に再整備へ/市海業センター
漁業者の育成主眼
老朽化した宮古島市海業センター=平良狩俣=の再整備方針を検討している委員会(村吉順栄委員長)の第2回専門委員会が23日、市役所平良庁舎で行われた。同センターの業務は現在、種苗生産や放流が中心だが、改築後は養殖漁業者育成や技術向上支援に重点を置く。今後、施設内容を具体的に詰め14年度の事業着手を目指す。
2013年10月23日(水) 09:00 [地域・暮らし, 政治・行政, 環境・エコ, 産業・経済]
新ごみ処理施設着工/敷地造成始まる
関係者集い地鎮祭
長年の懸案事項だった新ごみ処理施設の敷地造成工事が22日、現施設=平良西仲宗根=に隣接する建設用地で始まった。敷地面積は2万6300平方㍍と、現施設5000平方㍍の5・26倍。新焼却施設は敷地造成と設計を終え次第、工事に入り、2015年度の供用開始を目指す。
2013年10月19日(土) 09:00 [産業・経済]
展示農園、来月開園/東急グループ「まいぱり」
熱帯果樹園など設ける
東急グループの東急電鉄と宮古観光開発は18日、記者会見し、同グループが所有する与那覇前浜後背地の中央エリア25㌶にガイド付き遊覧カートで周遊する展示農園「まいぱり」を開園すると発表した。敷地内に熱帯果樹類の生産農園を設け、「見て」「触れて」「味わう」ことのできる施設として営業する。11月17日に開園する予定だ。
2013年10月19日(土) 09:00 [産業・経済]
下地島空港活用を要請
市長がJAL、SKYを訪問
下地敏彦市長は17日、東京にある日本航空(JAL、植木義晴社長)とスカイマーク(SKY、西久保愼一社長)の本社を訪ね、下地島空港での実機訓練実施などを要請した。それに対しJALは空港使用料見直しについて県へ要請中で回答を待っている状況と説明。SKYは現状では使用する考えはないと回答した。
2013年10月18日(金) 09:00 [産業・経済]
多良間村で事業化へ/国営かんがい排水事業
早ければ18年度に着工/国、水利用農業など調査
【多良間】多良間島の地下にレンズ状にたまる地下水をくみ上げて農業用水に使う計画を進める沖縄総合事務局土地改良総合事務所は16日、農家を対象に事業説明会を開いた。現在は事業採択を視野に取水可能量や島の水利用農業のあり方などを調査している段階。着工は事業化にめどが付き次第、早ければ2018年度ごろになる。
2013年10月17日(木) 09:00 [産業・経済]
上半期販売額14億5000万円/13年度競り
子牛1頭45万円の高値/取引頭数は233頭減
宮古と多良間を合わせた2013年度上半期(4~9月)の肉用牛競り取引額(子牛、成牛計)は14億5054万円と前年同期を1億7390万円(13・6%)上回った。JAおきなわ宮古地区畜産振興センターがこのほどまとめた。
2013年10月12日(土) 09:00 [産業・経済]
管理機使用で1割増産/キビ株出研修会
反収目標7~8㌧示す
サトウキビ株出管理機を使ったら、生育本数が約1割増えた。そんな成果が、11日に下地洲鎌のキビ畑で行った管理機オペレーター対象の現地研修会(宮古地区さとうきび技術員会主催)で明らかになった。平良正彦技術員会長は「早期管理で10㌃から7~8㌧取ってほしい」と目標を示した。
2013年10月11日(金) 09:00 [産業・経済]
JA出荷場が起工/平良野原越
来年4月に供用開始/島内農産物を一元管理
宮古地区におけるJAおきなわの新しい農畜産物集出荷貯蔵施設の建設工事が10日、平良西里(野原越)の旧宮古農業改良普及センター西側で起工した。2014年4月に供用を開始する。これまで四つの支店に搬入されていた農産物を一元的に管理し、品質の統一を図る。起工式には多数の関係者が出席、工事の安全を祈願し、新工場の竣工に伴う野菜、果樹生産の一層の振興に期待を込めた。
2013年10月10日(木) 09:00 [産業・経済]
上半期は20万5434人/13年度入域観光客数
前年度比6117人増/2期連続40万人超に期待
市観光商工局のまとめによると、宮古島への今年度上半期の入域観光客数は20万5434人で、年間で41万人を達成した2012年度の上半期と比較し6117人(3・07%)上回る結果となった。同局ではスカイマーク(SKY)就航による航空運賃の低価格化や島外での誘客活動の効果が表れているとの考えを示すとともに、2期連続での40万人超えに期待を寄せる。
2013年10月10日(木) 09:00 [産業・経済]
上野野原に建設へ/新食肉センター
都計審 計画案に同意
宮古島市都市計画審議会は9日、新会長に下地義治氏を選任後、2013年度の第1回会議を開き、新宮古食肉センターの建設位置を「上野字野原1190の187(旧家畜競り市場跡地)」とする都市計画案に同意した。敷地面積は2790平方㍍。建設予定地は市長への答申、県知事同意後の「都市計画決定の告示」により正式決定する。新食肉センターは14年度着工、15年度中の供用開始を目指す。
2013年10月10日(木) 09:00 [産業・経済, 社会・全般]
再来年10月めどに運航/多良間-石垣線
第一航空、村長に計画示す
【多良間】小型航空機などを運航する第一航空(本社大阪)の西川昌伸社長と木田準一副社長は9日、多良間村役場に伊良皆光夫村長を訪ね、航空路線が廃止されていた多良間-石垣線を2015年10月をめどに運航させる計画を示した。9人乗りと19人乗りを併用する予定で、西川社長は「空港内窓口や保安室の利用など、クリアしなければならない問題は多々あるが、1日でも早く運航できるように努めていきたい」と話した。
2013年10月9日(水) 09:00 [産業・経済]
30人で再スタート/市いも生産販売組合
宮古島市いも生産販売組合(上地雅己組合長)がこのほど、販売計画に基づく安定出荷に向けて再スタートを切った。組合員は約30人となり、前期の約130人から大幅に減少した。8月の総会で継続審議とされていた2013年度活動計画も検討会で決定、最低毎月7㌧、年間84㌧の出荷を目指す。市は農薬への補助を検討。次年度実施に向けて協議を開始した。
2013年10月9日(水) 09:00 [産業・経済]
訓練継続、実施を要請
市長が航空3社に/下地島空港利活用促進
【那覇支社】下地敏彦市長は8日、全日空(ANA)沖縄支店と日本トランスオーシャン航空(JTA)・琉球エアーコミューター(RAC)を訪ね、下地島空港での実機訓練の継続および実施を要請した。下地市長は「下地島空港が訓練飛行場として続くかの瀬戸際にある。県も継続の方向で各航空会社に使い勝手の良い形で働き掛けている」と述べ、今後とも県とともに同空港の利活用促進を積極的に要請していく考えを強調した。
2013年10月8日(火) 09:00 [地域・暮らし, 産業・経済]
農業被害1億7500万円/台風23号
キビが95%占める
5日の昼すぎから6日の昼すぎにかけて約23時間、宮古島地方を暴風域に巻き込んだ台風23号に伴う農業関係の被害額は1億7500万円(宮古島市1億5600万円、多良間村1900万円)=速報値=に上った。作目別の被害額はサトウキビが1億6600万円と最も大きく、全体の95%を占めた。宮古島市や多良間村などが7日発表した。
2013年10月6日(日) 09:00 [産業・経済]
野田の肥育牛優秀4席/県枝肉共進会
肉質の良さアピール
平良狩俣の野田にあるJA宮古肥育センターから第39回県畜産共進会の枝肉部門(4日、南城市県食肉センター)に出品した肥育和牛が、30頭中上位4位の「優秀賞4席」に入った。枝肉格付けランクは最高の「A5」。枝肉重量は目標数値の「445~465㌔」を上回る472・2㌔だった。
2013年10月4日(金) 09:00 [産業・経済]
福東、川満でフェロモン防除/キビの害虫イネヨトウ
生息密度低減実証へ/県農研センター宮古島支所
試験圃場80㌶設置
県農業研究センター宮古島支所は、サトウキビの茎を食い荒らすイネヨトウやカンシャシンクイハマキなどメイチュウ類の生息密度低減を目的にフェロモンを使った防除試験を2日、城辺福東と下地川満の畑で開始した。同試験は昨年(平良福山、城辺比嘉)に続いて2年目。今年の試験圃場面積は80㌶(福東40㌶、川満40㌶)と、昨年の40㌶(福山20㌶、比嘉20㌶)と比べ倍増した。
2013年10月1日(火) 09:00 [産業・経済]